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アップスタッツ合同会社のコロナことチャイナウィルス騒動に対する見解はこちら。
参加者が10名を超えるイベントなどは
当面見合わせます。
つまり…平常通りに経済活動を
行っていきます。
また,チャイナウィルスで売上ダウンしている方で,
サポートが必要な方は,個別にお問い合わせください。
通常にの料金体系とは別の価格帯でご提案いたします。
※当面の間,この表示をいたします。
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。
今日は…仕事術の話をします。
目標は,
「頭が空っぽのままでも
読んで理解できる内容」
を目指します。
なぜなのか。
…も含めて,
本文で解説いたします。
今日まで,GW。
明日は休み明けで,
仕事が怒涛のように
押し寄せる方。
あるいは,自粛要請による
休業をしている方が
仕事を再開する際に,
きっとお役に立てるでしょう。
結論は,
「優先順位」
を付けて,仕事を捌いていくこと。
これに尽きます。
ではどうやって優先順位をつけるのか。
そうですね…
例えば,
会社に行くと,
50件の連絡が入っている,
という情景を想像してみてください。
その50件が,
全部メールなのか。
35件のメールと,15件のFAXなのか。
30件のメールと15件のメールと
5件の郵便物なのか。
あるいは20件のメールと…
モニターが見えなくなるくらいに
貼られた「緊急」の付箋紙なのか。
内訳はともかく。
50件の連絡が入っている。
そんな前提において,
どう優先順位をつけて,
捌いていくのか。
最後までお付き合いください。
問い合わせへの返答の優先順位
連休中も私は
普通に引きこもって
仕事をしていたので…
複数の会社に
メッセージを入れました。
まあ
そのうち返事が来るでしょう。
ポイントは,
「いつ来るか」
ですね。
電話ではなく
メールですので…
ある程度の
タイムラグがあるのは
当然でしょう。
とはいえ…
「早く返さないと…」
と思う方もいるでしょう。
そう思うと,
ドツボに嵌ります。
なぜなら…
休み明けに,
大量のメールが来ていたら,
どうなるのか。
50件の問い合わせが来ていたら,
50件同時に,返信する。
…なんて真似はできませんよね。
だから,
優先順位が必要なのです。
そして…
優先順位は,
基本的にどれも一長一短だと
心得なければいけません。
いくつかに分けて解説します。
初めての方からの問い合わせ
言葉を正確に使うと,
「新規顧客」
は,
「初回取引」
した顧客を意味します。
ですので,
ここでは
「新規顧客からの問い合わせ」
とは表現しづらいですね。
なので,
「初めての方からの問い合わせ」
と表現します。
この
初めてのからの問い合わせ。
基本的に
「迅速に対応」
が必要になります。
なぜなら…
「自社だけ」
に問い合わせしているとは
限らないからですね。
競合他社3件に問い合わせしている
可能性も十分にあります。
その時に,
こちらが返信するころには,
「他社で購買決定」
してしまったら,残念ですよね。
せめて…
3件に問い合わせ…という場合,
他社で決定する前までに
返信したいところです。
が。
それがどのタイミングなのかは
わからないので,
早いほうがいいという他ありません。
そして…
「この問い合わせが来る」
までに,多くのマーケティングコストが
掛かっています。
これまでの広告宣伝費を
費やしてプロモーションを展開してきた
成果が…
この1本のメールなのです。
ということは…
この案件を逃すと痛い
…というのは想像に難くないでしょう。
会社を支えてるのは誰?
