目に見えない≠存在しない

目に見えない≠存在しない

目に見えない≠存在しない
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自宅から札幌に向かう為に運転していたときのことです。

普通にメジャーな国道を通れば、若干距離が近くなります。
ですが、信号も車も多く、札幌まで片道2時間以上掛かります。

そこで、夏場は峠道を越えて行きます。
数キロほど遠回りになりますが、1時間以上信号ゼロで、完全にノンストップのまま走り続けられるので、30分以上時間短縮できます。

そんな峠道でのこと。
私が使っている携帯電話(PHS)やPocket WiFiの電波も入らない、そんな場所です。
ゆったりとしたカーブが続き、道も広く、交通量もほとんどない。そんな中、突如現れたキツイカーブの一番真ん中。

びっくりするものを見かけました。

道端に供えれた花束とペットボトルや缶飲料。
そして、道路には、何か液体が飛び散った様子がわかる、変色したアスファルト。

たまたま札幌に2日連続で行ったのですが…少なくとも前日は気づきませんでした。
ということは、昨日…もしくは今日…。

1週間後、同じ道を通った時に、一度車を停め、手を合わせました。

今の時期は、紅葉が非常にキレイで、歩行者も無ければ交通量もないところですので、走っていて気を抜いて、紅葉を見てしまったのかもしれません。
※写真は、それを発見した日に支笏湖で撮ったものです。

基本的に、私は「死んだ人間よりも行きている人間のほうが怖い」と思っています。
ですので、その手の話は大丈夫…でした。
ただ、どうしても広くてスピードがつい出てしまい、たまにヒヤリとする、この道。
走るのが怖くなりました。

私の友人の中には、
「見える」
人がいるようです。

私はその手の感覚は持ち合わせておらず、
「視えた」
ことはありません。

では、見えない人にとっては
「存在しない」
ものなのでしょうか。

見えない人にしてみたら、見える人が
「見える」
と言っている様子を、
「何か痛いことを言っているなぁ」
と思えばいいのでしょうか。

どう思うかは、個人の思想・良心の自由です。
ですので、ここから先は私個人の考え方です。

タイトルに書いたとおり、
「目に見えない≠存在しない」
というのが私の基本的な考え方です。

昔からよく言われる、
「悪魔の証明」
という考え方に基づいています。

悪魔が存在することを証明するには、悪魔を捕まえてきて見せればできます。
ですが、悪魔が存在「しない」ことを証明する方法はありません。
世界中をくまなく探し回ったところで、「たまたまその時は見つからなかった」だけかもしれませんから。

「ない」ことの証明はできないのです。

ですので、私もこの考え方に従って、
「私が見えないからといって、それは存在しない、とは限らない」
と思っています。

つまり、存在するかもしれないし、存在しないかもしれない。
それは私には計り知れないものです。

ただ、もし存在していた場合、「存在していない」ものとして扱っていたならば、それは極めて失礼な話です。
ですので、私は「存在している」と仮定して振る舞うことにしているのです。

実際に存在するかどうかの議論の場ではないので、この話はこれまでにします。

さて、目に見えないからといって、存在しないわけではない。
この考え方は、様々な場面で使えます。

例えば、挨拶。
挨拶は大切です。
人間関係を構築する上で、活用できるものです。

ですので、挨拶を率先してすることは、人間関係を構築、その先に信頼され、ビジネスにおいては仕事の受注などにつながる可能性があります。

ですので、挨拶をする人は多いと言えます。
さて。
挨拶自体は目に見えます。

ですが。
挨拶するときの声が、地獄の底から響いてくるような、おどろおどろしい声だったらどうでしょうか。
それで人間関係は構築できるでしょうか。

挨拶は、人間関係の構築に役立ちます。
これ自体は間違っていません。
実際に、挨拶しています。その様子はこれは目に見えます。
これで問題ない…はずなのでしょうか。

声は、目に見えるでしょうか。
目に見えないものなので、考慮に値しないものなのでしょうか。

声は目に見えませんが、聞こえますので、まだわかりやすいでしょう。
別の例を紹介します。

にこやかな笑顔で近づいてきて、ハキハキとした、明るい声で、
「こんにちは」
と挨拶された。

その瞬間、何かザラリとした、何とも言えない不快感。
そんな体験を、あなたはこれまでに一度や二度はしたことがあるのではないでしょうか。

目に見えるものは、にこやかな笑顔です。
ハキハキとした、明るい声は聞こえます。
「こんにちは」
も聞こえます。

目に見えて、耳で聴こえるもの。
何ら問題はない。
けれど…なにかザラリとした不快感。

これは目に見えないし、聴こえることもありません。
ですが、その時のザラリとした不快感は、間違いなく存在しています。

…ということは、目に見えないし、聞こえないけれどあなたに影響を及ぼしている何かが、そこに存在しているのです。

ここではおそらく、あなたに対する何らかの
「秘められた敵意」
等の可能性が高いでしょう。

振る舞いや声、表情以外でも、目に見えないものが人に影響をおよぼすことがあるのです。

マーケティングやコピーライティング的に何をどうする…といったテクニック的な話ではありません。
もちろん、コピーライティングで相手に暗示をかけて、見えない影響力を及ぼすテクニックもありますが、今日はその話ではありません。

見えないし聞こえないけれど…それでも人に影響をおよぼすことがある。
その奥にあるのは、相手には「あなたの心の持ちよう」ではないでしょうか。
だとしたら、人にどんな影響を与えたいでしょうか。

やることは3つ。
あなたの心の持ちようを変えること。
その変わった心で行動すること。
行動し続けること。

今日は、集客や売上アップとは別次元の話です。
私自身も、ずっと避けてきたテーマでした。
ですが、冒頭の出来事から心機一転して、思い切って書いてみました。

ぜひ試してみて下さい。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

追伸
売上を上げようと,がむしゃらにがんばってきたけど…疲れてきた。
そんなあなたは,一度こちらをご覧ください。

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