好きなことを仕事にする功罪

好きなことを仕事にする功罪

好きなことを仕事にする功罪
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今年のゴールデンウィークは,いかがお過ごしだったでしょうか。

私は,近所のコンビニに行った以外は,ひたすら引きこもって仕事をして,ひたすらルームランナーの上でハムスターの如く走り,ひたすら本ばかり読んでいました。

特に,休日は事実上,司法書士関連業務が停止しますので,そういう意味ではとても気楽に仕事をしていました。

さて,ここで質問です。
あなたは,自分の仕事を楽しいと思っているでしょうか。
好きなことを仕事にしているでしょうか。

この,
「少なことを仕事にする」
というのは,非常に賛否両論って,様々な意見もあります。

例えば,全米屈指のコピーライターにして,億万長者メーカーと賞賛される,マーケティングコンサルタント,ダン・ケネディ。
彼は,好きなことを仕事にしたのではなく,
「今やっている仕事を好きになるようにした」
といったことを述べています。

このような意見もあるでしょう。

別の…ある著名な講演家,著述家の方は,
「好きな仕事で食っていけないなら,しょせんはその程度の人生だったということ。だから食っていけるかどうかを人生を懸けて挑戦する価値がある」
といった趣旨のことを述べておりました。

割りと頻繁に聞いたのが,
「好きなことを仕事にしてしまうと,辛くなる」
という意見。

一方,同じように…とまでは言いませんが,何度か耳にしたのが,
「好きなことを仕事にしてしまうのは,つらくはなる。けれど,好きでもないことを仕事にするよりはずっとマシである」
という意見です。

これらの議論について,何が正しい,何が正しくないtねということをここでまとめても仕方がありません。
人の数だけ正解があるのですから。

ということで,今日は好きなことを仕事としてやっていることの功罪について,私なりに思うことをまとめました。

一応,「功」の部分として紹介しますが,本当に「功」なのか「罪」なのかはわかりません。
人の判断によるでしょう。

ただ…確実に言えるのは,
「好きなことをやりつづけて,それを仕事として生計を立てられる人は,一部の人から蛇蝎のごとく嫌われる」
ということです。

定義【蛇蝎(だかつ)】
へびとさそり。人の恐れ嫌うもののたとえ。

好きなことをやって好きなように生きている人は…本当に嫌われます。
なぜなら,理由は2つ。
1つは,嫉妬されるから。
もう1つは,嫉妬してしまう人自身の醜い心の中を目の当たりにさせられるからです。

具体的には,上述の,
「好きなことを仕事にしてしまうと,辛くなる」
という考えを抱く人から憎悪されます。

なぜなら,その人は,好きなことを仕事にしてしまうことの辛さから逃げて,好きでもない仕事に甘んじた…つまり「妥協した人生」を日々過ごしている人です。

もし,その人の目の前で,アップダウンこそ激しく,安定した人生とはいえなくとも…本気で好きなことを仕事として取り組み続けている人がいたら…その人を目にする度に,

「お前はあきらめて,人生を妥協した人だ」
と,もう一人の自分が語りかけ続けてくることになります。

日本文化独特の考え方でもあるのですが,
「(誰かが見ていないくても)お天道さまが見ている(から悪いことはできない)」
という考え方に近いかもしれません。

つまり,他の誰かが何も言わなくとも,他でもない自分自身が,
「私は諦めた,妥協した人生を送っている」
ということをよく知っているわけです。ですが,そんなことはいちいち意識していられないので,忘れて目を背けて,日々の糧を得ようと,好きでもない仕事に取り組んでいます。

そんな人の前で…真剣に,好きなことを仕事にしようと取り組んでいる人がいたら…忘れたくとも忘れられず,心の疼きに耐え続けることになります。

だから,好きなことを仕事にしている人は,他の人生を妥協して諦めた人から嫌われるのです。

そういう観点から考えれば,好きなことを仕事にする「巧」の部分は,そういった妥協した人から嫌われる,という反応を通して,付き合うべきでない人をわかりやすく選別できることでしょう。
真剣に,好きなことを仕事にしようと…そして自分の人生に真剣に向き合っている人にとって,妥協して諦めた人と付き合ったところで価値はありません。百害あって一利なしです。

そんな人をわかりやすく選別できるのは,とてもありがたいことです。

一方。
「罪」
の部分です。これは一部の人にだけ該当します。

好きなことを仕事にしてしまうことで,「プロ意識」が希薄になる人がいます。
その結果,価値に見合わない値付けをしてしまうことがあります。
不当に安く売ってしまうのです。

その結果,顧客は増えるかもしれませんが,忙しくて利益は取りづらく,大変です。
いつの日か…好きなことも好きでなくなってしまうかもしれません。

あるいは,本当にそのサービスを必要としている人を,ないがしろにしてしまう可能性があります。

これが,「罪」の部分です。

最後に,大好きなことを仕事にする,ということは,価値を世の中に提供しているという大前提が必要です。

そうでなければ…テレビの前でポテチをかじりながらゴロゴロしていることを「好きなこと」と勘違いしてい住まう人もいる…かもしれないからです。

さて,ゴールデンウィークが空けて,明日から仕事です。
今の気分はいかがでしょうか。
明日から仕事だ,楽しみだ!
…と笑顔になれない方,そう思えない方は,自分の仕事やキャリアをどこかで見つめ直してみて下さい。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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