健全なマーケティング戦略に基づいて
健全な会社経営ができている場合。
理想は…
業種業態によって違いますので
あくまでも理想です。
売上の2割が新規,
8割がリピート顧客から,
というのが,理想です。
そして…
多くの場合,
会社の売上を支えてくださっているのは
リピート顧客(既存顧客)です。
ということは…
会社にとって本当に大切にすべきなのは
リピート顧客という考え方があります。
ということは,
問い合わせが50件
あったとしたら…
まず,
リピート顧客の対応が
最優先…
という優先順位の設定法がありますね。
既存顧客を大切にする会社が,
長く繁栄していくことでしょう。
逆に…
新規,新規ばかりしか見ていない…
下世話な表現をするなら,
釣った魚に餌をやらない
社長は,会社を潰すのです。
緊急事態・トラブル
生命・身体の危機に直結するような
事態があった場合。
これが最優先であることは
いうまでもないでしょう。
なので,
この点に該当すべき連絡が
入っていたら,最優先…
というのは言うまでもない
かもしれませんが。
基本的にないでしょう。
そんな緊急事態があったら,
悠長にメールなんて
送ってこないでしょうから。
例えば,
社長は連休だから,
休暇を過ごしていたとしても,
従業員が,現場で作業をしている。
そんな時に,
労災事故があったら…
まず社長の携帯電話に
一報が入るでしょう。
50件のメールの中で,
そんな緊急事態は
まず考えにくい。
せいぜい,
「怪我して病院に行き
処置を受けました」
という事後報告でしょう。
ということは,
緊急事態とは言い切れません。
が。
会社を支えているのは誰なのか。
売上を支えているのは
リピート顧客だった場合。
でも,
現場で仕事をしているのは
社員です。
社員あってこそ,
売上を作り出すことができる。
となったら,
緊急事態というほどではないにしても,
真っ先に安否確認はすべき,
という考え方があります。
何よりも,
真っ先に社長から連絡が来ないことで,
その従業員から会社への
忠誠心が減衰する可能性は
あるでしょう。
ということは,
早急に対応しなければならない
案件だと言えるでしょう。
本当に大事な日常業務
経営者・社長の仕事は
マーケティングです。
ということは
これまでに何度も
お伝えしてきました。
ということは,
会社の未来を作るのは,
マーケティングの仕事です。
なので,
理想は1日2時間,
マーケティングに専念ですね。
なので,
まずはこのマーケティングの案件を
進める。
これをサボったら,
会社に未来はありません。
本当のポイントはコレ
さて,
(1)初めての問い合わせ
(2)既存客(リピート顧客)の問い合わせ
(3)従業員の緊急案件
(4)既存のマーケティング業務
と挙げましたが。
どれから取り掛かったら
いいのでしょうか。
どれも一長一短。
言い換えると,
どれかを選ぶことで,
別のなにかにリスクが付きまとう,
ということになりかねません。
さてどうしたらいいのでしょうか。
あなただったら,
どうするでしょうか。
考えてみてください。
さて,本当に大事なのは,
「会社という現場」
で,この優先順位を考えていること。
この考えている時間が
何よりもロスなのです。
50件のうち,1つ1つ。
「これは先に処理すべきだろうか」
「これは後にすべきだろうか」
と考えて…
3通見た後に,
「やっぱりさっきのこれのほうが
優先すべきなんじゃ」
と戻る。
これが,非効率の根源なのです。
だからこそ,
やらなければいけない
「優先順位の設定」
というのは,
「あらかじめ
どれから処理するのか」
を決めておくこと。
これが最優先となります。
決断能力という限られた資源
人間の
「脳で判断して決断する能力」
は有限です。
例えば…
Facebookのザッカーバーグが,
同じ種類の服を大量に用意して
いつも同じ服を着る,
なんて話,きいたことないでしょうか。
例えば,こんなワードローブの中から
服を選ぶ,という
「選択」
によって脳の「決断する能力」を
浪費する。
これを防ぐために,
同じ種類の服ばかりを揃えているのです。
50件,
全部…
「あーどれから取り掛かるかな」
なんて判断していたら,
脳のリソースはすぐに枯渇してしまいます。
迷わず,考えずに
取り書かれるようにしておかなければ
ならないのです。
だからこそ,
「あらかじめどれから取り掛かるのか」
を決めておく。
その結果は受けて立つしかないのです。
例えば,
リピート顧客を優先した結果,
初めての問い合わせから失注したとしても,
それは「決めた結果」ですので,
「しょうがない」
と割り切ればいいだけの話です。
言い換えると,
「しょうがない」
と思うしかない。
それよりも,
あらかじめ決めておくこと。
こちらのほうがずっと大事だ…
という話でした。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
追伸
こちら記事,ご覧になりましたでしょうか。
この記事で,
経営理念の見直し
という項目がありました。
これを,しっかりやっていたら,
今日の内容は迷うこと無く
すぐに決められるでしょう。
冒頭でお伝えしたとおり,
「頭が空っぽのままでも
読んで理解できる内容」
だったのではないでしょうか。
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