こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
9月6日。
午前2時過ぎ。
このときは,完全に日常でした。
当時のFacebookの記録によれば…
例によって,カピバラが14匹ほど
うじゃうじゃ写っている写真を
シェアしています。
午前3時過ぎ。
突然,強烈な振動を感じました。
引越し準備の最中だったため,
居間に布団を敷いていたのですが…
食器棚が,自分に倒れてくるのではないか。
そんな恐怖が脳をよぎったのを
今もよく覚えています。
2018年9月6日午前3時7分。
平成30年北海道胆振東部地震と
名付けられたこの地震。
東日本大震災でも経験しなかった,
震度5弱の揺れ。
あれから一年が経ちました。
あっという間の一年でした。
当時のことを振り返りながら,
今日お伝えしたいのは,
「当たり前ではない当たり前」
その中で,何を考え何をすべきか
についてです。
北海道で揺れを感じた人も,
そうでない人も…
日頃感じない
「災害」
というものに対して
目を向けていただきたいので
最後までお付き合いください。
赤信号に感動したあの日
…と言っても,
1年経ってしまい,
記憶は風化してしまっています。
特に記憶に残っているのは2つ。
消灯している信号機。
…のすぐ側で,
べっこりと凹んだ複数の車が
止まっていること。
要するに,
信号機が点灯していなかったがために,
起きてしまった事故だと
推測されます。
事故が起きた
「その日」
のうちに,
2時間ほど移動して,
札幌まで来たのですが…
私の記憶が正しければ,
「3回」
このシーンに遭遇しました。
すなわち,
3回も
信号機がないがために
車が衝突する
事故になっていたのです。
交差点をそっと駆け抜けながら…
全身が泡立つような恐怖を
何度も感じることになりました。
そして…
その先に,
大きな交差点があるのはわかっています。
運転しながら
「次の大きな交差点…どうしよう…」
と途方に暮れながら進行していくと…
お巡りさんが
交通整理してくれているのを見て,
全身の力が抜けるような
安堵を感じたのも
よく覚えています。
そして…
15分ほど走り,
次の市町村に入るかどうか…
その境目あたりで,
赤く輝く信号機を見て…
その赤い光に
感動したのもよく覚えています。
40年以上生きてきましたが,
点灯する赤信号に感動したのは
今のところ,このときが最初で最後です。
信号…という,
身近にあって当たり前なものが,
いざ無くなった時に
どれだけの恐怖と…
そして危険性をもたらすのか,
非常に思い知らされました。
北海道が誇るあの企業
数多くある,
道内の有名企業。
この地震を通して,
私の中で株が急上昇した
ある会社があります。
北海道のコンビニチェーン,
「セコマ」ことセイコーマートです。
車の運転席から見える,
真っ暗なコンビニ店舗。
セブンイレブン
ファミリーマート
ローソン…
全国区の
大手コンビニ店舗は,
入口がダンボールで
封鎖してあり,
店内は真っ暗です。
ただでさえ,
ブラックアウトして
真っ暗な町中で…
見慣れたコンビニ店舗まで
真っ暗だと,
気分も暗くなります。
が。
それでもセコマだけは
か細い光源を頼りに
店が開いていました。
別に欲しい物があるわけでもないし…
そもそも,
物流がストップして
商品もろくに補充されていない中で,
実際にセコマに行って,
何か買おうと
思ったわけではないのですが。
それでも,
明るさを感じたくなって,
車を停めて,
店内に入りました。
遠く離れた東京に本部がある
コンビニチェーンと違い…
札幌で,実際に被災している
中にあるセコマ。
現場でしかわからない何らかの覚悟が
あればこそ…
店舗を開けようという
決断になったのでしょう。
結局…
商品もなくなり,
翌日には店を開けられなくなった
店舗も出て…
地震から3日後くらいには,
大手コンビニチェーンも
開いている店がちらほら。
けれど…
一番揺れたその日。
情報も入ってこず…
今後の見通しも経たない,
一番,不安で辛くて苦しい時に,
どこのコンビニが,
道民の一番身近で寄り添ってくれたのか。
セブンイレブンでもない,
ファミリーマートでもない,
ローソンでもない…
セコマ…こと,セイコーマートです。
他の大手コンビニが開店して…
その直ぐ側でひっそりと
閉店しているセコマの店舗を見るたびに,
「あ,この店は地震当日に,
店を開けてくれていたな」
と思ったものです。
あれから一年経ち,何を備えているか
一年が経ちました。
今,震災に対してどんな
備えをしているのか。
…と言われたら,
正直,大した備えはしていません。
仕事場には,500mlの
ペットボトルを,7〜8本ほど
置いてあります。
自宅には…その数倍程度。
…くらいでしょうか。
十分な備え…
特に,今回問題になった
「大規模停電」
への備えは…
手元の充電池1個くらいでしょうか。
結局…
人間は
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
生き物なのです。
だからこそ,
それを「思い出す」きっかけは
必要なのです。
震災になると…
「なぜか」
自粛モードになりますが。
あれはかえって
経済を悪化させるだけ。
震災一年記念と銘打って,
どんどん充電池を売りまくる…
くらいのキャンペーンを展開したほうが,
多くの市民のためにもなるし…
そして,経済も活性化するのです。
結局…
震災があろうとなかろうと…
被災しようとそうでなかろうと…
今日という日は過ぎて…
明日という日はやってきます。
時間は流れていき…
人は今日を生きて,
明日も生きていかなければならないのです。
特にスピード感が凄まじい
現代だからこそ。
すぐに風化してしまう記憶を
忘れてしまわないためにも,
折に触れて,
過去の震災を思い返させて,
キャンペーンをやる…くらいで
ちょうどいいのでしょう。
震災は,過ぎた話です。
けれど…またいつどこかで
起こるでしょうからね。
震災のときこそ,
商売繁盛を願って
できることをやっていきましょう。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
白状します。
ぶっちゃけますが,私自身が
今日で一年だということを
すっかり忘れていました。
だからこそ,
次のキャンペーンは,
今月中旬…なんて言ってました。
けれど,
この流れで私自身が
キャンペーンを展開しないのも
どうかと思うので,
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震災が起きて…復旧までに時間を要しても
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