こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業，
アップスタッツ経営研究会，
セールスコピーライターの飯山です。
今日は，あなたの人生を変える
きっかけになるかもしれない話をします。
将来を決めた一冊の雑誌
数年前，
たまたまあるきっかけで
目にしたコラムがあります。
ある声優の体験談です。
アニメ業界については
私もそこまで詳しくはないので，
よくわかりません。
そもそも「誰の話」だったのかも
覚えていませんが…
個人的に，
興味深かったので
エピソードだけは覚えています。
「なぜ声優を目指すようになったのか」
という問いに対して，
「母親が間違って雑誌を買ってきたから」
だそうです。
その声優いわく，
ファッション誌を母親に
買ってきてもらうように頼んだそうです。
そこで，
母親は書店に行き，
平積みにされている雑誌の
「上から２冊目」
を取って，レジに持って行ったそうです。
一番上のものは，
誰かが掴んでいて，
汚れたり折れたりしている可能性が高いので，
なるべく綺麗な雑誌を…と思って
上から２冊目のものを手に取ったのでしょう。
ところが，
書店の並べ方の問題だったのか，
一番上の，「指定された雑誌」の下には，
違う雑誌が混じっており…
それが声優関係の雑誌だったようです。
それがきっかけで，声優になるというのは
なかなか興味深いエピソードだったので
覚えています。
その声優にとって，
それが
「人生を変える一冊」
だったのでしょう。
私の人生を変えた一冊
私も，
人生を変える一冊に
出会ったことがあります。
ジェームズ・アレンの
『「原因」と「結果」の法則』
です。
当時は，
自己啓発書やビジネス書を
好んで見続け…
たまたま手にとった一冊でした。
とてもシンプルなメッセージが
新鮮でした。ですが…
あまりにもシンプルすぎて，
なかなか頭に入ってきません。
頭に入ってこなくとも，
なぜか心が揺り動かされる感があり，
「頭に入ってこない」
ままでは嫌だったので…
自作でオーディオブックを作りました。
本をスキャンして，
OCRソフトでテキストに変換。
それを，自動音声読み上げソフトを使って
読み上げた音声を収録。
ついでに，
当時はまっていた，
「集中力アップ」を目的とした
モーツァルトの曲をBGMににして，
同時に収録。
モーツァルトのクラシックを聴きながら，
音声読み上げソフトの音声を，
通勤中などに好んで聴いていました。
始発電車の中でボロ泣きした日
その時は，確か２５歳だったのですが…
当時勤めていた士業の事務所は，
今で言う「ブラック」企業です。
終電に飛び乗って，
午前１時頃に自宅にたどり着き，
シャワーを浴びて，一眠り。
４時半頃に家を這い出て，
始発に飛び乗り出勤。
土日休みでしたが，
どちらかは出勤せざるを得ず…
「せめて土曜なのだから２３時には帰りたい」
と思いながら，重い体を引きずって，
結経は終電になってしまっていました。
いつか，残業代，休日出勤手当を
請求してやる…という恨みがましい気持ちも，
日々の疲れの中で摩耗していきました。
そんなある日。
朝５時台で，
ほとんど乗客がいない電車の中でのことです。
少しでも体を休めないと…
と思ったのですが，眠れません。
そこで，イヤホンを耳に突っ込んで聴いたのが，
自作の『「原因」と「結果」の法則』オーディオブックです。
「原因」と「結果」の法則
ジェームズ・アレン(著), 坂本 貢一 (翻訳)
サンマーク出版
気高い夢を見ることです。
あなたは、あなたが夢見た人間になるでしょう。
あなたの理想は、
あなたの未来を予言するものにほかなりません。
いまの環境がどんなものであっても、
あなたはやがて、
あなたの思い、
あなたのビジョンとともに、
降下するか、
同じ場所にとどまるか、
上昇することになります。
あなたは、
あなたの抑えられた願望と
同じほどに小さなものに、
また、あなたの自由な熱望と
同じほどに大きなものになります。
なんで身も心もボロボロに
なりながら，こんなに必死に
事務所で働いているのだろうか。
そう思ったときに…
