なぜ広告は無視され記憶にとどまらないのか

なぜ広告は無視され記憶にとどまらないのか

なぜ広告は無視され記憶にとどまらないのか
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

突然ですがここで問題。
あなたは今日一日で,
何件の広告を見たでしょうか。

 

考えてみてください。

 

街を歩けば店舗の看板。道路脇の看板。
電柱にも看板はありますね。

 

電車に乗れば,中吊りをはじめとした
様々な広告。

 

そして…
郵便受けには,DM。
新聞を購読していれば
新聞新麺広告に折込チラシ。
あとはポスティングのチラシ。

 

 

雑誌にも紙面広告。

 

 

ネットを見れば,
バナー広告。
悪質なものは
ポップアップ広告。
メールには様々な
スパムメールが届き…

 

メールの本文にも
様々なURLが組み込まれており,
広告宣伝。

 

さて,
いくつの広告をあなたは
見たでしょうか。

 

 

ただ,この数以上に
「衝撃的」
な内容があります。

 

最後までご覧ください。

 

 

 

たいていが,ゼロかイチ

 

 

ある統計によれば,
都内在住の30代男性の場合,
1日で広告を見た数は,
5000件…と言われています。

 

別の統計では
3000件とも言われています。

 

 

仮に5000でも3000でも,
変わらないものがあります。

 

さて,あなたに質問。

 

 

仮に5000件だったとして…
今日一日。
あなたが今この記事を朝イチで
見ているのであれば…昨日一日。

 

さて,
あなたはこの5000件中,
何件の広告が「記憶に残っている」
でしょうか。

 

 

思い出して,
カウントしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

…っていう質問を,
セミナーや勉強会で
よくやります。

 

 

よくやりますが。

 

 

今までの最高記録で,
3件というのが1回だけ。

 

たいていはゼロ。
あるいは1件。

 

 

その1件は,
「たまたま,
今欲しいもので気になった」
というだけのもの。

 

 

これが,広告の現実です。

 

 

あなたが真剣に…真摯に,
打ち出した広告は,
ほぼ確実に印象に残らないのです。

 

5000分の1ですから,
0.02%ですね。

 

その0.02%に,

「自分だけは含まれないから
自分の広告は見られるに違いない」

…と思うようになったら,
腕のいい医師に掛かることを
推奨します。

 

 

 

なぜここまで見向きされないのか

 

 

なぜゼロ,または1件程度なのか。
まず,
「広告を見ない」
つまり…視界に入っても,
文字通り目に止まらない。

 

眼中にない状態ですね。

 

 

あるいは…
視界に入って,
目に止まったとしても…
記憶にとどまらない。

 

 

だから…
先ほどの質問に,
ゼロか1件という惨状に
なるのです。

 

 

この状況…
これからどんどん
加速していくでしょうね。

 

 

なぜなら…
先ほどの,
「1日5000件…」
なんて数字。
私がマーケティングを
学び始めた頃に
見かけた数字です。

 

 

少なくとも15年以上前の
話です。

 

 

そして…
当時,Facebookなんて
あったでしょうか。
Twitterなんてあったでしょうか。
Instagramなんてあったでしょうか。

 

 

そもそもSNSそのものが
まだまだ未発達でしたよね。

Youtubeなんて
あったでしょうか…

 

調べて見たら,
2005年2月14日設立
なので…
この記事執筆時点で,
まだないですね。

 

 

あった…としても,
ブロードバンドなんてない時代です。
動画視聴ができるネット環境では
なかったはずです。

 

 

今は…
SNSが台頭し,
Youtubeはますます盛んになっていく。

 

 

これからの時代は,
ますます情報量は増え…

 

 

でも,
私達が

「物事を認知できる限界量」

は…変わらないはずです。

 

 

1日は24時間のまま。

 

記憶力,注意力も,
この15年で爆発的に
増えた…なんてことには
なりません。

 

 

ということは…

 

これからの時代,
広告などで,
人々の注意を惹いて,
見てもらって印象に残す。

 

ますます熾烈に
なっていくことでしょう。

 

 

そこから…数々の壁を乗り越えて
買ってもらう…
までとなると,
想像を絶する熾烈さが
待ち受けているのです。

 

 

ではどうすれば良いのか…

 

 

という感じで,
解決策をお伝えするのは
割と簡単です。

 

 

ですが。
それをしっかり実行できなければ…

 

スルーされる広告が
1件増えるだけで
終わります。

 

 

ここでは,
そもそもなぜ
スルーされるのか。

 

見向きもされず,
視界にも入らず,
視界に入っても,
3秒後には
忘れられる広告になるのか。

 

これはなぜなのでしょうか。

 

このことがわからなければ,
どんなテクニックに走ったところで,
結局は変わらない。

 

 

辛辣なフィードバック

 

 

広告そのものとは
また別ですが。

 

 

ブログの記事を読んで,
その記事について
フィードバックすることが
あります。

 

 

ある人に対して…
少々辛辣ともいえる
フィードバックを
したことがあります。

 

 

私の読書スピードは…
読む内容にもよりますが,
1分間に2000文字から
3000文字程度。

 

つまり…
内容にもよりますが,
2000文字以下のブログであれば,
1分で読めてしまいます。

 

なので…
このように
フィードバックとして
コメントしました。

 

「1分で読めて1分後には
内容が記憶から抜けている記事ですね」

 

なぜ,
そんな内容になるのでしょうか。

 

 

これは…
上述の
「眼中にない広告」
あるいは
「目に止まっても意識に残らない広告」
と仕組みは同じです。

 

このことに
気付かなければ,
どんな戦術を講じても,
まあ…忘れられるだけで
終わります。

 

 

それは何なのか

 

 

私が,
その答えをここで言うのは簡単です。

 

1行で書けます。

 

 

タイプするので,
2秒くらいで
書ける内容です。

 

 

ただ…
あなたがここまで
ご覧になってくださったのであれば,
私は2秒を掛けて,
書いてしまう…
ということは避けたいのです。

 

それがあなたのためになりますから。

 

 

なので。
私からお伝えするのは,

 

「なぜ,秒速で忘れられる広告と
記憶に留まる広告は何が違うのか」

 

を考え続けることです。

 

 

そして…
あなたがそれを考えて
答えを出せたなら…
その答えは,何十年と
忘れられることなく
あなたのマーケティング活動の
指針となり続けることでしょう。

 

 

こんな回りくどいことを
書いていないで,
2秒掛けて,1行で
「答え」
を書いたほうが,
私も楽なんですけどね。

 

 

 

あなたがこれから先,
本気でマーケティングを実践して
売上や集客をより良くしていきたいなら。
ぜひ真剣に考えてみてください。

 

考えて…
どうしても
「採点」
が必要であれば,
こちらから
あなたの答えをお聞かせください。

 

健闘を祈ります。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平

 

追伸

 

私も…懐かしいですね。

 

昔,師匠にいただいた課題。
今もよく覚えています。
答えをいただけなかったから,
年単位でずっと考え続ける
きっかけになりました。

 

<参照>

答えを安易に求めず考えることは
とても大事なのです。

 

 

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