昨年はお世話になりました。
今年も,ブログ更新を続けて,お役に立てればと思います。
改めて,よろしくお願いいたします。
さて,正月です。
正月と言えば…何でしょうか。
あまり思い浮かぶものはないので,思い出したことを書きます。
それは,お雑煮です。
私がまだ実家にいた頃の話です。
正月と言えば,おせち料理に雑煮。
ですが,私は雑煮が大嫌い。
餅は,甘いものでないと食べられません。
甘くない餅はどうしても嫌いです。
きなこ餅,ぼた餅,おしるこなどは喜んで食べます。
ですが,磯辺焼きや雑煮の餅は,吐き気がするほど嫌いです。
ですが,実家にいた頃は,
「正月と言えば雑煮!」
と決めつけられ,必ず食べなければいけませんでした。
どうしても食べたくない。
でも,親は食べることを強制します。
そこで,私はとっておきの解決策を用意しました。
昔につちかった特技を発揮したのです。
小学生時代の給食において,プチトマトとか,プルーンとか,吐いたほうがマシなくらい嫌いな食べ物が出た時…当時は食事に関する人権意識などなかったので,残すことは許されませんでした。
その解決策が「丸飲み」です。
たまに失敗して文字通り嘔吐することはありましたが,本当に嫌い,でもどうしても食べなければならない時は,「丸飲み」で解決してきました。
そこで,雑煮の餅も,丸飲みすることにしたのです。
餅1個,文字通り,丸飲みにしました。
親に怒られましたが,雑煮の餅を味わうくらいなら,鼻をつまんで丸飲みしたほうがマシです。
これが…元旦の恒例行事となりました。
「雑煮の餅丸飲み」に成功する度に…言い換えると,のどに詰まらせて死なずに済む度に,
「ああ,今年も元旦を死なずに乗り切ったなぁ」
という実感を噛みしめていました。
そして…ある年から,私の雑煮から餅が消えました。
元旦の定番ニュースといえば,老人が餅をのどにつまらせる死亡事故。
案の定というべきか,今年も死亡者が出ているようです。
くれぐれも餅の丸飲みは本当に危険です。絶対に真似しないで下さい。
本当に餅の丸飲みは危険なのです。
ならば…餅を食べないために何をどうしたらいいのか。
命懸け以外の方法で,何かなかったのか。
当時の私は思いつかなかったので,やむを得ず丸飲みにしました。
人は障害に直面すると,どうしても視野狭窄になりがちです。
その障害を避けようとして,もっと酷い障害にぶち当たるかもしれません。
今回だったら,雑煮を味わず済みますが,窒息死するかもしれません。
あまりスマートな障害の回避法とは言えません。
もう少しクリエイティブな…とまでは言わなくとも,安全な解決策を考えたいものです。
障害というものは,教訓です。
そこから何を学べばいいのか,というものです。
目標設定をして,それに向かって進んでいく時に,障害にぶち当たります。
その障害を乗り越えれば,充実感や自尊心,自信が手に入ります。
障害を乗り越えられなかったら…そこに残るのは,教訓です。
その出来事から学んで,また何かの機会に活かせばいいのです。
特に,これは私の個人的な気質にもよるのですが,
「やりたいことをやる以上に,やりたくないことをやらないことを大切にすべし」
という考え方があります。
なぜなら,嫌いなもの,嫌なものを我慢すると,メンタルにダメージが蓄積します。
それを我慢すればするほど,自分が本当に望む,心から歓迎できるものに対しても,喜べなくなってくるからです。
本当に嫌な仕事は絶対したくないし,心から嫌いな人とは付き合いたくありません。
とはいえ,その仕事が嫌だから…といって投げ出すわけにはいかないでしょう。
あるいは,嫌いな人を殲滅するわけにもいきません。
ここで必要になるのは,いかに現実的にその障害をクリアするか,というkとです。
誤解を恐れずに,少々誇張表現します。
【大抵の】障害は,マーケティングで解決します。
繰り返します。
【大抵の】障害は,マーケティングで解決できるのです。
嫌な客は,マーケティングができれば相手にしなくて済みます。
マーケティングができれば,好きな仕事に集中することができます。
マーケティングができれば,概ねキャッシュの問題も解決します。細かい問題は【大抵の場合】お金で解決できるものです。
もちろん,お金だけでなんでも済ませばいい…という話ではありません。
単に,マーケティングができれば,選択肢が増えるということです。
具体的には,クレームばかりで根切り交渉がしつこい顧客A氏と,きちんとお礼を言ってくれて報酬を払ってくれるB氏,どちらを顧客にしたいでしょうか。
マーケティングに失敗すると,A氏みたいな人を顧客に迎えることになります。
その結果…どれだけ,モチベーションを下げることになるでしょうか。
経営者のモチベーションダウンは,ビジネスに対する「損害」そのものです。
マーケティングがうまく行けば,B氏のような方を多く向かい入れることができます。
その結果,どれだけモチベーションアップに繋がることでしょうか。
このように考えると,大抵の問題は,マーケティングで解決できてしまうのです。
雑煮の問題も,単純に家を出て,二度と実家に近づかなければいいだけの話です。
ただ,経済力がないがゆえに,親に扶養を受けなければならないので,雑煮に甘んじるしかなかったのです。
極論ですが,未成年だろうと,マーケティングを実践して収益を得ることができれば,さっさと親元からはなることはできたでしょう。
雑煮の問題はさておき。
2017年です。
本当にやりたいことをやりたいならば。
あるいは,本当にやりたくないことをやらないならば。
この一年間は,マーケティングを学んで実践してみてください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
2〜3通りしか集客法を知らない。
どうしていいかわからない。そんなあなたは,一度こちらをご覧ください。