時代が変わっても生き残っていける会社と淘汰される会社の違い

時代が変わっても生き残っていける会社と淘汰される会社の違い

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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は,

「時代が変わっても生き残っていける会社」

についてお伝えしていきます。

 

前提として,
時代によって,変わるもの,
変わらないものがある,ということですね。

 

そして,
変わるものと変わらないものの
見極めを間違えると
大惨事になる…という話です。

 

この見極めを失敗しないためにも
しっかりご覧ください。

 

 

 

小売業界を変えたキャッチコピー

 

 

先日,
車で移動中,
ちょっとした用事で
セブンイレブンに立ち寄りました。

 

 

すると…
入口にこんなことが
書いてありました。

 

 

営業時間

7時-24時

 

 

ろくにニュースを見ていない
私でしたが,
営業時間で,セブンイレブンは
揉めていた…という話は
見覚えがあったような気がします。

 

 

ついに…
24時間営業では
なくなったということか…

 

調べてみたら,

 

 

コンビニ最大手の
セブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン)は
2019年、時短営業の実証実験を実施した。

セブン本部は当初、
直営店だけで行う予定だったが、
フランチャイズ加盟店からの要望もあり、
小規模とはいえ加盟店も実験に加えた。

 

脱24時間で息吹き返したセブン加盟店、密着ルポで迫る「時短営業の意外な現実」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2002/12/news020.html

 

 

 

セブンイレブンといえば…
そもそも,
この「店名」が象徴的です。

 

 

セブンイレブンは
もともとアメリカ発祥の
コンビニエンスストア。

 

日本第一号店は,
1974年。

 

40年以上前の
話ですね。

 

 

このセブンイレブンは,
午前7時から午後11時まで
営業しているということで,
この名称になったようです。

 

 

さて,
セブンイレブンの
キャッチコピーは

 

「セブンイレブン いい気分」

 

で有名ですが。

 

昔は違ったのです。
あなたはご存知でしょうか。

 

 

昔のキャッチコピーは…

 

 

15秒の動画なので,
ぜひご覧ください。

「セブンイレブン いい気分
 開いててよかった」

 

です。

 

このキャッチコピーが…
小売業界を変えた,
と言っても過言ではないでしょう。

 

 

長時間営業の先駆け
となったのです。

 

 

私達の時代であれば,
24時間営業は
「当たり前」
ですが。

 

 

当時の人達にしてみたら,
23時まで営業…
というのは
衝撃的だったという他ないでしょう。

 

 

特に。
年末年始。

 

若い一人暮らしの男性に
してみたら…

 

年中無休で23時まで
営業している店舗は…

 

まさに,
砂漠にオアシスのような
ものだったのでは
ないでしょうか。

 

 

ただ,
この24時間365日営業。

 

多大なる犠牲のもとに
成り立っているのは
言うまでもありません。

 

 

21歳で血尿を初体験

 

 

私が大学生時代…
ちょうど20年前ですね。

 

 

当時は,
国家試験の勉強をしながら
地元でコンビニバイトに
勤しんでいました。

 

振り返ってみれば,
3年半勤めたので…
私の人生で

「最長の勤務期間」

と言えますね。

 

国家資格取得後に,
下積みで3年は頑張ろうと思って
2年1ヶ月で
ドロップ・アウトしましたから。

 

それはさておき。

 

 

21歳の2月でしょうか。

 

当時の私は

「全時間対応可」

のバイト店員でした。

 

コンビニは,
時間ごとに
作業内容が
微妙に違い…

 

特定の時間に
納品される商品への
対応など,
細かい作業を
膨大に覚えなければ
なりません。

 

例えば,
夕方のシフトの人が
仕事を休む場合は,
「夕方のシフトに入れる人」
を探さなければいけないわけです。

 

 

早朝シフトの人が
休む場合は…
早朝シフトの代替要員を
探さなければ…
という感じでした。

 

 

私は…気がつけば
24時間どの時間でも
対応できていました。

 

結果として…
その日の夕方に
「今日の夜勤変わって!」
とか…

 

21時から朝6時まで勤務して
退勤…のはずが,
朝シフトの女の子が
6時半に「今起きた…」とかで
そのまま9時まで続行…とか。

 

 

そして9時になって
引き継ぎの
パートのおばちゃんから,
「明日の午後って空いてる?」

 

