本当は辛くて大変な、目標設定の真実

本当は辛くて大変な、目標設定の真実

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三賀日ということで、今日までこの「目標設定」をテーマとして取り上げます。

といっても、続きものではないですので、昨日一昨日の記事を読みなおす必要はありません。

目標設定しても、叶わない、という人はいます。
例えば、安っぽい自己啓発セミナーとかで、
「ビジュアライゼーション」
などと称して、
「欲しいものの写真を切り抜いて貼ると手に入る」
などと解説することがあります。

これが、嘘かどうかは脇に置きます。
なぜなら、本当にこの手法で効果が【ない】ことは証明できないからです。

ただ、この考えを「嘘」だと断定する人もいます。
理屈は至ってシンプル。
その欲しいものをわざわざ貼らないと思い出せないのであれば、そんなものは欲しくないのではないか、ということです。
本当に欲しいものであれば、ほっといても朝から晩までその欲しいものについて考えているから、わざわざ貼るまでもない、という考え方です。

同じように、目標を紙に書いたり、アファーメーションといって、朝晩読み上げたり…という行動をしなければならない…すなわちそれらをしないと忘れてしまう、その程度の目標は、実現するはずがない、という考え方になります。

確かに、一理ある、とは思います。
間違ってはいないでしょう。

それでも、
「この考え方が【全て】」
とも思いません。

理由は次の2つです。
どちらも根深い問題です。

1つ目は、シンボル。
例えば、ポルシェが欲しいから、ポルシェの写真を貼る…というビジュアライゼーションの考え方があります。
それが、効果があるかどうか、以前に「そもそも本当にポルシェなのだろうか」という考え方があります。

ポルシェという、高級スポーツカーは、ある意味「シンボル」かもしれないのです。
具体的には、ポルシェの写真と一緒に、水着を来た女性が一緒に写っている写真や映像を見て、
「お、この女性は好みのタイプかも」
と思い…その気持ちがポルシェに対する何らかの感情と混同して、
「ポルシェに乗れれば、こんな好みの女性と付き合えるのかも」
などと思い…その結果、「ポルシェが欲しい」という願望になり、「ポルシェを手に入れる」という目標に鳴るのかもしれません。

このような場合、自分の目標を検証してみる必要があります。
その目標がシンボルであり、本当にほしいものの代替物の可能性もあるのです。

別の例を紹介します。
「公務員になりたい」
という目標があるとします。この場合の「公務員」も、もしかしたらシンボルかもしれません。
子どものころ、親が失業して経済的に困窮し、夫婦仲が悪くなった場面を目の当たりにした子どもが、
「何があろうと経済的に安定することが全てだ。だから、公務員になりたい」
と思っているかもしれません。ですが…これだけ国際情勢、経済情勢がめまぐるしく変わる今日において、
「公務員であれば絶対に安定」
などという発想を持つのは、いささか楽観主義を通り越して、逃避的なかんがえかもしれません。

本当に安定したいならば…どんな業界でもやっていき、好成績を出せる状態になれるだけのセールススキルを徹底的に身に付けるほうがいいかもしれません。

2つ目。
それは言語化です。
漠然とした「こうなりたい」何かがあるかもしれません。
けれど、漠然とした思いを言語化する作業は、非常に難易度が高く、大変です。
目標を毎日紙に書いて読みなおし…その瞬間ごとに自分と向き合って、「違和感」を見つけ出し…軌道修正する。
これを繰返した結果、「そうだった、自分が言いたいのはコレだった!!!」という、しっくりする感じを手に入れることができるかもしれません。
これが、言語化できた状態です。

言語化に至るまでには、何度も何度も自分自身と向き合っていかなければならないでしょう。
…この世で一番よくわからない存在は、もしかしたら自分自身かもしれません。
と思うくらい、自分自身と向き合うのは大変です。
だからこそ、毎日少しずつ目標を紙に書いて…という作業も必要かもしれないのです。

最後に。
どうすれば、シンボルに惑わされず、上手く言語化できるでしょうか。

かつて、このテーマで勉強会を開いたことがあります。
しかし…本当に辛くて大変です。
私もやりましたが、二度とやりたいとは思いません。
実際、その勉強会参加者も、だんだん目が虚ろになっていったり、やたらと攻撃的な目線になっていったり…という感じでした。

このブログで、その方法を紹介したところで、100人中100人が
「そんなのやりたくない」
という方法です。
どうしても知りたい方は、コメント欄から照会してみてください。
本当に辛い方法を紹介します。

 

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