あなたはどちらが大事ですか?

あなたはどちらが大事ですか?

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最近はますますテレビを見なくなったのですが…たまに付けると、普通に番組が放映されています。
その様子を見て…不謹慎かもしれませんが、少々安堵します。

なぜなら、東日本大震災のように、全てが震災報道でCMもない…という自粛モードではないからです。

被災者や被災地に対して、できることがある人はそれをやる。
特にできることがない…ということであれば、今まで通りの生活をきちんと送る…これが出来ることなのでしょう。

自粛モードに入るのが、何よりも害悪となります。
きちんと消費し、生産し、経済活動を行う。
これが、被災していない全ての人がやるべきことでしょう。

話を戻します。
テレビを見ていないので、震災についてのテレビ報道はほぼ全く見ていない状態です。
なので、本当のところはわかりません。

ただ、ネットで見る限りにおいては、テレビ局による取材が、被災者に対して迷惑行為だったり…あるいは感情を逆なでしている現実があります。

テレビ報道は、なぜわざわざ被災地に入って、嫌がらせをするのでしょうか。
お金と時間と人員を費やして、わざわざ悪質な嫌がらせや迷惑行為をする、その理由は何なのでしょうか。

「マスコミだから」
というのが…ある意味正鵠を射ているのかもしれません。
私も、これ以上に説得力のある言葉は持ちあわせていません。
ただ…問題は、これは理由になっていません。

そこで、もう少し掘り下げていきます。

そもそも、震災報道をする、その理由は何なのでしょうか。
もちろん、放送法等で震災報道をする義務があるからです。

では、義務である震災報道をしなければいけないことに嫌気が差して、腹いせに現地の人に嫌がらせをしているのでしょうか。

…おそらく、嫌がらせなどしているつもりはまるで無いのでしょう。
きっと、テレビ局は、「良い絵」が撮影できればそれでいいのでしょう。

その裏には、現地の被災者など、まるで省みる意図がない、ということが透けて見えます。
せいぜい、メシの種であり、出世の道具なのでしょう。

ただ、悪質な行為を行っているテレビ局が人非人だからといって、もともとそうだったから…なのでしょうか。

人を人と思わぬ悪魔のような冷酷さがなければ、テレビ局として、現地取材はできないのでしょうか。

ネットで叩かれているような、テレビ局の所業を生み出したその背景は何なのでしょうか。

一言で言うと、優先順位です。
現地の人達の最優先順位は仕事です。
「良い絵」…すなわち、注目を浴びそうな撮影をすることが最優先です。
そのためには、現地から食料の略奪まがいな行為をしても、まあ大したことではないのでしょう。
被災者を、客寄せパンダ扱いして、現地の人の感情を逆撫でしようと、知ったことではないのでしょう。

そして…その背景にあるのが、テレビ局本体。
テレビ局本体の優先順位。
それはいうまでもなく、株主です。

株主の利益のために、テレビ局は報道します。
株主の不利益になることは、テレビ局は報道しません

テレビ局の報道に対して、その所業を非難したところで、テレビ局自体は何も感じることはありません。
形だけの謝罪はするでしょうが、それだけです。
何か態度を改めたり…ということは見込めません。

なぜなら、テレビ局は、株主の意向を反映しなければならないからです。

仮に、テレビ局の行動を何とかしたいのであれば、株主に対して働きかけなければならないでしょう。

今日のタイトル
「あなたはどちらが大事ですか?」
について。

この「どちら」とは必ずしも二者択一とは限りません。
ですが、わかりやすさのために敢えて二者択一としました。
テレビ報道は、現地の人の安全や平穏な生活など二の次三の次。報道することしか考えていません。
極めて基準が明確です。

この基準…あなたは明確でしょうか。
現に起きてしまっている震災。
九州にいなければ、対岸の火事かもしれません。
だからこそ、被災していない今こそ考えなければなりません。

例えば、あなたは経営者だとします。
大型商業施設で、店舗を運営しています。
店内には、スタッフが5人。顧客が10人。

大震災に見舞われ、非常に危険な状況です。
一刻も早く、建物の外に避難しなければなりません。

そんな時に、あなたはどんな指示をしますか?
その優先順位は何になるでしょうか。

具体的には、スタッフの安全と、お客様の安全、どちらを優先しますか?
この二者択一だとしたら、どちらでしょうか。

テレビ局は、よくも悪くも明確です。
あなたは明確にしているでしょうか。

この優先順位が、日常における営業活動、マーケティング活動全般に関わってくるのです。
この優先順位が、コピーの表現に関わってくるのです。

「お客様第一主義」
などと掲げて…従業員から脱出するように指示する。
これは一貫性がありません。

従業員を優先するならば「お客様第一主義」などと言うことは許されないのです。

非常時ほど、会社のその本性が表れます。
だから…非常時でない時から考えておかなければならないのです。

蛇足です。
テレビ局は放送法の都合で、一定割合以上の株式を、外国人や外国法人が取得することが許されません。
一定割合以上、外国人が取得してしまったら、そのテレビ局は解散です。
…だから、某外国が、その一定割合以上を取得してもいいのか、と圧力をかけます。
それが、偏向報道につながっているのです。
放送法による保護を逆手に取られている、と言えます。
マーケティングやコピーライティングを目的にするこのブログの目的とは外れるので、これらを詳しく解説することは、省略します。
興味があれば、詳しく調べてみてください。

また、今日書いた内容において、必ずしも正確ではない箇所があるかもしれません。
ですが、目的はあくまでもマーケティングでありコピーライティング的な観点からの記事作成です。
詳細の齟齬についてはご容赦ください。

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