【番外編】無料でできる時短オーディオ学習法 後編

【番外編】無料でできる時短オーディオ学習法 後編

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昨日は、オーディオ学習をすることに対する時短術として、YouTubeとMP3ファイルを倍速再生する方法を紹介しました。
2倍で再生するということは、半分の時間で再生できるので、学習効率が倍になります。
ただ、昨日の方法ではひとつ、大きな問題があります。

それは、パソコンの前でなければ使えないテクニックなのです。

実際、オーディオ学習をする時というのはどんな状況が多いでしょうか。
様々な場面を想定できますが、多くの場合【移動中】が多いのではないでしょうか。

電車通勤をしている方であれば、電車内。
車移動が多いのであれば、自動車の中。
いずれも、パソコンを広げて…という手段は少々不便です。

そこで私が実際に行う方法を紹介します。
特に、良質なオーディオコンテンツで、復習を兼ねて2回、3回と聴く価値があるものに関しては、以下の方法をご利用下さい。

※著作権を侵害することなく、適切にコンテンツをご利用下さい。

やることは、
1.オーディオコンテンツをダウンロード
2.ダウンロードしたオーディオコンテンツを倍速再生
3.倍速再生したオーディオコンテンツを収録する
4.収録したオーディオコンテンツ(倍速)をiPodで聴く

という流れです。

繰り返しますが、著作権に配慮して、個人利用の範囲で以下の情報をご活用下さい。
以下詳細に解説します。

1.オーディオコンテンツをダウンロード

YouTube等の動画コンテンツであれば、フリーソフトでダウンロードすることができます。
また、ダウンロードした動画ファイルを、MP3などの音声ファイルに変換することも可能です。

私が愛用しているのは、
「Freemake Video Downloader」というフリーソフトです。
使い方自体は、このリンク先で詳細が解説してあるので、ここでは省略します。

注意点として、インストールするときは、
「カスタム」
にして、必要最低限のものをインストールすることをオススメします。
フリーソフトですので、セットで様々なアプリやガジェットを同時にインストールしようと仕掛けてきます。
日本語変換システムが変わってしまったり、よくわからないユーティリティソフトがインストールされてしまったり、インターネットで検索するときのデフォルト(初期設定)システムが変わってしまったり…いろいろと面倒です。

「カスタム(上級者向け)」を選んで、
「〜をインストール」のチェックボックスを外すことを強く強く推奨します。

この画面で,カスタムを選択。チェックボックスをはずすこと。 同じプロセスを合計3回行って下さい。

この画面で,カスタムを選択。チェックボックスをはずすこと。
同じプロセスを合計3回行って下さい。

このインストールさえ気をつければ、Freemakeシリーズのフリーソフトは非常に使い勝手の良い物ばかり。
動画ファイルの形式を変換したり、動画や音声ファイルを編集したり…というのも全て無料でできます。

ただ、残念ながら、これはWindow版のみとなります。

【注意】マカフィーのセキュリティソフトと相性が悪いようです。マカフィーをご利用の方は,一時的にセキュリティを解除しないとダウンロードできません。

2.ダウンロードしたオーディオコンテンツを倍速再生

これについては昨日解説しました。はじめから、YouTubeを倍速再生してしまうなら、音声ファイルをダウンロードしなくてもいいかもしれません。

3.倍速再生したオーディオコンテンツを収録する

パソコンで再生される全ての音を録音して、MP3ファイルにすることができます。
やることは非常にアナログ的ですが、倍速再生したものを録音すれば、はじめから倍速になった音声ファイルなので、それをiPodに入れて出先で聞いたり、車の中で聞いたり…ということができます。

なぜこのようなまどろっこしい手順を踏むのか。
それは音質です。
自動で倍速音声に自動変換できるソフトはそこそこあります。
問題は、音質が激しく劣化します。
ただでさえ倍速で普段よりも聞きづらい上に、音質が劣化してしまったら、ますます聞きづらくなります。
倍速で時間効率を高めても、聞きづらい音声を聞いては、学習効果が下がります。
具体的には…眠くなります。あるいは、集中できなかったり、聞こえなかったり聞き違えたり…と、様々な不具合が起きます。

倍速再生は、音質が鍵なのです。

そこで。
数ある倍速再生機能のあるフリーソフトの中でも、トップクラスの音質を誇るのが、Windows Media Player(ウィンドウズメディアプレーヤー)。
そこで、そのメディアプレーヤーで再生した高品質の音源をそのまま録音してしまえばいい、という発想に至りました。

録音は、はじめからパソコンに内蔵されているソフトでもできます。
私は、「Moo0 ボイス録音器」というフリーソフトを使っています。
使い方やダウンロード等はリンク先をご覧ください。

4.収録したオーディオコンテンツ(倍速)をiPodで聴く

上記3で作成した倍速音声ファイルを、そのまま聞けばいいのです。
CDにして、車の中で聴くこともできるでしょう。

以上です。
一手間掛かりますが、その手間をかければ何度も倍速で聴くことができます。
たくさんの情報を聴くのではなく、本当に良質で価値のあるオーディオコンテンツを、何度も何度も、飽きても聞き続けるというのが学習効果を高めるのです。
ぜひ、試してみてください。

5.(オマケ)2倍速を超える再生の仕方

動画の場合,Windows Media Player(ウィンドウズメディアプレーヤー)を使うと、2倍までしか高速再生できません。2倍を超えると、音声が消えてしまい、聴くことができません。

とはいえ、何度も何度も聞いていくと、慣れてくるので3倍でも4倍でも聴くことができるようになります。
あるいは、元のオーディオコンテンツが、非常にゆっくりで、2倍でもまだ遅い、と思うことがあるかもしれません。

そんな場合にはもう一手間書ければ、2倍を超える音声ファイルを作ることができます。

上記1〜3にしたがって、倍速になった音声ファイルを作成します。
その2倍速の音声ファイルを、倍速再生すれば4倍速になります。
1.5倍速にすれば3倍です。

倍速ファイルを1.5倍速で再生し、それを3の手順で録音すれば、3倍速の音声データの完成です。

このやり方で、8倍速まで試したことがありますが、あまり推奨はしません。
通常の音声ファイルであれば3倍まで。
テキストのコンテンツがある場合は、そのテキストを目で追いながら4倍速を聴く,くらいまでを推奨します。

補足。
倍速再生の場合は、イヤホンを推奨します。
自動車の運転中などの場合は、外部の騒音で聞きづらいので、1.5倍くらいに留めておいたほうがいいかもしれません。

以上、2日間にわたって、無料でできる時短オーディオ学習法を解説しました。
「あとで聞けばいいや」
を減らして、より効果的に学習できることを願っています。

 

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