反応の取りやすい広告媒体の正体

反応の取りやすい広告媒体の正体

反応の取りやすい広告媒体の正体
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

 

今日は,反応の取りやすい
広告媒体について考えていきます。

 

最初にお伝えしなければならいのは,

「媒体だけでは解決しない」

という大原則。

 

商談会などに行った際,
私がマーケッターということがわかると,

「最近はどんな媒体が反応出ます?」

…とよく聞かれます。

 

ですが,
広告媒体だけの力では
反応が取れるわけではありません。

 

いくつかの要素が
きちんと噛み合った時に
広告で反応が取れるようになります。

 

媒体とはその一要素でしかありません。

 

これが原則です。
原則を念頭に置いた上で…

 

でも,
実はこんな広告媒体は
反応が取れる…
という「裏ワザ」的な…
でも実は合理的で原則的な話です。

 

以下,お付き合いください。

 

 

 

逆に反応が取れないのは?

 

 

反対に考えてみましょう。
反応が取れない…
もっと言うなら,
そもそも見向きもされない
媒体があるとしたら
それは何でしょうか。

 

今日は広告媒体の話なので,
これに絡めてお伝えすると…

 

「広告しか無い」
媒体でしょうか。

 

実際には考えにくいですが…

 

テレビ番組で…
60分枠の
最初から最後まで
すべてCMだったとしたら…
それ,見たいと思うでしょうか。

 

テレビ通販番組系なら
また話は別ですが…

 

ドラマやニュースなどの合間に挟まれる
15秒CMが60分続く番組。
見たいと思う人,
どれだけいるでしょうか。

 

私はマーケッターなので,
広告や売り込みを見るのは好きだし
仕事のうちでもありますが…

 

でも,15秒CM240本を
ぶっ続けで見るとか,
ちょっと勘弁してほしいところです。

 

 

注目を浴びる媒体

 

 

 

つまり,
広告ばかりだったら
注目を浴びたり,
注意が向けられることはありません。

 

人は
広告となると
「スルー」する
癖や習慣があるのですから
当たり前ですね。

 

 

チラシの束を手にとって見る人も
安売りを探している人ばかりですから,
価格競争力でもないと,
なかなか反応は取れないでしょう。

 

 

ここまでの考え方を
裏返すと,
反応の取れる媒体の正体が
わかるのではないでしょうか。

 

つまり,
広告の出てない媒体です。

 

広告が全然ないところに,
広告が出るようになると,
それはそれで目立つので,
注意を引き,
反応が取れるようになるのです。

 

 

有名な例では,
フェイスブック広告。

 

 

今では
何の変哲もない
ただのSNS広告ですが。

 

 

フェイスブックというものが
公開され…拡散されていく
黎明期においては,
広告掲載は一切していませんでした。

 

 

創設者は,
周りから広告掲載するように
言われ続けたものの,
ユーザー拡大に力を入れるため,
そういった意見は聞き入れなかった。

 

そんな逸話は聞いたことがあります。

 

一定のユーザー数を超えてから,
ようやく解禁された,
フェイスブック広告。

 

 

初期は非常に反応が高く,
オンラインマーケッターたちは,
騒然としていたのは
私も記憶にあります。

 

 

まあ,
今は昔…の話ですね。

 

フェイスブック広告に限らず,
それ以外でも,
以前は広告が出ていなかったのに,
ある時から広告が出るようになった後は,
しばらく高い反応が取れる…

 

という実例は事欠きません。

 

 

 

オフラインの例

 

 

 

私自身が体験したのは,
郵便局の窓口広告でしょうか。

 

 

郵便局の民営化にともない,
徐々に広告が出るようになってきたのですが。

 

その中の一つに,
窓口のすぐ脇に,
チラシを設置することができる,
というもの。

 

 

郵便局の窓口を利用するであろう
客層…高齢者向けに,
相続や遺言のチラシを置いたところ,
よく手に取ってもらうことが出来ました。

 

 

そこに,
一捻りしたところ…

 

その日の午後に
郵便局から電話がかかってきて,

 

「チラシがなくなったので補充してください」

 

と言われ…
慌てて事務員を走らせたこともあります。

 

そこまで反応を高めた技は
今日のお題とは関係ないので割愛しますが,
そもそも注目を浴びる媒体…
郵便局の窓口に設置する,
という,今までになかった方法を
取ったからです。

 

 

また,
北海道のド田舎の小さな町で,
毎月発行される広報誌。
紙面には広告はなかったのですが。

 

自治体の財政悪化で,
広報誌の紙面にも広告を
出すようになりました。

 

私もすぐに申し込みしました。

 

当初は非常に高い反応でしたが,
だんだん,反応が下がっていったので…

 

やはり,
広告のなかった媒体に
広告が出るようになった直後は
高い反応率が出るのだな…と,
実感したことがあります。

 

 

別の例では…
これは私自身が試したわけではないので,
反応の実感はわかりませんが。

 

自治体から発送される
郵便物の封筒に,
広告を掲載するというもの。

 

封筒の裏面などは
特に何も書いていないですから…
そこに広告を載せる,
というのは素晴らしいアイディアですね。

 

 

特に,
一部の業種は,
実によく「噛み合う」ことでしょう。

 

例えば,
資産税課から発送される,
固定資産税納税通知書を
発送する郵便物に,
不動産会社の広告を載せたら,
通常の媒体よりも
遥かに反応が見込めるでしょう。

 

 

なぜなら,
固定資産税納税通知書を
受け取る人というのは
必ず不動産を持っている人だからです。

 

 

売却を促すメッセージで
アプローチしたなら…
他の媒体よりも期待できることでしょう。

 

もっとも,
問題点としては封筒の裏面の一部ですので
紙面は非常に狭いですので…

 

 

その分,
より研鑽されたコピーライティングの
技術が要求されるかもしれませんが。

 

 

他にもまだ例はありますが,
今日はここまでです。

 

 

問題点としては
新しい媒体は
「誰も試していない」
状態ですので,
ハイリスク・ハイリターンの可能性が
高くなります。

 

それをどう対処するのかについては,
明日お伝えします。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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