ついやってしまいがちな「相手に恨まれるアドバイス」

ついやってしまいがちな「相手に恨まれるアドバイス」

ついやってしまいがちな「相手に恨まれるアドバイス」
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は…
「相手に恨まれるアドバイス」
についてお伝えします。

 

おせっかいな方。
人にために貢献したいと
強く願う方。

 

 

頭の片隅に入れておいて欲しい
考え方ですので,
ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

イベントの準備をしている方たち

 

ある会社が,
(その会社にとって)
かなり大きなイベントを開催しようと
準備していました。

 

チラシを用意して…
そのチラシをあちこちに
ポスティングしたり,
折込したり…

 

あるコミュニティの
リーダー的な役割の方に
口コミしてもらったり…

 

場所を借りてイベントを開催するので
その段取りだったり…

 

まあ,忙しそうにしています。

 

私の郵便受けにもチラシが入っていました。

 

 

聞くところによれば,
開催場所を中心に300枚ほど
折込みしたようです。
(上述のリーダー的な方から聞きました)

 

 

 

たまたま,
その会社の人たちが,
念入りに打ち合わせしている
シーンに遭遇しました。

 

明日はどこのマンションに折込する…とか。
あそこのマンションはオートロックだから…
とか。

 

 

チラシを広げて,
いろいろ話し合いをしているようです。

 

 

私はそれを見て…
ひたすら,忍耐でした。

 

なぜでしょうか。

 

 

せっかくの魅力的なオファーなのに

 

 

このイベント。
私も行ってみようとは思っています。
なかなかに「お得感」がありますからね。

 

ですが。
本当に残念なことに,
そのチラシ。

 

表面の3分の2は,
「会社からのあいさつ」
で,
表面,残り3分の1は,
「売り込み」
と地図とかイベントの案内です。

 

 

そして…
裏返して,
その半分から下のあたりに…

 

 

「なかなかに魅力的な
オファーの内容」

 

 

が書いてあります。

 

私だったら…
表面の会社からの
「ありきたりな挨拶」
などバッサリカット。

 

その上で,
裏面下にある
魅力的なオファーを
表面上部に,
大きく目立つように書くでしょう。

 

たったこれだけで,
反応率は大きく変わってくるはずです。

 

その残念なチラシが…
私の前に置かれ…
その会社の人達が
今まさに熱心に
打ち合わせをしているのです。

 

 

もし,
ここで…

 

 

「いや私,
実はセールスコピーライターで,
広告の反応を上げるのが
専門なんです。

 

今回のこのチラシ…
実は,
そんなに反応は取れませんよ。
なぜなら…」

 

 

とアドバイスしたら
どうなるでしょうか。

 

きっと,恨まれるでしょうね。

 

 

なぜなら…

 

 

正しさという凶器

 

理論的に,
私の言うことは正しいでしょう。
聞いた側も,それはわかるはずです。

 

だからこそ…
「何で,そのアドバイス,
【今】なの?!
もっと早く言ってほしかった!」

 

と思うでしょう。

 

けれど…
実際に,たまたま今,
目の前で通りかかったついでに
アドバイスしただけの話ですから,
「今」
なのです。

 

きっと…
それは理解できるでしょう,
「今しかなかった」
「どうしようもなかった」
などと。

 

だから…
理不尽な思いをいだき…
そして恨まれるのです。

 

 

別の例で紹介します。

 

例えば,私の買ったMacbookAir。
同じものが,最近3万円ほど安売り
しているようです。

 

…という話を聞いて
「がっかり」
しました。

 

もし,
「あと3万円安くなる」
事がわかっていたら…
値下げしてから買ったでしょう。

 

でも…
そんなこととは知る由もありません。
だから,
「仕方がない」
のです。

 

 

仕方がないのですから…
だったら,
3万円安くなる,
なんて情報は知りたくないわけですね。

 

 

がっかりするのはわかっていますから。

 

これと同じですね。

 

 

翌日に撒くチラシは完成していて,
今から直せるわけでもない。

 

にも関わらず,
「それ,撒いても反応は薄いですよ。
直したほうがいいです」

 

と言われても,
どうしようもないわけです,

 

だから…
そんなアドバイスをしようものなら
「恨まれる」
ことでしょう。

 

 

だから…
私は,アドバイスしたいけれど,
それでも必死でこらえて
黙っていました。

 

 

そのアドバイスは誰のため?

 

もし,
このアドバイスをしたら
「相手」ではなく
「自分」はどうなるのでしょうか。

 

 

きっと,
「有益なアドバイスをしてあげられて
良かった」

 

 

と思ってしまうのでは
ないでしょうか。

 

あるいは,そのアドバイスを受け入れず,
そのイベントが
「大コケ」
したときに,
「ほら見ろ,だから言ったじゃん」
と思えることでしょう。

 

相手からは
恨まれるかも知れないのに。

 

結局のところ,
「反応がいまいちなものを
そのまま見過ごしたくない」
という,自分のエゴなのです。

 

あるいは…
多くの場合,人には
「誰かを助けたい」
という欲求があります。

 

その欲求の赴くままに
アドバイスをしてしまう。

 

 

相手から恨まれ…
自分は
「相手のためになることを
してあげたぞ!」
となるわけです。

 

しかも,
「このアドバイスは正しいことを言っている」

 

「相手のためになるアドバイスなのだから,
しっかりしてあげたほうがいい」

 

と,
アドバイスすることを
「正当化」
してしまうことになります。

 

でも…
相手からは恨まれる。
実に,残念です。

 

 

無料アドバイスというものが,
どれだけ
「罪深い」
かどうかについては,
以前に書きました。

今回の,
「頼まれてもいないのにアドバイス」
というのは,
それに輪をかけて,
罪深い行為です。

 

人にアドバイスすることを
仕事にしていたり…
知識経験があると,
ついアドバイスしたくなります。

 

本能ですからね。

 

でも,
してはならないのです。

 

私も…
ぐぐっとこらえるように
心がけていきたいものです。

 

 

もちろん,
TPOですので,
「アドバイスしなかったこと」
で恨まれることもあります。

 

 

この状況判断も,
しっかりしなければならないでしょうね。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

追伸

 

ブログ本文で告知するのは
これを最後にします。

 

8月10日までに,
一定回数クリックされた場合,
「ある秘密」
を公開します。

 

詳しくはこちらの記事を
ご覧ください。

 

 

 

 

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