こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
3日間のセミナー受講が終わりました。
内容については,
これから復習してアクションプランにしていきます。
ただ…その前に,今日は一つ,
学習効果を高める原始的なコツを紹介します。
個人的には…クライアントには言っているものの,
自分自身ではあまり認めたくなかった内容です。
けれども…今回,しみじみと実感してしまいました。
今回のセミナーですが,私は無料招待で受講しました。
他のサービスを購入した際の,特典の1つだったのです。
つまり,直接的に,受講料は払っていないのです。
学習することに対して,直接のコストは払っていないのです。
(滞在するための旅費交通費等は脇に置きます)
自分で言うのもどうかと思いますが,私はとにかくケチです。
徹底的に学びます。
必死でノートを取ります。
ですが,今回は,どうにも学習のモチベーションがあがりません。
今回の大規模セミナーを受講して感じたこと。
それは,受講者のマナーの悪さです。
例を上げればキリがないですが…
席取りという,
そのセミナーでは禁止されている
アンフェアな真似から始まり…
受講中のおしゃべり。
「パソコン・ケータイ禁止」のルール違反。
そして,爆睡。
寝ること自体はどうでもいいのですが,
寝る度に,
ノートやペンなどをバサバサっと落として,
実に耳障りです。
そこで思ったのです。
「ああ,所詮,ゴールド席だから仕方がない」
ちなみに,
VIP席,
ダイヤモンド席,
ゴールド席
という順になっています。
ダイヤモンド席でも,
ずっとパソコンをカタカタ打ったり…
iPadでゲームをしていたり,という人もいました。
だからといって…
他の受講生のマナーが良くないのは…
残念ながら「普通」です。
大雪の北海道から,
事務所を空けて,
旅費交通費を掛けて来て,
受講する…という切迫感は
「何となく」
受講している人には伝わりません。
まさに「今更」です。
だからこそ,
なんでこんなに学習のモチベーションが上がらないのか。
そこで気づいたのです。
「ああ…金払ってないから仕方ないのかも…」
解決策は,簡単です。
VIP席を確保することです。
VIP席は…当然ですが,
決して安くはありません。
つまり,それだけ安くない金額を払った人しか,
周りにいない環境になります。
爆睡して,ノートをバサバサっと落とす人もいないでしょう。
おしゃべりにふける人もいないでしょう。
ケータイゲームに興じている人もいないでしょう。
講師の熱弁中にラインや
Facebook投稿をしている人もいないでしょう。
学習環境は,完璧です。
そして,なにより自分自身が,
それだけのお金を払ったのだから…と,
学習の意欲も大きく向上するはずです。
「営業の神様」,ブライアン・トレーシーは,
「人は,払った金額に見合ったサービスしか受けられないのです」
と言っています。
これは,価格に対する反論処理の
一環としての言葉です。
執拗な値下げ交渉に対して,
このように言うのも一つの手,と紹介しています。
ですが,結果的にこれは買い手側からしても,
その通りなのです。
サービスの内容は変わらなくても,
そこから得られるベネフィットは変わってしまうのです。
学習するならば…きちんとお金を払うこと。
これがコツです。
そして,この考え方は当然ビジネスでも使えます。
あなたの商品やサービスに対して,
正当な代価を請求して下さい。
不相応な値引きは,
必ずしも顧客のためにはならないのです。
あなたのサービスから,
十分にベネフィットを感じるには,
十分な代価を払う必要があるのです。
不相応な値引きで,
顧客がベネフィットを享受する機会を
奪ってはいけないのです。
最後に。
何でもVIPで学べ…と言うつもりはありません。
VIPの料金を払うにふさわしいと心から思えるもの。
あるいは,VIPの料金を払ってでも,
どうしても学びたいものに優先すべきでしょう。
なぜなら…常にVIPで学ぶのが理想ですが,
ここまで言ってしまうと,ニワトリ卵状態になってしまうからです。
常にVIPで学び続けたから
VIPが当たり前になったのか…
それともVIPを払い続けられるくらいの
収入があるからVIPで学び続けるのか。
どちらが先か,という問題です。
だからこそ,
はじめから常にVIPで
学び続けられるわけでもないでしょうから,
ほんとうに必要なこと,
あるいはほんとうに学びたいことに絞って
VIPで学ぶこと。
これに尽きます。
今日のテーマに関する記事はこちらです。
あわせてご覧下さい。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
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