歴史の積み重ねの中から「お宝探し」

歴史の積み重ねの中から「お宝探し」

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平成28年5月15日。
この日は何の日でしょうか。

昭和41年5月15日に始まった、国民的人気番組「笑点」の50周年記念日です。
私の家には、録画設備がないので、見たい番組はオンタイムで観るしかありません。
ということで、今日は夕方5時からテレビの前に座って、スタンバイ。

50周年記念ということで、過去の掘り出し物映像や写真などがたくさん放映されていました。
「う、歌丸師匠、若い!」
「まだ毛がある…」
などと笑いながら、あっという間に終わった1時間でした。

さて、今日のテーマは「歴史」です。

時間の短長はあれど、どんなビジネスでも歴史はあります。

時間の長さは相対的なもの。
どれだけ長くなるか、短くなるかは捉え方次第です。

若いころ、恋人と一緒にいる時間は…あっという間に終わったのではないでしょうか。
一方、学校の校長による朝礼の話は…長く感じたのではないでしょうか。

繰り返しますが、時間の長さは捉え方次第で変わるのです。

今のビジネスを始めてから、まだそれほど時間が経っていない…ということであれば、これも捉え方次第です。

それでも、まだ時間が短いと思うのであれば、簡単な方法があります。
目を閉じて5分経ったら開けてください。
それだけで、時間の長さを実感するのではないでしょうか。

ということで、あなたがビジネスを始めてからは「長い」のです。

長い、ということはそれだけ時間の積み重ねがあるのです。
量の多寡はあれど、何らかの積み重ねは必ずあります。

その、積み重ねてきたものに価値が有るのです。

先ほどの笑点の話であれば、単純に昔放映したものを再放送するだけで、それなりに視聴率が取れるのではないでしょうか。
…もちろん、時事ネタも混じっているでしょうから、解説も入れれば、当時の時代を学ぶ教養番組的な要素になるかもしれません。

それは、50年積み重ねてきたから出来ることです。

では、ビジネスではどうでしょうか。
これまでに行ってきた、積み重ねてきた、さまざまな何かを意識しているでしょうか。
そして、それを活用できているでしょうか。

一番シンプルなものは顧客です。

これまでの顧客が、そのまま積み重ねてきたものです。

私が、ある案件でコピーライティングの依頼を受けた時のこと。
クライアントに、
「これまでの累計販売個数はどれくらいですか?」
と尋ねたところ、わからない、とのことでした。

調べて頂いたところ、120万個を突破していたことが発覚。
コピーにおいて、「累計販売個数120万個突破」と書くのと書かないのとでは、説得力がまるで違ってきます。

一方、それほどまだ実績もないのであれば、その少なかったとしてもその顧客数がそのまま歴史となります。
この活用法はいろいろあるでしょう。
例えば「お客様の声」を取りたい、ということでインタビューする、という手があります。

「お客様の声」を10件なら10件、掲載できればそれは十分に価値があります。
また、顧客といろいろ話すことで、どんな需要を持っていたのか、自社はどんな顧客の需要を満たしていたのか、自社の強みはどこにあるのか…など、わかることはたくさんあるのです。

他には、紹介を求める…というやり方もあるでしょう。

顧客以外には…例えば、メルマガやブログを発行しているなら、それはそのまま使えます。
例えば、ブログでアクセスやコメント、「いいね」が多かった記事を集めて小冊子にして、販促ツールにすることも出来るでしょう。

あるいは、そのまま同じ内容をもう一度SNSに投稿するのも手です。
※ブログで同じ内容を何度も掲載するのは、SEO対策的にNGです。ただ、Facebookなどでは問題ないようです。

最後に。
漫然と時間を積み重ねるだけではもったいないもの。
出来る限り記録をとってください。
例えばチラシを撒いた場合、そのチラシの原紙や、データはあるかもしれません。
ですが、何件撒いて反応は何件で、成約率は何%だったのか…といったところまで、記録をとってください。

お客様の情報も、出来る限り集めてください。
その積み重ねが…同じ時間であっても、厚みのある歴史になるのです。

<予告>
6月29日(水)13時30分〜16時30分
東京から書籍を執筆した、あの東証一部上場のコンサルティング会社、船井総研出身のコンサルタントを札幌に招いて出版記念セミナーまた読書会等を企画しています。
参加者にとって最大の価値を得てもらうために、読書会がいいのか、それともセミナーがいいのか。
内容はまだ検討をしています。
ですので、まずは、この日時を空けておいてください。
なお、開催場所はこちら。
 
札幌貸し会議室まなBiz
http://mana-biz.jp/?page_id=

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