いかにして仕事を減らしていくか…という話

いかにして仕事を減らしていくか…という話

いかにして仕事を減らしていくか…という話
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

今日は,いかにして仕事を減らすのか
という考え方について
掘り下げていきます。

 

 

が。
そもそも,
仕事は増やすべきでしょうか。
それとも
仕事は減らすべきでしょうか。

 

立場や考え方,
状況によって変わってきます。

 

 

そこも含めて
掘り下げていきます。

 

 

増やすか,減らすか。
どちらがいいのでしょうか。
最後までお付き合いください。

 

 

 

仕事を増やして怒られた話

 

 

仕事…といっても
職業上の話ではありません。

 

 

 

私が幼少の頃,
何かをミスしたときは,
よく

 

「仕事を増やして,まったく!」

…と,怒鳴られたり
叩かれたりしたものです。

 

 

例えば,
水の入ったグラスを
落として割った場合。

 

 

ガラスの破片を片付けて,
濡れた床をなんとかしないと
いけないわけです。

 

何よりも,危険です。

 

 

こんなときにはよく,
「いらない仕事を増やして!」

 

…と怒鳴られたのは
よく覚えています。

 

 

 

 

ここでの
仕事とは
余計な手間や作業を
意味することになります。

 

 

それを増やすと怒られるのです。

 

 

では。
仕事は増やしてはいけないのでしょうか。

 

 

 

コンサルタントとして感じた恐怖

 

 

一方。
ある人の話です。

 

 

私がコンサルタントとして
駆け出しの頃です。

 

 

ある企業の社長と
面談したときのこと。

 

 

コンサルティング本契約前に,
その会社の問題点や解決の考え方を
しっかり伝えて…

 

その解決に必要であれば,
私のようなコンサルタントと
コンサルティング契約を結ぶことになります。

 

 

その時は…

 

「これで,どんどん売上も
増えていくから,
人を新たに雇わなければなりませんね」

 

…などと言われて
恐怖をいだいたいのを覚えています。

 

 

私の見立てに満足して,
コンサルタントとして
契約する前提だからこその
発言ですが。

 

意味としては,
私のコンサルティングで
どんどん集客したら
売上も伸びていくから…
その売上に応じて
仕事をこなさなければならない。
だから,人を増やさないと…

 

 

というニュアンスだったのでしょう。
私はその言葉を聞いて,
恐怖を抱きました。

 

人を雇うということは,
完全な
固定支出に
なるわけですね。

 

 

そんな固定支出を…しかも
終期が見えない固定支出をして。
その後,収入が増えなかったら…
どうなるのでしょうか。

 

私は,
そこまで考えて,
がじめて
「コンサルタントとしての恐怖」
に気づいたことがあります。

 

何がなんでも
成果を出さなければならない…
成果を出さなければ,
クライアントに,大損させる…
という恐怖です。

 

 

もっとも…
このひとは,その後まったく
連絡が取れず消息不明になりました。

 

結果的に
関わらなくて良かった人
だったのでしょう。

 

 

 

では,
作業が増えるから,
人をやとう。

 

…という考え方。
それが今日のテーマです。

 

 

人は増やすな

 

 

 

経営者としては
「仕事を創り出す」
ということは,
とても大切です。

 

 

仕事を創り出して,
雇用を生み出すことが大事。

 

 

 

…という考え方もあって,
それがいかに大事なのか,
ということも散々教わりました。

 

一方で,
幼少の体験で
「仕事は増やすな」
という考え方もあります。

 

どのように
考えたらいいのでしょうか。

 

 

 

「経費」のような仕事

 

 

仕事には,
それをすることで
新たな価値を
創造することがあります。

 

一方…
そうでない場合もあります。

 

 

それが,
会社の
「経費」
と似ているのです。

 

 

経費…コストは,
掛けなくてもいいコストであるなら
掛けたくない。

 

 

固定支出を増やすなんて
もってのほか。
むしろ,いかに固定経費を
へらすのか…という考え方に
なっていきます。

 

 

同じように,
「特定の仕事」
は,経費のようなものです。

 

 

その仕事をいかに減らして
なくすのか。

 

例えば,
書類の整理。

 

 

たくさんの未整理の書類を
箱に言えて…
まとめて片付ける…
という仕事があります。

 

 

ですが…
そもそも
箱にまとめて
一気に片付ける
という点について
仕事が増えているのです。

 

「後でまとめてやろう…」
ということで
箱を用意する。

 

コレが原因で
「後でまとめて箱の書類を処理する」
というタスクが
発生してしまっているのです。

 

 

言い換えると…
片付けるべきその一枚の書類。
それを
「後で片付ける箱」
ではなく…

 

その場で処理したら…
箱の中を処理する必要はなくなるわけです。

 

 

ここで
箱を設置することが
「仕事を増やす」
ことになってしまっているのです。

 

 

仕事を減らす目的

 

 

 

特に…
仕事とは完了すると,
しの仕事のタスクも完了します。

 

 

 

つまり,
一つのプロジェクトの一連の流れを
終えると,
その従者もお役目御免ということに
なるのでしょう。

 

 

そして
一気に最後までやってしまえば
いいのですが。

 

 

それを
3日ほどかけて
3人くらいの手を掛けて
実戦したら…?

 

 

ワークシェアリングなんて
まさにこのパターンです。

 

 

一気に片付けられる仕事を
三日にひきのばしているのだから,
仕事を増やしているという他ありません。

 

 

ですので,
仕事は一人でさっさと完了まで持っていき,
他の人の手を煩わせない。

 

 

 

何よりも…
その浮いた時間で,
本来やるべき仕事…
集客などをしなければいけないわけですね。

 

 

仕事は,
減らすものである。

 

今ある仕事も,
もしかしたらもう
しなくても良くなるような内容かもしれない。

 

 

そんな可能性も含めて
考えてみてください。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

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