小さな小さな心の声を聞き逃してはいけない

小さな小さな心の声を聞き逃してはいけない

小さな小さな心の声を聞き逃してはいけない
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今日、札幌に向かって運転していたときのことです。
メジャーな幹線道路は混雑するため、なるべく裏道を…と思ったのが仇になりました。

いつも通る裏道が、台風による強風のため、倒木のおそれあり、ということで封鎖されていました。

…ならば、もう1本の裏道を、と思ったところ、その道に入る前の電光掲示板には、「通行止め」の記載はありません。
ならば通れるだろう、そう判断してその道を通行すること、およそ15分。
前方にトラックが止まっていて、動きません。

どうやら、その先に倒木があり、通れないようです。
仕方がないので、Uターンして引き返そうとしたところ…そこでも前方にトラックが止まっていて、動きません。

どうやら、来るときに通ったときは大丈夫だったのですが、私が通った後に木が倒れたようです。

倒木で先に進むこともできず、引き返したら、そこにも倒木。
閉じこめられてしまいました。

文字通り身動きがとれません。
圏外で電波も入らず、外部の状況もわかりません。

これが、サスペンスで有名な
「クローズドサークル」
というものでしょう。

ガソリンも残量に余裕があるわけではないので、エンジン停止。
気温は10度。凍えるほどではないですが、地味に寒いです。
外は相変わらずの強風と雨。
停車している車が、ガタガタ揺れています。

朝食は食べず…昼食も食べていません。
鞄の中には食べ物はなし。

まだ日中なのでそれなりに気温が上がっており、外もまだ明るいのが救いです。
また、同じように立ち往生している車が、周りにたくさんいるので、一人ではないというのもありがたいところです。

さて、本題です。
どうしてこのような状況になったのでしょうか。

理由は、
「裏道その2ならば通れる」
と判断し、かつ、裏道には行る前の電光掲示板に「通行止め」とは書いていなかったからです。

正確には、
「通れる」
という判断が、結果的には誤っていたから、ということになります。

もちろん、ただの一般人である私です。
神通力や予知能力はどは持ち合わせていません。

仕方がない、といえば仕方がないのかもしれません。
ですが、この状況は本当に回避できなかったのでしょうか。

いつも通る裏道が「倒木の【おそれあり】 通行止め」でした。
ということは、別の裏道も、通行止めになるおそれはあったのです。

それでも、裏道その2を選択したので、今このような状況にあります。

心の奥で、
「もしかしたら、裏道その2も通れない可能性はあるのではないか」
「今は通行止めじゃなかったとしても、この先倒木があるかもしれないじゃないか」
などと、チラッとは考えたのです。
それでも、その心の声を無視したのです。

理由はあります。
単に急いでいたから、というのがあります。
あるいは、裏道を通ったほうが景色がいいので走っていて楽しいというのもあります。
または、この悪天候で、メジャーな幹線道路を走ると、混雑することは予測できるので、うんざり、ということもあります。

これらの理由が、心の声を無視させたのです。

繰り返します。
一般人に、未来予知はできません。

ですが、経験と知識の積み重ねによって、未来予測はできます。
経験と知識の量が多ければ多いほど、未来予測の精度は上がっていきます。

例えば、天気予報。
過去何十年分のデータが蓄積されているので、目の前の天候や天気図を見たときに、精度の高い天気予報ができるのです。一説によれば、100%の天気予報もできる…らしいです。
残念ながら、100%レベルでの予測をするたの演算をするには、コンピュータの性能が追いついていません。
予測の演算結果が出るのが、予報する日の3日後になってしまうのだそうです。

話を戻します。
これまでに蓄積してきた知識と経験によって、ある程度の予測はできるのです。
「もしかしたら、この裏道その2を通るのはまずいかもしれない」
といった感じです。

裏道はさておき。
例えばマーケティングにおいて、このキャンペーンはうまく行くのかどうか。
それを判断するには、ある程度の知識経験がそろっていれば、それなりの精度で判断できるはずです。

ただ、いろいろな要因が、その精度を鈍らせてしまうのです。
小さな小さな心の声を聞き逃したり、無視してしまうのです。

「もしかしたら、このオファーは興味が引けないのではないか」
「このターゲット層に対して、このサービスではニーズを満たせないかもしれない」

こういった、小さな声に耳を傾けることで…痛い目に遭わずに済むのです。

単に心配性から出るメッセージと、賢明な心の声との区別は…慣れるしかないでしょう。
まずは、心の声に耳を傾けてみてください。

余談です。
今このブログの記事が、今日アップされている以上、無事脱出できました。

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