このフレーズが，
モーツァルトのBGMに乗って，
すっと心に入ってきました。
そもそも，
事務所で働くのは，
３年間は修行をして，
しっかりと経験を積むこと。
その間に，
実務能力だけでなく，
様々な自己啓発をして，
独立開業に備えるのが
目的だったはずです。
ところが，
目の前の仕事の忙しさに，
文字通り「心を亡くして」
考える力を奪われ，
日々目の前のことをやって，
何とか責任を果たすだけ。
これでは，
自分のための人生ではなく，
他人の奴隷になる人生です。
自分で決めた期間は３年間。
まだ経っていません。
目標としていた
開業資金の貯蓄も
十分ではありません。
独立開業するには，
まだ若すぎる。
今のままの
「ぬるま湯」
に浸かっている理由は
いくらでもあります。
それでも…
自分の思い描いたビジョンと
現状とのギャップの大きさ，
あまりのつらさに，
涙が止まらなくなりました。
電車の中でボロ泣きなど，
どう見てもただの不審者。
始発で，まだ朝５時台だったので，
他に乗客がほとんどいなかったのが
幸いでした。
事務所の中には，
資格を取って，
いつか独立しよう，
そのための下積みをしよう…
そう思って何年も働いている人が
何人もいました。
資格取得後も，
「いつか独立しようと思っている…」
ずっとそう言い続けている先輩が
いました。
私は…
あのようにはなりたくない。
その場で，
「退職」
を決断。
最短の引き継ぎ期間で退職し，
２５歳で独立開業しました。
もちろん，
十分な準備がされておらず…
特に，集客スキル全般が
マイナスのままだったのですから，
独立後は七転八倒する羽目になりましたが…
＜参照＞
代表者紹介
それでも，
考える力を奪われ，
生活だけは給料という形で
保障されている代わりに，
奴隷のように働かされる…
そんなぬるま湯から
抜け出すことができたのが，
『「原因」と「結果」の法則』
だったのです。
あなたの人生を変える一冊
さて，
あなたの人生を変える一冊は
何だったでしょうか。
もし，
そういったものがないのであれば，
あるいは，
今の自分の人生を変えたいのであれば，
ぜひ本を手に取ってみてください。
別に，
あなたが今の人生に
１００％満足して，
何一つ変わる必要性を
感じていないのであれば，
読む必要などありません。
ですが…
そんな人は，
私のこのブログをご覧いただいている
はずがありません。
今よりも，
ほんの少しでも成長したいからこそ，
このブログを
ご覧いただいているのではないでしょうか。
どこで何がどう変わるのかが
わからないのが人生です。
もっとよりよい人生を
夢見て，一歩を踏み出したいのであれば，
たくさんの本と出会ってみてください。
別に，
本だけとは限りません。
以前紹介しましたが，
テレビドラマで
人生が変わった人もいます。
その作品を見ることで，
不登校児の（おそらく）無職引きこもり状態
だった人が，
就職して自活できるようになった…
そんな話もありました。
詳しくはこちらをご覧ください。
＜参照＞
完璧主義で行動できずに自分を責める人が一歩踏み出す方法
ある曲を聴くだけで…
モチベーションがわいてくる…
そんなこともあるかもしれません。
ぜひ，
たくさんの本…
ビジネス書や自己啓発書に限らず，
小説やエッセイなど。
あるいは映画やドラマ，アニメや音楽などに
触れてみてください。
あなたの人生が，
もっとよりよくなる
きっかけを作り出す
可能性は十分にありますから。
そして，
あなたが今何歳であったとしても，
どんな状況であったとしても，
人生はもっとよりよくできるはずです。
私も…
ここ数年はずっと
セミナー動画ばかりで
あまり本を読んでいなかったので，
少しずつ読み始めるようにしています。
もっと読む量を増やして，
ビジネスに，公私ともに，
そして人生そのものを
豊かにしていきたいものです。
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
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