こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
パソコンのHDD空き容量が
少なくなってきたので,
いらないファイルを
整理していたときのことです。
少々懐かしい写真が出てきました。
昔,なけなしの貯金を下ろした時の,
帯封付きの札束の写真です。
あとは…アイキャッチ画像の通り,
アメックスのプラチナカードの写真です。
アメックスのプラチナカードは,
ステータス欲しさに,
一時期使っていました。
結局,2〜3年くらい使って,
飽きてしまったので解約しましたが…
アメックスのプラチナカードという
ある意味「富の象徴」たる存在に
心を動かされていた,
少々恥ずかしい体験です。
この写真を見て,
少々思うことがありましたので,
今日は,昔から言われている
「金持ちになりたい人は金持ちになれない」
理由について,私なりの考えをお伝えします。
昔から,自己啓発や成功哲学の世界では,
「金持ちになりたい人は金持ちになれない」
と言われています。
目標設定に「金持ちになる」というものは
適切ではない,
という考えもよく聴きます。
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,
ジェイ・エイブラハムは「卓越の戦略上級編」において,
「あなたの目的は、
金持ちになること、
であってはならない。
目的が金持ちになること、という人は、
絶対に金持ちにはなれないから、である」
と述べています。
これはなぜなのでしょうか。
ちなみに,
この卓越の戦略上級編においては,
「直接的な理由」について
端的には述べられていません。
【こういう文献】と言う他ないシロモノだからです。
非常に回りくどい表現で記述されており…
解釈については,
全体的な文脈から判断するしかありません。
話を戻します。
よく自己啓発において「ビジョンボード」的な何かに
札束の写真を載せたり貼ったりする人がいます。
目につくところに
「お金」の画像を表示させて
「富を引き寄せる」ことを
意図しているのでしょうか。
かつて私も,
そのような下心で写真を撮ったり,
フリー素材サイトから,
札束や金塊の写真を
ダウンロードしたことがあるので,
よくわかります。
ある時,何となくですが
「これは無駄だ」と思ってやめました。
ですが,
当時,その理由はわかりませんでした。
今ならわかります。
私自身はお金の専門家でもなければ,
心理学や自己啓発のプロでもありません。
あくまでも私自身の経験と考察による
推論を表現したものです。
お金が欲しい人は,
「本当にお金が欲しいとは思っていない」
からです。
これが理由です。
本当にお金が欲しい人は,
心の底からお金【そのもの】が好きな人です。
心の底からお金【そのもの】が
好きな人とはどういう人なのか。
正確には覚えていないのですが,
コンサルタント神田昌典氏の
どれかの著書に解説されていたのを覚えています。
お金【そのもの】が好きな人とは…
・毎晩,お金を数え続ける
(お金が増えることを楽しむのではなく
貨幣を触っていたくて仕方がない)
・皺くちゃな紙幣に,
ハンカチを当ててアイロンがけをする
・硬貨を洗浄する
などの行動を取っているようです。
※うろ覚えですので,正確な表現ではありません
おそらく,紙幣あるいは,硬貨という
有体物そのものが好き好きでたまらなくて…
「ああ,この手触りサイコー!!」
「このジャラジャラ鳴る硬貨の音がたまらない」
という感じの人なのでしょう。
このような人が,
札束の画像をスマホの待受画面に設定したり
壁に貼ったりすれば,
効果があるのかもしれません。
ですが…きっと,
「金持ちになりたい,まだ金持ちではない人」は,
紙幣や硬貨という有体物そのものを
よだれを垂らさんが如く
求めているわけではないはずです。
では,何を求めているのか。
ここで「お金」とは何なのか。
その定義や歴史的背景,
学術的な考察を展開してもいいのですが…
今回のテーマとは直接関係ないので省略します。
なぜなら,
人はそれらの定義などから発展させて,
お金を通して全く別の何かを見ているからです。
つまり,「お金そのもの」を見ているのではなく
「お金というものを通して全く別のなにか」を
見ているのです。
お金の本質は…
権力だとか,自由だとか,信用だとか,愛情だとか,
穢れだとか,さまざまな意味付けをしている人がいます。
その人にとって,それが真実であるかぎり,
私がそれを否定することはできないし,
すべきではありません。
今回のこの記事において,
お金とはなにか…という問いに対しては,
「象徴」
としておくことにします。
より丁寧に補足すると,
「やりたいことをやる」
「やりたくないことをやらない」
ということに対する象徴です。
例えば,
会社をやめたくて仕方がない会社員が,
お金が欲しくて,
札束の写真を壁に貼っていたとします。
さて,
この会社員が本当に欲しいものは何なのか。
趣味の時間かもしれません。
ムカつく上司からの解放かもしれません。
今の仕事とは違う,
自分の能力を十全に活かすことのできる
新しい職場かもしれません。
通勤電車に乗らずに済む
ライフスタイルかもしれません。
家族と共に過ごす時間かもしれません。
さてこの会社員は,本当に欲しいものは何なのか。
かつて,
私が読んだことのある
非常に興味深いある記事を紹介します。
ある教会での話。
「あなたの持ち物のうち、
2番目に大切なものをもってきて、
それを他の方に差し上げてください。」そういわれて、信者30人が集まって、
それぞれ大切なものを交換した。すると、その結果は?答え:30人全員が、その二番目に大切にしていたものより、
もっと欲しいものを手に入れることができた。–「仕事のヒント」神田昌典365日語録–より転載
このエピソードを私なりに【解釈】すると…
2番目…つまり,
本当に欲しいものの【代替物】を手放して,
もっとも欲しいものを追い求めないと,
それは手に入れることはできない…
ということです。
そして,お金とは【代替物】の象徴です。
お金を通して得られるありとあらゆる中で,
自分が欲しいもの。
その中でも,心の底から,
自分の意識の奥からの欲求に直結したものが
「もっとも欲しいもの」でしょう。
心の底から,
本気で「お金【そのもの】が欲しい」人は
お金が手に入ります。
ですが…繰り返します。
お金は代替物です。
そして,
代替物そのものを
心の底から欲しいと思う人はいません。
なぜなら,他の誰でもない自分自身が,
「【代替物】は,自分が心から求めているものではない」
ことを無意識に気付いているからです。
表層的には「欲しい」と思っても,
無意識の本心は,
「ソレは別に求めていない」
と思っているのであれば…
手に入るはずがありません。
これが,
「金持ちになりたい人は金持ちにならない」
本当の理由です。
お金よりも本当に欲しいものが何かを見つけて,
それを手に入れるために
死にものぐるいでもがいている「過程」で
金持ちになっていた…
そんな話は,
書籍や成功者のインタビューなどで
見聞きします。
彼らは,
お金そのものを求めていなかったから,
結果的にお金を手に入れることができたのでしょう。
本当に欲しいものが何か。
自分が今求めているものは,
「本物」なのだろうか。
常に考え,
省みることを続けていきたいものです。
ちなみに…
今日の記事は,
前後編の前編とも言える内容です。
後編にあたる,
この「本物を探し出す」具体的ノウハウ
「ルナティックモード願望実現&目標設定法」
については,
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今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター飯山陽平
追伸
【公開まであと5日】
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「ルナティックモード願望実現&目標設定法」
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