何のために死んでいくのか

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何のために死んでいくのか
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こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表,
経営軍師の飯山です。

 

 

今日は…

 

正直,
自分が書いていいテーマかどうかは
わからないし,
そもそも,
しっかりと余すところなく
書ききれるという確信もありません。

 

…が。

 

ここで書かなければ,
二度と書こうと思うことも
ないでしょう。

 

ですので,
思い切って,
前から思っていた

「あること」

を…

 

 

今日…令和2年8月15日という機会に
書いてみることにします。

 

 

 

先日は,
「何のために生きるのか」
ということを書きました。

<参照>
何のために生きるのか

 

 

今日のテーマは,
その反対です。

 

すなわち,

 

「何のために死んでいくのか」

 

です。

 

 

今日という日に,
最後までご覧ください。

 

 

心に響く言葉,響かない言葉

 

 

今日は,
75年目の終戦記念日。

 

テレビがない自宅ですが,
ありがたいことに今は
オンライン中継があるので,
ネットを通して,
戦没者追悼式を目にすることが
できました。

 

 

武漢コロナ関連で,
国歌斉唱はできないので,
国家の演奏を耳にして…

 

 

様々な方のメッセージを
耳にします。

 

天皇陛下の
御言葉は脇に置くとして…

 

 

政治家や行政・司法関係者の
哀悼の言葉。

 

 

何というか…
驚くほど,
心に響くものはないですね。

 

哀悼の意ですので,
聞き手にとって心に響くこと
そのものにどれだけ意味があるのかは
わかりませんが。

 

 

その中で。
実際に,戦争によって
親族を亡くした方の言葉。

 

 

8歳で終戦を迎えた方の
言葉は…
さすがに,一線を画する
リアリティを感じました。

 

 

では,
これは本当なのでしょうか。

 

 

別に,
遺族の方が
嘘をついている,
なんてことを言うつもりはありません。

 

私自身も,
過去の教育の過程の中で,
実際に,戦争体験者の話を
リアルに聞く機会がありました。

 

 

やはり,
リアリティは感じます。

 

が。

 

 

はたして,
これは本当なのでしょうか。

 

 

今回で終戦から75年。
75年間,
ずっと話し続けてきたことです。

 

 

それは,
間違いなくその方にとって
「真実」
であったとして…

 

真実というものは
「変わる」
ものです。

 

 

わかり易い例が,裁判。

 

証人による証言よりも,
書面などによる物証のほうが
証拠として確かなものとして
取り扱う。

 

まさに
「人の記憶」
というものが時とともに
移り変わっていく,
ということを如実に表しています。

 

裁判はさておき。

 

戦争体験者,
戦争の遺族の方の
記憶が変わり,
真実が変遷していく。

 

そのことに対して,
良いも悪いもないし,
それを批評するつもりもありません。

 

 

ただ,
私のような,
戦後生まれで,
戦争の本当の生々しいまでの
圧倒的な真実に触れるには
どうしたらいいのでしょうか。

 

 

 

 

回天って知ってますか?

 

 

 

神風特攻隊というものは
知っていましたが。

 

 

私は,
知りませんでした。

 

 

定義【回天】
旧日本海軍が第二次大戦中に用いた、
人間が操縦する魚雷の名。
(デジタル大辞泉)

 

回天(かいてん)は、太平洋戦争(大東亜戦争)で
大日本帝国海軍が開発した人間魚雷であり、
日本軍初の特攻兵器である
(Wikipedia)

 

 

比較するものではないことは
百も承知ではありますが。

 

神風特攻隊は…
戦闘機から,敵艦に特攻
したわけです。

 

つまり,
上空から敵艦が見えていく中で,
特攻を掛けるのですから,
「その瞬間」
はわかります。

 

 

では…
回天は…?

 

昏い海の底で,
ものすごい勢いで,
敵艦に突っ込んでいく。

 

しかも…
極論を言えば,
それが敵艦に命中したか,
そうでないかもわからず,
いつどの瞬間に…
「その時」
が来るのかもわからない。

 

 

そんな特攻兵器に…

 

 

回天隊員は,
どんな気持ちで
搭乗したのでしょうか。

 

 

戦後に様々な戦争体験者が
戦争をリアルに語ることはあっても…

 

 

この時の回天隊員の
気持ちを表現できる人は
いません。

 

いるとしたら,
本人のみです。

 

 

 

真実はここにある

 

 

今は,
ちょっと手元になくて
すぐに取り出すことは
できないのですが。

 

 

私の記憶が正しければ,
昨年の6月ごろでしょうか。

 

 

ちょっとしたきっかけがあって,
靖國神社に参拝に
いくことができました,

<参照>

 

 

 

