広告で絶対に使ってはいけない「あの」言葉

広告で絶対に使ってはいけない「あの」言葉

広告で絶対に使ってはいけない「あの」言葉
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会
セールスコピーライターの飯山です。
 
 
今日は,
広告で絶対に使ってはいけない「あの」言葉
というテーマです。
 
 
具体的には,
チラシやDM,WEB,誌面広告など
様々な広告媒体に書くべき
「コピー」に,
この言葉は絶対に使ってはいけません。
 
 
…実は,
この「使ってはいけない」
禁断の言葉は,いっぱいあります。
 
とてもブログでは書けない,
あまりにもブラックすぎる記事
「ブラックディクショナリー」
シリーズというものを書き溜めています。
 
完成度は半分くらいですが…
たまたまある方から
質問をいただいたので,
今日の記事にします。
 
 
 
 
では,この使ってはいけない言葉
とは何でしょうか。
 
考えてみてください。
 
 
差別用語でもなければ,
シモネタ的な言葉でもありません。
 
反社会的な言葉でもなければ,
非道徳的な言葉でもありません。
 
 
日常では割りとよく使われている,
珍しくはない言葉です。
 
あなたもきっと
使ったことがあるはずです。
 
それは何か。
 
 
「みんな」
 
です。
 
 
広告に
「みんな」
「皆様」
といった言葉は
絶対に使ってはいけません。
 
使ったら,
広告効果がガタ落ちになります。
 
 
 
広告効果とは…
その広告を見て,
どれだけの人が反応してくれたのか
という「反応率」を意味します。
 
すなわち,
「みんな」
「皆様」
という言葉を使うと,
反応率が下がるのです。
 
 
なぜでしょうか。
 
 
その前に,
考えてみて欲しいことがあります。
 
 
あなたは,
広告を見るのは好きですか?
 
 
私は割と好きです。
仕事そのものでもあります。
 
通販番組など,
つい見入ってしまいます。
 
今は新聞を取っていませんが,
新聞を取っていた頃は,
「チラシをチェックする時間」
を確保していたこともありました
 
 
ですが…これは私だから。
 
きっとあなたは
広告を見るのは,
好きではないでしょう。
 
もちろん,
条件次第です。
 
例えば,
あなたが車を買い換えようと思っていて,
いろいろと情報収集している時に,
車の広告は「嫌い」とは言えないでしょう。
 
 
ですが…
車の情報収集をしている時に,
「アクセサリーの広告」
は,
「うざい」
と思うまでもなく
スルーするのではないでしょうか。
 
 
興味関心のない広告など,
スルーされて当然です。
 
 
これは簡単に実感いただけます。
あなたは,
今朝起きてから今のこの時間まで,
何件の「広告の内容」を覚えているでしょうか。
 
 
新聞,テレビCM,チラシ,DM,
交通広告,看板,雑誌広告…
 
メルマガ,WEBページ,WEB内のバナー広告。
動画,SNS広告…
 
数え切れないくらいの広告を
見ているはずです。
 
そのうち,
実際に見て,何件の広告を
「実際に覚えている」
でしょうか。
 
 
私はこの質問をこれまでに
何人も何人も聞いてきました。
 
「1件」
と答えた人は何人かいましたが…
 
「3件以上」
覚えている人は会ったことがありません。
 
実際に,あなたもせいぜい覚えていて
1件か,多くても2件程度では
ないでしょうか。
 
 
人はそれだけ
広告をスルーする習慣を
身に付けているのです。
 
 
 
では,
なぜ広告をスルーするのか。
 
もちろん,
膨大な情報量の広告に
いちいち反応していられない
でしょう。
 
 
それ以上に,
「他人事」
だから,
興味も引かないし,
記憶にも残らないのです。
 
 
 
ここでもうひとつ,
あなたに質問です。
 
あなたは,
「みんな」
という人に会ったことが
あるでしょうか。
 
あるいは,
「皆様」
という人に会ったことが
あるでしょうか。
 
「みんな」
「皆様」
そんな人は存在しません。
 
 
存在しない人に
語りかけるコピーを見ると,
 
「自分ごとではないな」
「他人事だな」
と,瞬時に判断します。
 
そして,
スルーされるのです。
 
 
「みんな」
「皆様」
 
この言葉は,
「スルーしてもいいですよ」
という合図です。
 
スルースキルが
発動する「スイッチ」なのです。
 
 
だから,
広告においては,
「みんな」
「皆様」
という言葉は
絶対に使ってはいけないのです。
 
ではどうしたらいいのか。
 
このブログの中で,
実際に何度も使っています。
 
「あなた」
です。
 
特定の個人を指して言う二人称の言葉です。
 
「あなた」
と言うしかないのです。
 
 
類語辞典を調べれば,
あなた ・ あんた ・ お前 ・ てめえ ・ 自分 ・
君 ・ 貴様 ・ おのれ ・ われ ・ そち ・
その方 ・ あなた様 ・ 貴方 ・ 汝 ・ お宅
などがあります。
 
実際には
「あなた」
くらいしか使いようがないでしょう。
 
 
もちろん,
究極的に特定の個人を指す言葉として,
「相手の名前」
がベストです。
 
DMならできるかもしれませんが,
WEBページやチラシ,雑誌広告などは
なかなか相手の名前を入れるのは
難しいでしょう。
 
 
結局のところは,
「あなた」
ということになります。
 
最後にもう一度繰り返します。
 
「みんな」
「皆様」
という言葉を使うと,
無視されます。
 
必ず特定の個人を示す
「あなた」
がベター,
「個人名」がベストです。
 
つい,
「みんな」
などと使ってしまわないよう,
気をつけたいものです。
 
 
今日のテーマに関連する記事はこちら。
あわせてご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
 
 
追伸
他にもまだまだ反応率を
下げてしまう要因はいっぱいあります。
コピーや広告だけとは限りません。
 
たったひとつの要素で,集客を
台無しにしてしまうことは
たくさんあるのです。
 
 
 
 
 
 

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