【番外編】腐った化学反応の行く末

【番外編】腐った化学反応の行く末

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先週のことです。
外出しており、新聞料金の集金に対応することができませんでした。
郵便受けに、電話して欲しい旨の書き置きを発見。

電話したところ、

私 「◯☓司法書士事務所です」
相手「はい」
私 「…」
相手「…」

私 「新聞料金の件で」
相手「はい」
私 「…」
相手「…」
私 「…」
相手「…」

私 「電話するように、とのそちらの指示で掛けました」
相手「はい」
私 「…」
相手「…」
私 「…」
相手「…」
私 「…」
相手「…」
私 「…」
相手「…」
私 「…」
相手「…」

私 「新聞料金の件です」
相手「はい」
私 「…」
相手「…」
私 「…」
相手「…」

「はい」しか言わず、コミュニケーションをしようと言う気がカケラほども感じられないこの相手。
新聞販売所のオーナーの親族の女性です。
本当に愛想が悪く、会話する度に嫌な思いをします。

「領収書下さい」
とお願いしたら、
「はい」
と言って…領収書を書こうともしない。
3回ほど
「領収書下さい」
と言ったら、眉間にしわを寄せ、こちらの睨みつけ、領収書を探すところから始める。
名刺を見せたら…5回も書き損じ…結局領収書をもらうのに15分ほど掛かります。
顔を見るのもイヤなので、なるべく関り合いになりたくはないのですが、折込チラシを持ち込む時に、遭遇してしまいます。

オーナーの息子さんらしき方は、非常に礼儀正しく、丁寧な接客なので、
「またお願いしたい」
と思い…

この女性(おそらくこの息子さんの母親らしき人)に遭遇すると、
「二度と来たくない」
と思います。

とはいえ、この地域における新聞販売店は、ここだけ。
イヤでも、折込チラシの依頼にはここにするしかありません。

家族経営で、オーナーの親族。
誰も口出しできません。
どれだけ横柄で、感じの悪い接客や電話対応をしていたとしても、従業員は誰も文句言うことは出来ません。

18年ほど前の話です。
私が学生時代、コンビニバイトをしていた時のこと。
非常に素行の悪い、オーナーの息子がいました。

店の商品を勝手に持って行き、無断で飲食するのはごく当たり前。
お金を払うときも、稀にあります。
酷い時は、レジ脇の募金箱からお金を出して、支払いをしていました。

募金箱のお金を堂々と私的に使う、モラル感覚は…終わっています。
思わず、フランチャイズの本部に通報したところ…私が通報したのがわかったのでしょう。
私がレジ打ちしてる目の前にやってきて睨みつけ、募金箱にお金を叩き込んでいきました。

当時の私はバイトであり、いつ辞めようか考えていたので、首になろうと全く気にはしません。
また、フランチャイズ本部、というオーナーよりも権限のある機関があります。
かつ、コンビニフランチャイズですので、そこに競争があります。

一方。
このオーナーの親族らしき女性。
横柄な接客について、職場の誰もが口を出せないでしょう。
親族ならば口には出せますが、改善は見込めません。
オーナーが、妻に口うるさく言ったところで日常生活の延長線上の人間関係になってしまいます。
そこはビジネスの場なのに、です。

ビジネスにおける、家族経営は、一歩間違えれば致命的です。
そして、今回の新聞販売店の場合は、もうどうしようもありません。
なぜなら、競争がないからです。

ネットの普及で、新聞の購読数そのものは減少傾向にあります。
だからといって、来月に購読者の半分がいなくなる…ということにはならないでしょう。
競争相手がいないから、直接的にシェアが奪われるということもありません。

ぬるま湯に浸かり、徐々に徐々に悪化しているのです。
今すぐに思い切って改善…という必要性を感じにくい状況です。

そんな状況下で、スタッフの家族を切って、外部から人を雇う…という気になれない、というのは無理もありません。

そして…少しずつ滅びに向かっていくのです。

競争がない中で、家族経営のぬるま湯。
腐った化学反応という他ありません。

では、どうすればいいのか。
この問題に対し、「億万長者メーカー」と称えられる、全米屈指のコピーライター・マーケティングコンサルタントのダン・ケネディは、彼のインタビュー音声「レネゲイドミリオネア」の中で、興味深い実例を解説しています。

あるミリオネアが、貧しい親族を扶養しなければならなくなった時、
「どうせお金を払わなければならないのなら、働かせればいい」
と思ったそうです。

とはいえ、非常に無能な親族で、態度も悪いため、
【絶対に他の従業員や顧客と関わることのない場所に隔離して、そこで朝から夕方まで単純作業させている】
とのことです。

解決策の一つ、それが隔離です。
絶対に、他のスタッフや顧客と関わる仕事はさせてはいけないのです。

立場上、どうしても親族を雇用しなければならない時…有能であれば、問題ありません。
無能で、他にどこにも勤務せず、事実上の扶養、という立場で親族を雇わなければならないならば。
一つの方法が隔離です。
解決方法の一つとして覚えておくと、役に立つ…かもしれません

売上を上げる特効薬の一つとして…無能な人を、従業員や顧客の前から隔離する、というのは極めて効果的な手段です。
従業員なら解雇もできますが、出来ない場合に活用して下さい。

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