東京に１泊２日でセミナー＆グループコンサルティングセッションを受講しに来ています。
たまたま…初日のセミナーと，２日のセッションで，まったく同じ話が出ました。
講師は全く別で，内容も示し合わせていないでしょうに…。
ということで，ただの偶然と捉えることもできますが，そこに何らかの意味があるのかもしれません。
せっかくですので，忘れないようにアウトプットとして，今日のブログの記事にします。
例えば，あるセラピストがいるとします。
はじめは副業としてはじめたセラピー。
月の売上が５０００円とか１万円，２万円の時期がずっと続いていて，停滞していました。
ですが，だんだん売上が伸びで，２０万，３０万，５０万と伸びていったとします。
ここでやるべきことは何でしょうか。
あるいは，絶対にやってはいけないことは何でしょうか。
ある意味，売上を伸ばすのは簡単です。
的確な広告宣伝さえすれば，必ず売上は伸びます。
ですが，多くの場合，広告宣伝を怠るがために，売上が伸び悩みます。
このカウンセラーの例だと，はじめは副業です。
資金はあるのかもしれませんが，手広くできるわけはありません。
実績も経験も少ない中で，下積みを繰り返していました。
その結果が，２万，３万の時期が続いたことです。
これは，会社員が副業で…ということですので，大問題というわけではありません。
問題はこの先です。
スキルも身につき，実績も増えてきました。
売上もどんどん伸びてきました。
５０万円とかまで行くようになれば…余裕を感じることがあるかもしれません。
その時にやってはいけないこと。
稼いだお金を浪費することです。
当たり前だと思うかもしれません。
ですが…実際にその通りにできるでしょうか。
ここでは会社員しながらの副業ですので，そこまでカツカツではないかもしれません。
ですが，もし思い余って，仕事をやめて起業してしまったらどうなるでしょうか。
月２万，３万の売上しかなかったらどうなるでしょうか。
爪に火を灯す生活になることは明らかです。
フリーターとして，どこかでアルバイトしながら，かろうじて生き延びる。
そんな生活を３年くらい続いて…ようやく売上５０万円くらいまでになったら…
これまで続けていたアルバイトをやめるかもしれません。
それはそれでありかもしれません。
では，そこで，贅沢をしない自信はあるでしょうか。
ランチは４００円以内…と決めていたところ，売上が５０万円になりました。
カウンセラーですので，仕入れ原価は掛かりません。
そんな時に…満漢全席，とまでは言わないでしょうが，
「今日はちょっと贅沢に，百貨店のレストランに行ってみよう」
とならないでしょうか。
特にこれまで倹約し続けてきただけに，その反動で，
「今はお金がないけど，でもそのうち買おう…」
と思っている「アレ」を買ってしまわずにいられるでしょうか。
売上が伸びてきた時に，お金を使ってしまうと…どんどん売上は下がるか横ばい。
良くて微増です。
売上が伸びてきたのならば，やることはただ１つ。
そのお金を広告に使うことです。
広告宣伝をして，更に売上を伸ばしてください。
これ以上，顧客を取ることもできず，値上げも現実的ではない状態まで価格を上げ…十分に欲しい収入に届きそうな状態になった時ならば，贅沢振る舞いもありでしょう。
お金の役割とは，ブースターです。
欲しい成果を早く出すための加速装置です。
繰り返します。
売上を上げるのは簡単です。
的確な広告宣伝さえすればいいのです。
…ただ，起業直後で，スキルもまだ未熟の状態においては，この
「的確な広告宣伝」
ができるとは限りません。
また，そもそも起業時はありとあらゆるリソースが少ないと言えます。
特に，お金が有り余っている，なんて人はいないでしょう。
だから，はじめは修行も兼ねながら，少しずつ努力してスキルアップをしていくのです。
時間がかかるのはやむを得ないかもしれません。
ですが，十分にスキルが身についた後は，時間を掛け続ける意味はありません。
そのときには，売上が上がっているので，その売上を使って広告宣伝すればいいのです。
儲かった実感が出てきたときこそ，要注意です。
…実は，冒頭で２日連続で違う人からこの話を立て続けに聴いた。
そんな話をしました。
ここまで書いて思い出しました。
そう言えば，一昨日もまた，別な人から同じ話を聴いてる…
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