こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業，
アップスタッツ経営研究会，
セールスコピーライターの飯山です。
この度の地震で被害に遭われた方，
心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く，もとの生活を取り戻す
ことができますよう，願っております。
震災の度に，
このような書き出しで
ブログを始めます。
そのたびに，
「次がない」
ことを願いつつ…
またこのような書き出しとなりました。
さて。
今日は震災とビジネスに関する
話をします。
あなたも，
きっと記憶に残っているかもしれません。
３．１１の東日本大震災の際は，
テレビCMが，ことごとく
ACのCMに切り替わりました。
社会全体が，
「自粛ムード」
でした。
実は…
この「自粛ムード」による
「消費の落ち込み」
が，日本経済へ…
そして震災復興へ
大打撃だっだ，という
話があります。
…ですが，
この社会全体の
「消費の落ち込み」
の中，
大きく業績を伸ばした企業があります。
具体的な統計データの
提示は省略して，
ざっくりお伝えします。
レンタルDVDの業界は
大きく業績を伸ばしました。
あとは…
インターネット通販の会社も
大きく業績を伸ばしました。
他にもあるかもしれませんが，
この２つから
ちょっとした
考えが見えてくるのでは
ないでしょうか。
レジャー施設等で
堂々と遊ぶこともできません。
ショッピングモールで
買い物を楽しむこともできません。
だから…
遊んでいる姿が
目にもつかない，
「レンタルDVD」
なのです。
そして，
ショッピングは主に
「ネット通販」
となるのです。
良い悪いの二元論は
一旦脇において…
マーケティング的に，
「顧客の欲求」
として考えたならば…
理解できるのではないでしょうか。
「自粛ムード」
により，
「快楽」
などでお金を使ったり
遊んだり…
という雰囲気が続き，
どんどん気分も落ち込み…
テレビを付ければ，
震災の悲惨さの報道，
原発事故に関する
何が正しいのだかどうなのか…
という報道ばかり。
これでは
「気が滅入る」
のも仕方がありません。
だからといって，
どこかに遊びに行くことすら
許されない，
閉塞的な雰囲気。
これが，
日本経済を
未曾有の危機に陥らせ，
復興を遅らせたのだとしたら…
今回の震災は，
３．１１までの深刻な悲惨さでは
なかったのですから，
文字通り
「ビジネス」
として一日も早く
「日常を取り戻す」
ことが大切なのではないでしょうか。
震災のあった昨日，
あるメールが届きました。
ある会社から，
震災の話から入って
そのまま売り込みにつなげた話です。
この会社自体は，
本社が大阪。
幸いにして，
大した被害はなかったようです。
ただ…
もしここで何か大きな被害があった時に，
会社として存続できるのだろうか…
という話から，
セールスへ話を展開させていました。
震災当日に…です。
実に素晴らしい「姿勢」です。
この姿勢が
どうして素晴らしいのか，
２つの点から解説します。
１．タイムリー
震災当日に，
すぐにメールで
セールスのメッセージを展開。
この
「機を逃さない」
姿勢は素晴らしいという他ありません。
震災から１週間経った後に
同じメッセージを送っても，
大して響くことはないでしょう。
この早さも素晴らしいですが，
それ以上に，上述の通り
「自粛ムード」
的な謎の「空気感」い抵抗して，
経営者としてやるべきことをやっている。
この点が，
「タイムリー」
という点に関して素晴らしいと言えます。
２．顧客目線でのタイムリー
確か，アメリカのコピーライター，
ジョセフ・シュガーマンの本に
書いてあった話です。
シュガーマンの元に，
しょっちゅう友人の
「生命保険会社の営業」
が訪れてはセールスを仕掛けます。
ですが…
シュガーマンは適当にあしらって，
保険に入ろうとしません。
ですが…
ある日突然，
シュガーマンはこの友人を
事務所に呼び寄せて，
契約したそうです。
今まで，事務所に来ては
売り込みを仕掛けられていたのを
あしらい続けたのに，
この時は彼自ら
「呼び寄せた」
のです。
なぜか。
２軒となりの家の人が，
４０代前半で，
ガンで亡くなったから…
だそうです。
今まで，
彼自身が病気になることに
リアリティを持てなかったのですが，
身近なところで実際に亡くなった人の存在から
「ガンで亡くなる」
ことにリアリティを感じたのでしょう。
自然災害で
ビジネスがダメになる。
そんなことは，
日本人であれば，
多かれ少なかれ頭の片隅に
入れていることです。
では…
そのために具体的に何か
対策を取っているでしょうか。
そんなこと…
目の前の
「タスク」
に追われて，
後回しになっているのではないでしょうか。
だからこそ，
震災の脅威を感じている
「このタイミングで」
セールスをすることが，
顧客のためになることなのです。
以上，
２つの点から，
「このタイミングで」
セールスプロモーションを
展開することが
素晴らしいのか，
という話をしました。
綺麗事は全部抜きにして…
経営者であれば，
自分の家族や従業員，
取引先…
そして顧客に対して
責任があります。
「自粛ムード」
という謎に「空気」に
打ち負かされずに，
やるべきことを日々
積み重ねていきたいものです。
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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