この前の3連休のことです。
完全に引きこもって,家から一歩も出ませんでした。
金曜日の朝に顔を洗って以来,そのままです。
つまり…放置した結果,ヒゲがだいぶ伸びました。
その写真をアップするのは,ハラスメント行為になったら申し訳ないので,代わりにカピバラの写真をアップしておきます。
冗談でも何でもありません。
Facebookのハムスターの投稿グループで,おっさんの耳をかじるハムスターの写真がアップされました。
そのハムスターの背景には,ドアップのおっさんの顔が。
即刻,その投稿写真をスパム報告して非表示へ。
かわいいハムスターの写真を見たいのであって,醜いおっさんのドアップ顔写真を見たいわけではないです。
ということで,写真はヒゲです。
3日間剃らなかったので,かなりヒゲが伸びました。
きちんとこのヒゲを整える技術があればいいのですが,このままではただの無精ヒゲ。
連休明けと共に全部剃りました。
ヒゲで思い出すのは,店名に「ヒゲ」という言葉が入っている,ある飲食店です。
その店で飲食するにあたって,ヒゲが生えている人は「ヒゲ割引」なるものがあるようです。
ただし,無精ヒゲは禁止だとか。
なかなか興味深いオファーです。
別の有名な例としては,プロ野球。
特定のチームを応援する店主が,店内をそのチームのグッズで飾り立てて,そのチームを応援するファンをメインに集客する,というものです。
あるいは,プロレス好きの店主が,店内を…と同じような感じです。
意外と見落としがちな考え方です。
単純に,自分の趣味嗜好と合致する人を集客する。
これがやっていて楽しいし価値観が共有しやすくなります。
顧客とのトラブルは減るでしょう。
また,口コミも起きやすくなります。
なぜなら,「類は友を呼ぶ」からです。
カピバラ好きな私の周りには,やはりカピバラ好きが何人もいます。
この例では…私がしょっちゅうカピバラの写真ばかりをFacebookにシェアしているからかもしれませんが。
このように,特性の趣味嗜好から親近感を演出する手法を
「アフィニティマーケティング」
などと言ったりします。
定義【アフィニティ(Affinity)】
強い好み, 親近感, 相性のよさ
このアフィニティマーケティングは,セグメント…つまり顧客の分類や絞り込みに使うことができます。
特定の野球チームファン,という絞り込みをする,という感じです。
ここでのコツは,ニッチに絞ること。
例えば,「男性専用」や「女性専用」などといった,ざっくりとした絞り込みは効果を発揮しません。
プロ野球の「◯◯チームファン」というように絞り込むからいいのです。
特に,そのチームの本拠地ではないところのほうが,よりニッチになるでしょう。
ニッチになれば,少ないから覚えてもらえるようになるのです。
冒頭のヒゲ割引も,アフィニティマーケティングの一種です。
もちろん,ヒゲがはえている人に絞り込んでいるわけではないですが,店名と,ヒゲ割引はセットで覚えてもらいやすくなる,という効果があります。
最後に。
この手のアイディアは…基本的に考えて実行するだけならほとんどコストは掛かりません。
しかも,失敗してもたかが知れています。リスクはほぼありません。
やったものがちです。
ぜひ挑戦してみてください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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