値下げをせずに価格を下げる方法

値下げをせずに価格を下げる方法

値下げをせずに価格を下げる方法
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この前,ネットで見かけた,クイズのような問題です。
私立小学校の入試問題なのだとか。

確か,こんな内容だったと思います。

「同じ父と同じ母から生まれた同じ生年月日の子供が2人いる。
でも双子ではないのはなぜなのか」

私は真剣に考えて…
「離婚歴のある男女が,それぞれの連れ子がいる状態で再婚し,養子縁組した。その二人が生年月日が同じだったから」
という回答を考えました。
養子縁組をした以上,養親だろうが,実親だろうが,法律上は全く同じ扱いです。

…でもさすがにこれは小学生の入試問題,すなわち幼稚園児(もしくは保育園児)の回答ではないでしょう。

正解は,三つ子だから,という話だそうです。

さて,今日のテーマは,
「値下げをせずに価格を下げる方法」
です。

上記の問題と同じように,ちょっとした発想の問題です。
誰でも直ぐにできます。
分かる人にはわかります。

そうです。
販売数量を下げればいいのです。

例えば,2個セットで1万円のものを,バラ売りして5000円にすればいいのです。
値下げはしていませんが,価格は1万円の半分に下がりました。

非常にシンプルな価格のコントロール法と言えます。

ものでなくても構いません。
専門サービスなどで,
「高い」
と言われて手がでないから買えない人向けに,販売数量を下げる,ということができます。

例えば,カウンセリングのサービス。

2時間2万円のカウンセリングを「高い」と言われてしまうならば,1時間1万円で売ればいいのです。

あるいは…何かのスキルを身に付けるためのスクールで,1年コースのものがあったとします。
それを半年にして,
「初級コース」
とでも銘打って販売すればいいのです。

これは,アップセルに対するダウンセルの考え方です。

アップセルの例といえば,マクドナルドでハンバーガーを注文した人に,
「バリューAセットにしませんか?」
とアップグレードを促すものです。

ダウングレードを…敢えて例えるなら,
バリューAセットをセールスして,
「高い」
と言われたら,
「ハンバーガー単品はいかがですか?」
という感じでしょうか。

マクドナルドに例えると,さすがに非現実的です。
ですが,
「欲しくても買えない」
という高額商品を扱っている人はいます。

そんな人に対して,ダウンセルすることで,顧客に取り込むという考え方となります。

セールスに失敗して,そのまま放置するよりは,ダウンセルしてでも収益化したい,そんな時に使える手です

もちろん,正反対にも使えます。

すなわち,
「値上げをせずに価格を上げる方法」
です。
単純に販売数量を増やせばいい,ということになります。

今回は,ちょっとしたテクニック以前の話として紹介しました。

本来は
「高い」
という意見は,
「その商品の価値を十分に理解していない」
という意味になります。
すなわち,セールスにおいて,顧客は「高い」ということ自体は極めて自然なことだと言えます。
だからこそ,価格以上の価値をあることをきちんと示さなければ,買ってもらうことはできません。
これが原則です。

けれど…喉から手が出るほど欲しくても,それでもお金がないから買えない。
そんな場合もあるにはあります。
これはそもそも「ターゲットが間違っている」かもしれません。
もしかしたら売るべき相手ではないのかもしれません。
それでも…売るためにどうしたらいいのか。

何らかの事情で,収益化を急がなければならない時などに使える,ちょっとした戦術でした。

ですが…本来は,
「必要な人に必要な量を売る」
のが適切だと言えます。

半分しか売らないのは適切とは言えません。
あるいは…本来の量の倍を売るのも適切とはいえないでしょう。

あくまでも例外的なテクニックと捉えて,ご活用下さい。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
2〜3通りしか集客法を知らない。
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