SNS裏機能に見習いたい広告の基本的な作り方

SNS裏機能に見習いたい広告の基本的な作り方

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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

今日は,
広告の根本的な仕組みと考え方について
触れていきます。

 

この基本をないがしろにしてしまうと,
全く機能しない広告になります。

 

 

が…つい,奇をてらった
変化球の内容にすることで,
その基本を忘れてしまうことがあります。

 

 

復習を兼ねて,
以下,お付き合いください。

 

 

SNSの謎投稿機能

 

 

いつの頃かはおぼえていないのですが。
すこし興味深いものを見かけました。

 

 

SNS上でのやり取りです。

 

 

内容そのものは意味がないので
割愛しますが。

 

 

 

通常のSNSでは,
例えば「友達」とか
「マイ○○」とか
「フォロー」とか…

 

 

ここでは仮に
フォローにしておきましょうか。

 

 

相手をフォローし,
相手もフォローすることで,
お互いにフォローしたりします。

 

 

友達だったら,
友達申請して,
相手が承諾することで,
お互いに「友達」として成立します。

 

 

この結果,
自分の投稿が,
相手のタイムライン(TL)に表示され,
相手の投稿が自分のタイムラインに
表示されます。

 

 

そしてそのやり取りは…
お互いの「友達」あるいは「フォロー」している
別の人達も,
見ることができて…

 

 

場合によっては
そのやり取りに参加することも
できるでしょう。

 

 

逆に,
そういったやり取りを
相手に直接見せることを
意図しない場合には…

 

 

たいていのSNSでは
直接メッセージのやり取りができる
機能がついているので…
メッセージでやり取りをすることに
なるでしょう。

 

 

さて,前置きはここまでにして。
上述の興味深いやり取りとは…

 

 

相手のIDをタグにして打ち込んだ上で,
直接,タイムライン上に
投稿するのです。

 

 

単純に投稿したら,
自分のタイムラインに公開され,
フォロー全員が
その内容を見ることが出来ます。

 

 

が,フォローがいっぱいいる人などは
タイムライン上の内容が膨大になるので,
すぐに流れていって,
目に留まらないこともあるでしょう。

 

 

でも,
相手のIDを投稿内容に
タグで打ち込むことで…

 

 

そのタグの効果で,
相手に通知が行くため,
確実に見ることが出来ます。

 

 

内容自体には
特に意味がないのですが…

 

 

例えば,
相手のIDをタグにした上で,
「おはようございます」
みたいな会話をすると,
相手に通知が行くので,
相手も気づいて…

 

「おはようございます」

 

と返事をしやすい,
という感じでしょうか。

 

 

ここまでご覧になって
気づいた方もいるでしょう。

「なんでそれを
TL(タイムライン)上で
やり取りするのか」

 

ということです。

 

 

直接,
相手とやり取りをするなら,
メッセージ機能があります。

 

 

なのに,
TL上で,
わざわざ相手のIDをタグにしてまで
やり取りする意味は何なのでしょうか。

 

 

…それはわかりません。
そのやり取りをしている
当事者に確認したわけでは
ないのですから,謎です。

 

 

ただ,
わかるのは…
そのやり取りは,
メッセージ機能を使うと,
公開されないのに対し,

 

 

相手のタグを打ち込んで
TLでやり取りをすれば…
それが他の人達の
目に留まる…という違いがあります。

 

 

場合によっては,
誰かがそのやり取りをみて,
会話に参加することも
できるでしょう。

 

 

さて,
今日なんでこの話をしているのか。

 

 

これ…
正直,うらやましいと
思ったからです。

 

 

つまり,
相手を指名して,
タグを打ち込むことで,
相手に通知が行き,
確認できる。

この点がうらやましい。
つまり,

 

 

広告で通知は出せない

 

 

これに尽きます。
つまり,広告は
もちろん,目に留まる範囲は
決まっています。

 

 

決まっていますが,
広告を出したら,
相手に通知がいくわけではないので,
スルーされることも
当然に起こりうることでしょう。

 

 

もちろん,
通知が行けば,
相手も気づくでしょうけど,
そんな機能はありません。

 

 

つまり,
今日お伝えする
広告の基本とは何か。

 

 

通知は行かないのだから,
「相手に気づいてもらう」
にはどうしたらいいのか。

 

そして,
上述のSNSの例では,
相手のIDを打ち込む…
という話でした。

 

 

この考え方は
基本ですね。

 

 

つまり,
ターゲットのIDを打ち込んで,
確実にターゲットに気づくことが
できるようにするということ。

 

 

メッセージではないので,
大概的な内容にして,
他の人の目に留まることは
あったとしても…

 

 

極端な話,
ターゲット「ひとり」の目に
留まらなければ…
他の人達,何百人,何千人が
気づいても意味がないのです。

 

 

広告が,
まさにこの構造そのものです。

 

 

本来,
メインターゲットとなる人たちを
しっかり決めて…

 

 

通知…は出せませんから,
その人がいかにして
反応できるような,
気づきやすいような…

 

 

キャッチコピーなり,
写真なり
いろいろな仕組みを使って,
気づいてもらう工夫を
できるかどうか。

 

そして…
ターゲット外の人にも
同時に気づいてもらおうと
すればするほど…

 

 

ターゲットへの注意を引けなくなります。

 

 

不特定多数へのメッセージなど,
まず目に止まらないからです。

 

でも…このことを忘れて…

 

一回の広告で,
欲をかいて,
ターゲット街の人にも見てもらおうとして,
誰にもとどかない広告になっているものが
いかに多いことか。

 

 

相手のIDのタグを
打ち込むことは出来ませんが。

 

 

そのタグを打ち込むくらいの気持ちで,
いかにして直接,ターゲットが反応しやすい,
注意を引きやすい内容にできるかどうか。

 

 

つい,忘れがちですね。気をつけたいものです。

 

 

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