台風との健全なつきあい方,不健全なつきあい方

台風との健全なつきあい方,不健全なつきあい方

台風との健全なつきあい方,不健全なつきあい方
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

昨日から今日に掛けて,
台風で酷い雨風でした。

 

あなたはご無事だったでしょうか。
被害に遭われていないでしょうか。

 

私は…
あまりにも家が揺れて
夜は眠れませんでした。

 

朝になって,
ニュースを見て…
酷い惨状を目の当たりにした次第です。

 

そして今日。
天気は一転して
台風一過。

 

ここ数日,
北海道では肌寒い感じでしたが,
今日は少々蒸し暑いです。

 

久々に,
事務所の窓を開けたら,
青空が広がっていました。
完全に秋の空です。

 

思わず,手元のスマホで撮りました。

すぐ目の前が線路なので,
電線が写ってますが,
気にしないでください。

 

 

さて,
今日は
この台風とのつきあい方について
思うことを書いていきます。

 

 

正確には,
台風とのつきあい方と,
台風を前にした人とのつきあい方です。

 

 

台風との健全なつきあい方

 

SNSなどを見ていると,
本当にすばらしい…と思う
台風とのつきあい方があります。

 

全国を飛び回っている経営者が,
たった1便だけ運行している
フライトの席を確保して,
商談に間に合わせたり…

 

 

空の便をさっさと見切りを付けて,
世界最強の交通手段,
「新幹線」に切り替えて
商談に向かったり…

 

※日本の新幹線は,
開通以来今日まで死亡事故ゼロです。

 

 

そんな様子を見ていると,
実にすばらしく思えます。

 

 

台風とのつきあい方は,
基本的に,

「台風を見越して行動する」

この1つしかありません。

 

これを細分化すると…
2つに分かれます。

 

 

上述の例のように,
台風をかいくぐって何とか,

できることをする

のが一つ。

 

2つ目が,
はじめから台風を避けて
スケジュールを組む。

 

これが,
もっとも合理的で
健全なつきあい方です。

 

 

逆に言えば…
これができないときに,
「不健全」
あるいは
「不合理」
なつきあい方になります。

 

例えば…

 

「大丈夫だろう…」
と思ったけれどダメだった。

 

その時に,
取引先などに迷惑を掛けることに
なります。

 

その際に,
きちんとお詫びすればいいのですが…

 

そこに不合理な感情を
混ぜると,不健全なつきあい方になります。

 

 

ネガティブに煽ってきたTV局

 

数年前のことです。
台風ではなく,吹雪でしたが…

 

新千歳空港にたどり着いて,
いざ搭乗手続…と思ったら,
天候不順で欠航が相次いでいました。

 

幸い,
私の予約したフライト便は,
1時間半遅れで
飛ぶことになりました。

 

…とはいえ,
空港内は,
長時間の待ち時間で,
疲れ切った雰囲気が漂っています。

 

そんな時に,
テレビカメラを担いだ人が
やってきて,
「インタビュー,いいですか?」

 

 

断る理由もなかったので
応じましたが…

 

 

TV「困りますよね」
私 「いえ,私の予約した便は飛びますから
   大丈夫です」

 

TV「でも,遅延して大変じゃないですか?」
私 「先方に連絡して,ご理解いただきましたから
   大丈夫です」

 

TV「でも,約束に遅れるから迷惑を掛けてしまいますよね」
私 「約束の相手も,道内出身の方ですから,
   理解していただいています」

 

TV「でも,迷惑を掛けてますよね」
私 「ありがたいことに,起こってません」

 

TV「でも,時間通り飛ばなくてイライラしませんか?」
私 「今日のウチに飛んでもらえるだけありがたいです」

 

 

なんとしても,
飛行機が飛ばないことでイライラしている
様子を撮りたかったのでしょう。

 

執拗に煽ってきました。

 

それに対し,私は内心では

 

 

「この魔王の手先め!
そんなに公共の電波で
不愉快な感情をまき散らしたいのか」

 

 

と思いながら,
意地でも最後までニコニコしながら
応じました。

<参照>

 

