こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
ここは今,
新千歳空港です。
2007年1月21日。
故郷,埼玉県を離れ
道民になった日です。
さて今日。
奇しくも同じ21日ですね。
2020年8月21日。
道民を卒業する日となります。
まあ,届け出は後日になりますが。
それはさておき。
この経緯も兼ねて,
ビジョンについて
お伝えしていきます。
万人受けするものでは
ないでしょうけど,
読者の一人でも二人でも,
納得・共感いただけたら嬉しいですね。
12年半前に北海道に来た理由
引っ越しにあたって,
昔のものを
かなり処分しました。
その内容はまた
別の機会にするとして。
様々なものを処分しようと
している中で,
なかなか興味深いものが
ゴロゴロ出てきました。
往年のゲーマーなら,
知ってるかもしれません。
ゲーム史上最高峰の
赤字…811億円を叩き出した
セガのドリームキャスト,とか。
語りだすときりがないので。
この手のものはボンボン捨てていきました。
さて,
そんな中で見つけたものがあります。
それがこちら。
青春18きっぷです。
私が北海道というものを
認識したのは…35年以上前でしょうか。
幼稚園児の頃,
テレビドラマ,
「北の国から」
を見て…
ストーリーなど
さっぱり覚えていませんが,
当時の私には,
北海道の雄大な景色だけが
鮮烈に脳裏に焼き付きました。
それから10年。
高校時代に,所属していた
鉄研…鉄道研究会の友人と一緒に
北海道に行きました。
12月の…クリスマス後の
暮れも迫る時期。
青春18きっぷで,ひたすら
各駅停車,快速電車を乗り継ぎ…
埼玉から北海道まで行きました。
その時のきっぷです,
あとは…これです。
こんなものが
未だによく残っていたなぁ…と
少々唖然としますね。
このときは,
1泊5日の行程で…
北海道といっても
函館までしか行くことは
できませんでしたが。
それでも,
冬の冷たい済んだ空気の中,
函館山の100万ドルの景色に
圧倒され…
「ああ,北海道は広いなぁ。
きれいだなぁ。
いつかこんなところに住みたいな」
…という夢をいだき,
いつか,北海道に住みたい。
でも,縁もゆかりもなく,
誰一人知り合いのいない北海道で
一人で生きていくには
どうしたらいいだろうか。
なんとなく開けた道
私は中学受験をして,
中高一貫校に通っていました。
大学もありましたが,
エスカレーター式で上がれるわけではなく,
移行試験がありました。
その試験を受けずに進学するには,
一定の成績を修めなければなりません。
…が,
私は成績が微妙。
良い成績の科目と
そうでない科目の差は歴然としており,
しかも,移行試験に必要な科目は,
目を覆いたくなるものもありました。
きっと,
まともに移行試験を受けたら,
大学に進学することは
まずできないでしょう。
そこで,
家庭科やら,聖書やら,芸術科目やら…
といった,
試験には関係ないけれど,
成績としては反映される科目をしっかり
得点を重ね…
結果的に,
「全科目の評定平均」
ですので…
そういったマイナーな科目の底上げが効き,
試験を受けることなく大学に進学できました。
ただし,
学科は選べず,法学部のみ。
恩師には
「君には合ってるよ」
と言われましたが,
今も納得は行っていません。
さて,
そんな経緯でなんとなく法学部に進学。
なんとなく,
法律系の国家資格があることを知り,
なんとなく…
「資格があれば,誰一人知り合いのいない土地でも
独立開業して行きていけるのではないか」
2年半ほど掛けて国家資格を取得。
修行したり,一旦は地元で独立開業したものの…
縁あって,2007年1月21日。
道民になり,憧れの北海道に
住むことができました。
道内は,ずいぶんとドライブをしました。
雪道運転に失敗して,マイナス12度の中,
川に突っ込みそうになり,九死に一生を得たのも
今となっては良き思い出です。
…次は?
ちょっとした縁ときっかけで,
名古屋に住むことになります。
1〜2年程度でしょうか。
その先はわかりません。
なぜなら…
それが私の生き方だからです。
私には夢があります。
過去に記事として書いたものもあれば,
書いていないものもありますが。
<参照>
これらの夢を叶え,
そしてこの生涯の間に果たしておくべき
ノルマをこなしておく,
というのが私の生きる目的となります。
ですが,
それは一箇所に留まったまま
できるものではありません。
私は,
北海道に住みたいために,
国家資格を取得して
北海道で独立開業しました。
これが,
ひとつの理想の状況です。
つまり…
経営というものは,
個人としての夢や目標を
叶える手段であり,
個人としての人生の目的そのものでは
ないということですね。
それから数年。
国家資格で生計を立てるのは,
自分を束縛することでしかない
状況に変わっていったので,
今は,マーケッターとして
一般の会社経営をしています。
これも,
私の夢を叶える手段です。
私のひとつの夢
それは…
経営者も自分の人生の
夢や目標を追いかけられるような
生き方をしてほしい。
そのためのお手伝いをしたい,
ということです。
会社経営は,
目的ではありません。
手段です。
目的は,
自分の人生をより良く
生きるために必要な何かです。
だからこそ,
会社経営に縛られて,
不自由そうに生きる
経営者を見ると…
もどかしい思いをいだきます。
なぜなら…
責任と表裏一体なもの
会社経営というものは,
大きな責任を伴います。
私は個人事業主に
毛が生えた程度の
会社経営者ですが。
たくさんの従業員,
取引先,顧客を抱えるような
経営者・社長は…
きっと,
想像を絶するような
苦労と責任を背負っているのは
間違いありません。
それだけの
責任を背負っていて…
それだけでしょうか。
私は昔から,
一つの考え方があります。
責任と自由は表裏一体という
考え方です。
つまり,
自由を得たければ
責任を取らなければならない。
逆に。
人は責任を背負う程度に応じて
自由で在れる,ということです。
ですが…
実際のところ
どうなのでしょうか。
先日,
今回のコロナ関連で,
新入社員のインタビュー記事などを
見る機会がありました。
会社上層部は
必死に対応に追われ,
新人社員に対して指導する
余裕はない。
だから,
新人社員は自宅待機。
つまり,
何もしないで,
休業補償で給料の6割を
もらい続けられるわけです。
その社員は,
ずっとゲームをして過ごしながら,
「ずっとこのまま
働かずに給料だけもらって
ゲームだけして過ごしたい」
なんて言っていました。
さて,
この人の給料は
誰が出しているのでしょうか。
こんな,
社会の壁蝨…なんていったら,
壁蝨に失礼ですかね。
こんな人のために
社長は身を粉にして
走り回って…
本人はゲーム三昧なわけです。
はたして,
社長・経営者は
背負っている責任の程度に応じて
自由を得ているのでしょうか。
…この状況を
改善することの貢献をしたい。
そして,
そのためにもまず私は,
場所にとらわれずに,
しっかりと顧客に貢献して
収益を得る,という生き様をみて
「リアリティ」
を感じてほしい。
今回,
割と急にではありますが
名古屋に行く,という決断が
できたのも…
12年半過ごした
北海道を離れる,
という決断をしたのも,
私の夢や目標に対して
より近づくからです。
12年半前。
北海道に引っ越したときは,
文字通り誰一人知り合いがいない
状態でした。
本当にゼロからのスタートです。
それを考えると,
今回は,北海道でできた縁も
(多少は縁遠くなる方もいるでしょうけど)
断ち切れることなく行くことができるのは
ありがたいですね。
名古屋の次は…
果たして…?
カピバラの聖地と賞賛される
「長崎バイオパーク」に日参できるあたりに
移転するかもしれませんね。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
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