時流に乗る販売法の注意点

時流に乗る販売法の注意点

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何かを調べるついでに、たまたまAmazonを見ていた時のことです。

健康法カテゴリの一位に、
「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という書籍が上がっていました。

ネット記事で、この本を紹介されていたので、Amazonでこの本のページを見て、
「一位になるくらい売れているんだなぁ」
と思った次第です。

Amazonの面白いところは、何よりもレビュー。
かの世界ナンバーワンマーケティングコンサルタントのジェイ・エイブラハムも、Amazonのレビューは活用するように、と言っています。

この本のレビューを見ると…一位の本にしては、レビュー数が5件と少なく、評価も平均★3.6と、さほど振るいません。

原因の一つに、書いてある内容の実践をすることについて、難易度が高いようです。
※実際にこの本を呼んでいるわけではないので、あくまでもレビューを見た限りでの私の推測です。

さらに、その難易度を上げている原因の一つに、書籍に書いてある食材を入手するのが困難であることが挙げられていました。

実際、私自身も、5年ほど前ですがある健康系の書籍を見て、実践しようと思ったのですが、指定の食材が見つからず断念した記憶があります。

もし、食品を扱っている店舗が、この本を読んだとしたら…もしかしたらチャンスかもしれません。
Amazonでランキング一位ということですから、それだけ売れている本ということです。
しかし、実践には、指定の食材がなくて困難ということのようです。

今、需要と供給においてギャップが起きています。
多くの場合は、需要<供給になっており、コモディティ化が起きて、値段競争になってしまいます。
ですが、この書籍指定の食材については、現状、需要>供給になっています。
欲しいけれど手に入らない、という人のほうが多くなっています。

そんな時に、オンラインショップかなにかで、指定の食材での販売を始めたならば、売れるかもしれません。
この書籍指定の食材、と銘打っていけば、「書籍」の権威も活用できるでしょう。

個人的に思うこととしては、時流に乗るビジネスは、一時的なものである、ということです。
飽きっぽい日本人ですから、このブームはすぐに去るでしょう。
チャンスは一瞬です。
…そのチャンスを狙い、一発逆転の発想を身につけるべし、ということではありません。
そのたまたまのチャンスを掴むことが出来たなら。
そこで稼いだお金をきちんと再投資すべき、ということです。

一生ブームで稼ぎ続けることは出来ないのです。
たまたまブームに乗って稼ぐことが出来たなら、そのキャッシュを使って、さらに流行に左右されない商品開発や、顧客リストの充実などの投資に回すべき、ということなのです。

一番の問題は、ブームに乗って稼いだお金を、あぶく銭として使ってしまうこと。
すると、最悪の「一発逆転の発想」だけが身についてしまいます。
「あの時は稼げたのになぁ」
と思うだけで、うまい儲け話ばかりを探し、日常なすべきマーケティング努力を怠ってしまうようになるのです。

ではどうすればいいのか。
日頃から、リストを作っておけばいいのです。
言い回しが酷いですが、
「あぶく銭が入ったらやることリスト」
というものです。

新商品開発かもしれません。
新しいHP制作かもしれません。
あるいは、新しい広告メディアに出稿かもしれません。

絶対に成果が出ないとまずい、というキャッシュフローの状態では挑戦できないような、でもやればいいだろうと思えるような行動をリスト化しておいて下さい。

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