当たり前ですが,
天候自体は,人間のコントロール外です。

 

 

この事について,
イライラしたり嘆いたり不愉快になっても,
まるで意味はありません。

 

 

むしろ…
そこにつけ込んでくる
悪質な人さえいます。

 

天候自体はどうしようもないのですから,
自分にできることをするしかありません。

 

 

そこに,
イライラなどの感情を混ぜたところで,
不健全なつきあい方になるだけです。

 

 

結局,
人には自分にできることしか
できないのです。

 

 

ならば…
そのことに対して
不快な感情をまき散らすよりも,
できることは何だろうか…

 

 

そう考えて
一つ一つ行動をしたほうが
良さそうです。

 

 

台風に対して不健全な人とのつきあい方

 

 

今回の台風ではなく,
以前の台風なのですが,
テレビ報道で見て,
興味深いやりとりを見かけました。

 

ある男性が…
大雨を見越して,
避難しようとしていたときのやりとりです。

 

男性は
「大雨だから避難しよう…」
と年老いた親に避難を呼びかけます。

 

ですが,
高齢の親は,
「これくらい大丈夫だよ。
今までも大丈夫だったんだから…」
と避難に応じようとしません。

 

そんなやりとりを見て…
いろいろと納得した次第です。

 

高齢者は…
良くも悪くもたくさんの経験をしています。

 

 

その結果…
全員とは言いませんが,
「新しい体験」
を,今までの体験という物差しで
測ろうとします。

 

つまり…
かつて無い大雨を前にして,
「今まで大丈夫だったんだから,
今回も大丈夫」

 

 

と言っている時点で,
論理破綻しています。

認知症を疑った方がいいレベルです。

 

このように,
「台風を前に不健全なつきあい方」
をする人と,
どうつきあうか。

 

 

このやりとりを見て,
いろいろと考えさせられました。

 

 

津波被害者という名の自殺者

 

 

ちなみに。
いわゆる3.11,
東日本大震災の際,
北海道で1名,死者が出ています。

 

これは正確な表現ではありません。
ただの自殺です。

 

なぜなら,
ある高齢者に
避難を呼びかけたものの,
その老人は避難に応じず,
かたくなにその場にとどまったそうです。

 

 

避難を呼びかけた側も
避難しないと自分の身が危険です。

 

 

やむを得ず,その人は避難して,
その老人は死にました。

 

さて,
全くの部外者である私には,
「自殺」
であり,
「自業自得」
としか思えません。

 

 

けれど…
ギリギリまで避難を呼びかけていた
人にしてみたら?

 

「自分が,きちんと避難
させられていたら,
死ぬことはなかったのではないか」

 

と自責の念を抱くかもしれません。

 

 

あるいは…
その老人の親族にしてみたら…?

 

想像力を鍛えるのも,
セールスコピーライターの仕事ですが…

 

<参照>

 

いろいろと考えてしまいます。

 

 

私だったら…どうしただろうか。

 

極限状態になって
判断に迫られるのは
たまったものではありません。

 

 

日頃から,
どこかで心の準備をしておくのも一つです。

 

結論としては変わらず,
「できることをするしかない」
のです。

 

ポイントは,
「他人が介在」
することで,
自分の最善を尽くすだけでいいのか…
ということです。

 

結論は変わりません。
他人が介在しようと,
結局のところ
「人はできることしかできない」
のですから。

 

最後に。
最善を尽くしたら…
結果に捕らわれずに,
「自分は最善を尽くした」
と思うことが大切です。

 

 

最善を尽くしたからといって,
最適な結果になるとは限りません。
その時に,自分を責めてしまう…
これは不健全です。

 

 

だからこそ,
後から振り返っても,
胸を張って
「自分は最善を尽くした」
と思えるようになるためにも…

 

日頃から,
怠けずに最善を尽くす自分で
在りたいものです。

 

最後に。
書く度に
「これが最後でありたい。二度と書かずに済みたい」
と願いつつ。

 

震災で被害に遭われた方に,お見舞いを申し上げます。
一日も早く,もとの生活に戻られますよう,
願っております。

 

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
あわせてご覧下さい。

 

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

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