そのときに…
靖國神社内の売店で,
ある小冊子を
手に入れることができました。

 

戦没者の手記の
記録集です。

 

 

文字通り,
戦没するその前夜の手記が…
書いてあるのです。

 

遺言のように
書いてあるものもあれば,

 

自らの心中をそのまま
記録してあるものもあります。

 

 

ここで言えるのは…
陳腐な表現で申し訳ないですが。

 

「押しつぶされそうなほどに
 圧倒的なリアリティ」

 

です。

 

 

売国奴反日左派共による,
捏造やプロパガンダも,
さすがにここには
及びませんから。

 

そこに書かれたものは,
時代がどれだけ移り変わっても,
「変わることのない真実」
として記録されているのです。

 

現実の…
その名前,階級,年齢。

 

その方の書き遺した文章。

 

そして,どこでどのように
戦没していったかまで,
記載されています。

 

 

今回の,
戦没者追悼式では
安易に

 

「300万人もの方が犠牲になった…」

 

と口にしていた人がいましたが。

 

その300万人の中の
「その一人」の
まさにその最期が,
ここに書かれているのです。

 

 

何のために死んでいったのか

 

 

真実は…
現実に,戦没していった
英霊おひとりおひとりのものです。
私がここで代弁など
できるはずがない。

 

ただ…
思いを巡らせることは
できます。

 

さて。

 

一度入ったら,
生きて二度と出ることができないと
言われた…
究極の特攻兵器,回天。

 

 

これに乗り込むときに,
隊員は何を望んで,
何を願って乗り込んでいき…
何のためにはかなくなっていったのでしょうか。。

 

 

大日本帝国を守る!
という気持ちで
特攻していったのでしょうか。

 

天皇陛下万歳!
心の底から思いながら,
特攻していったのでしょうか。

 

当事者以外が
…そのように,
言う人もいれば,
否定する人もいますが。

 

 

わかるのは…
文字通り,
自分の命よりも大事な何かを
守るためだったのでは
ないでしょうか。

 

結果的に,
それが祖国を守ることであり,
故郷を守ることであり,
そして大切な誰かを守るため…
だったのでしょう。

 

私の手にした手記集には
そういった真実が
書いてありました。

 

 

 

「哀悼」という違和感

 

 

そして…
今日の式典を見て,
メッセージを聞いて,
「哀悼」という表現を
何度も耳にして…

 

 

どうにも違和感がつきまといます。

 

 

実際に,
英霊の方々は,
75年後の今を生きる私達のために
死んでいった…
というつもりがあったかどうかは
わかりません。

 

けれど…
確かなことは,
75年前までに,
たくさんの方が
英霊になっていった事実があるから,
今の私達があるのです。

 

 

 

だとしたら…
哀悼などと言うのではなく,

 

 

75年後を生きるありとあらゆる
日本人・・・
であれば…
真っ先に口にすべきは,
「感謝」
ではないでしょうか。

 

様々な考え方や立場があり,
安易に口にできることでは
ないですが。

 

例えば,今,日本人である私達が,
誰か大切な人がいて,
その人といっしょに今を生きることが
できているのであれば…

 

それは,
75年前までに
「文字通り」
命がけで,日本人の未来を
守ってくれた英霊たちが存在するから
ではないでしょうか。

 

 

私達は忙しいです。
今を生きるのに精一杯です。

 

 

でも…
それはなぜ忙しくしていられるのでしょうか。

 

 

生死ギリギリの毎日を送らずに,
今日,死ぬだろうか,
明日,死ぬだろうか…
なんて考えずに生きられるのは,
誰のおかげなのでしょうか。

 

 

「日本人」
としての矜持があるのであれば,

 

今日という日は,
日本人の未来を守ってくださった
英霊に感謝する日ではないでしょうか。

 

 

そして…
戦争というものは
二度と起こしてはいけないとか,
そういった(当然の)話は脇において。

 

何のために生きるのか。
それ以上に,

「何のために死んでいくのか」

です。

 

なすべきことを何もせずに,
単に寿命を迎えて
生命体として機能停止して死んでいく。

 

 

そういう生き方,死に方も
ありかもしれません。

 

ただ…私は,
英霊の方々のように…
とは言いませんが。

 

自分のことを
誰一人覚えてもらうことなく,
誰にも知られずにひっそりと
死んでいくとして。

 

 

自分の為した何かが,
誰かに価値を与え,
未来を築けるような何かに
貢献できるものを遺してから
死んでいきたいものです。

 

 

75年前。
玉音放送が流れたその時は,
とてもよく晴れて青空だったそうです。

 

 

今日,昼過ぎに外を歩きましたが…
とても良く晴れた青空でした。

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平

 

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

 

 

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