今日は自分自身がまだできておらず,実行途中の話です。
それは,あらたな商品開発。
コンサルタント等の,働く時間がそのまま売上に比例する,いわゆる「労働集約型ビジネス」において,この労働集約型を打破して収益を挙げていくための,商品開発のポイントについて,思うことを書いていきます。
まず,絶対にやらなければいけないのが,バックエンド商品の開発です。
よくフロントエンド商品と比較されます。
また,フロントエンド商品が「集客商品」と呼ばれ,バックエンド商品は「利益商品」とも呼ばれます。
たまに,セミナーだけで売上が立ってしまっているから,バックエンド商品を作っていない人も聞きますが,これはこれで論外,もったいなすぎるというほかないでしょう。
さて。
バックエンド商品のポイントは何か。
それは,
「顧客に最大の価値を提供することができるもの」
を言います。
もちろん,利益を確保できることも重要です。
それ以上に,この商品が最も顧客に価値提供できるものでなければならないのです。
例えば,これが,コンサルティングだったとします。
コンサルティング業をしている人ならわかるのですが…複数のクライアントに,同じことを解説する,という状況が生じます。
クライアントA,クライアントB,クライアントCの3名が,実は同じポイントで悩んだり困ったり,間違えたり,行動を止めてしまったり…という現象が起きます。
そこを手助けするのが,コンサルタントの仕事です。
ということは,Aさん,Bさん,Cさんに対して,同じアドバイスをする,ということになるのです。
もちろん,状況も違えば,クライアントも違うので,
「全く同じ」
にはならないかもしれません。
ですが,概要としては同じアドバイスになるのではないでしょうか。
…ということは,そこで提供する基本的な考え方を,「コンテンツ」として提供すれば,コンサルティング中に,そういった知識を教える時間を減らして問題解決に時間をよりつぎ込むことができます。
より成果が出やすくなるでしょう。
そして,もともと,このバックエンド商品は,もっとも価値があり,もっとも利益が取れる商品です。
つまり…価格帯が上がるので,誰もが買えるわけではありません。
そこで,現実的に買いやすい価格帯の商品として,この「コンテンツ」を販売する,ということができます。
毎月のコンサルティングだったら,高額でコンテンツで学ぶ,というくらいまでだったら,買える人もいるかもしれません。
これで,高価格帯商品と,低価格帯の商品のできあがりです。
もし,もう一つ商品を作るなら…低価格帯商品と,高価格帯商品の間…中価格帯商品とでも呼べるものでしょう。
役割としても,この高付加価値商品と,低付加価値商品の間に位置するものになります。
基本は,【なるべく】手間を掛けないこと。
実際に私が見たことがある例では,フォローアップを兼ねた,Webセミナーを開催する,というものがあります。
実際に,コンテンツを勉強していて分からなかった点。
行き詰った点。
これらを予めメールやフォームなどから送信してもらっておきます。
そして,定期的に,このWebセミナーで,それらの質疑応答に回答していく,というものです。
このフォローアップ参加権付のものを,中価格帯商品に据えることができるかもしれません。
話を戻します。
あくまでも,高価格帯と低価格帯が基本です。
ポイントは,高価格帯の商品は,労力を注ぎ込んで,高付加価値を実現すること。
低価格帯の商品は,なるべく労力を注ぎ込まないこと。
一番の資産は,自分自身の時間です。
誰に対しても,労働集約型として時間を提供することはできません。
ということは,時間を注ぎ込まずに,価値を提供して収益を上げる考え方が必要になってくるのです。
今日紹介した内容は,あくまでも一つの例です。
あなたのビジネスでも,
・時間を注ぎ込んででも,高付加価値を提供する高額商品
・いかに時間を注ぎ込まずに,収益を上げる低額商品
という2つのポイントで考えてみて下さい。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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