ということで,
1日に,2回くらい
シフトに入ることも珍しくなく…

 

気がつけばその年の2月は休みなく
毎日出勤。

 

どーせ,
2月の大学生なんて
暇だし…

 

 

と思いながら,
頼まれるままに
出勤し続けた結果,
勤務時間は240時間ちょっと。

 

2月は28日しかない中で,
月間の勤務時間は…
平均で8.5時間でしょうか。

 

めでたく,
店長よりも
勤務時間,出勤回数を超える
快挙(?)を成し遂げました。

 

 

普通に毎日決まった時間に
出勤ならともかく…

 

21時~翌9時まで3シフト分連続で
こなして,一旦帰って13時から…
なんてことも珍しくなかったですからね。

 

そして,
空き時間に国家試験の勉強。

 

そして…
この勢いのまま3月に入り…
はじめて血尿を体験しました。

 

さすがに…
これ以上はまずい,
ということで店長に言って,
シフトは減らしましたが。

 

 

つまり…
私が入らなくなった分,
そのまま店長がかぶるわけで…

 

結局,店長も半年後に
体調を崩して
退職されました。

 

後任の店長は
オーナーの息子で,
これがまた無能のろくでなしで…
売れ筋の商品を欠品しまくって,
私がガミガミ言い…

 

ま,これ以上は
本筋から関係ないので省略します。

 

 

つまり,
店長やオーナー…
あるいは一部のバイトの

「犠牲あるいは献身」

の上にこのような
販売体制は成り立っていた,
ということですね。

 

 

そして…
この私の体験した
出来事は…
20年前のことです。

 

人を犠牲にして
売上を伸ばす業界の体質は,
20年前から
変わっていなかったのです。

 

 

そして…
20年の時が流れ…

 

 

営業時間

7時-24時

 

 

という表記を見て,

 

 

「時代の潮目だな」

 

と思った次第です。

 

 

 

時代で変わるものと変わらないもの

 

言葉を選ばずに言うならば,

「人の価値が変わった」

という感じでしょうか。

 

 

つまり…
人を長時間労働で
酷使してでも
売上追求する…
という時代がありました。
それだけ

「人の価値」

が薄かったのでしょうね。

 

そこから,

「ブラック企業」

なんて言葉が出てきて…

 

 

売上…お金よりも,
働き方に比重が置かれる
時代に変わりつつあるのです。

 

 

そして…
「人手不足倒産」
なんて言葉も出てくる
この時代。

 

 

ビジネスモデルそのものが
崩壊しつつある中で,
いつまでも24時間営業などに
(文字通り)拘っていたら,
会社がビジネスモデルに
心中することになりかねません。

 

このような,

「価値観の潮目」

に気付かないと,
時代に葬り去られることになります。

 

 

このように
変わりゆくものに
気付いて見極めて,
時代の変化に対応していかないと
生き残っていけません。

 

 

いつの時代も

「変わらないもの」

は…

 

「時代の変化に対応できるものが
生き残っていける」

 

…というダーウィンの
「適者生存」を
実践できる者なのです。

 

 

 

時代を超えても変わらないもの

 

 

それでも
敢えてお伝えするなら…

 

どれだけ
時代が移り変わっても,
時が流れても,
変わらないものは変わらないのです。

 

 

金剛組 
西暦578年創業

池坊華道会
西暦587年創業

西山温泉慶雲館
西暦705年創業

(出典 東京商工リサーチ)

 

 

以下略。

 

日本には社歴1000年以上の
会社が8社あるのです。

 

つまり…
1000年変わらない
経営哲学があるのでしょう。

 

これらの会社の
「経営哲学」
を勉強して適用すれば…

 

 

という話にはなりますが。

 

 

でも,この手のものって,
勉強してもなかなか
使いこなせない。

 

だから…
私はもっとシンプルに。

 

何年も前に
マーケティングと経営哲学を
私に叩き込んでくれた
師匠の教えを
そのまま活かすことにします。

 

「成長・繁栄する会社は,
社会から必要とされる会社である」

「社会から必要とされない会社は
淘汰されていく」

 

たったこれだけ。
シンプルですね。

 

 

だから…私は
たまに思い返すのです。

 

弊社は
社会から必要とされている
会社で在れているのだろうか…と。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

 

 

 

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