メルマガ配信終了からわかる,メルマガの未来

メルマガ配信終了からわかる,メルマガの未来

メルマガ配信終了からわかる,メルマガの未来
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これまでに,1回,2回開いたかどうかすらわからない,某,大手ファストフードチェーン店のメルマガがあります。
…ありました。

配信終了のお知らせ,なるメールが来ていたからです。

メルマガが廃刊になったということです。
本文を見てみると,今後の配信については,
・公式ホームページ
・公式Facebook
・公式Twitter
で情報を発信していく,ということです。

これを聞いて…
「大手ファストフードチェーン店なのに,なんでこんなアホなことを言っているのだろうか…」
と理解に苦しみます。

とはいえ,
「メルマガ廃刊」
という決断がアホで愚かだ,ということは直感的にわかるものの,それの何がまずいのか。
ここまでは私の中で言語化できていませんでした。

そこで,整理を兼ねて,今日は紹介します。

1.メルマガ最大の強み
今後の情報発信手段として,公式ホームページ,公式Facebook,公式Twitterということですが…
これら3つと,メルマガとの間では,決定的に違いがあります。

表現の仕方はいろいろあるので,一つの例です。
それが,「プッシュ型」と「プル型」です。
あるいは,「攻め」と「待ち」かもしれません。

基本的に,ホームページに,Facebook,Twitterは,「見に来てもらうため」のものであり,待ちの姿勢となります。

一方,メルマガは,各自のメールボックスまでメールが届く,というプッシュ型です。

このように,決定的に色合いが違う情報発信手段です。

つまり,ホームページ,Facebook,Twitterはメルマガの代替手段としてはなり得ないのです。
にも関わらず,メルマガを廃刊して,これらプル型の情報発信手段に替える。
これは愚かな決断と言わざるをえないでしょう。

2.メルマガの弱点
メルマガ最大の弱点は,配信したメールを開封してもらえなければ意味がない,ということです。
どんな凄い内容であっても,開封して読んでもらえなければ意味がありません。

ここがメルマガの弱点と言われます。
…が,果たして,それが本当でしょうか。

結局のところ,メルマガだろうが,Facebookのタイムラインだろうが,クリックしてもらって見てもらえなければ,意味がないのは同じです。

もちろん,ニュースフィードに表示される,という点で考えても,メールボックスに,新着メールとして表示されるというところから,大差はありません。

もしあるとすれば,それがメルマガの本当の弱点。
一つが,メールが届かないこと。
スパムメールとしてフィルタリングされてしまい,開封してもらう以前に届かない,という問題が一つ

もう一つが,Facebookのニュースフォード上には,一定の文字数や,場合によっては写真などが表示されます。
一方,メルマガの場合,送信者と件名くらいしか表示されません。

そういう意味では,中身を読んでもらうハードルが高い,と言えます。
これがメルマガの弱点です。

3.メルマガの未来
ではメルマガの未来はあるのでしょうか。

ここでは,ホームページ,Facebook,Twitterという代替手段でした。
もしかしたら,最近の流れで考えるなら,LINEもあるかもしれません。
あるいは,将来においてはLINEに替わるコミュニケーション手段が出てくるかもしれません。

そうなると…メルマガはどうなるのでしょうか。

結論は明らかです。
メルマガは,なくなりません。
今後も使われ続けます。

なぜか。
今の世の中,
「手紙」
はなくなったでしょうか。
まだ現存しています。

DM。
これもなくなったでしょうか。
これもまだ現存しています。

つまり,一定のレベルの通信手段として完全に確立した以上,なくなることはないのです。

例えば,DM。
周りの人が通信費を削減しようと,Eメールに移行。
メールでどんどん情報を発信するようになりました。
その結果が,あまりにも多くのメールが配信され…その結果,スパムメールも増え,メルマガの開封率,精読率も下がり,反応が落ちました。

その中でSNSの台頭です。
だから「メルマガは廃れる」…という人もいます。

ですが,私にしてみれば,
「だからこそメルマガは今こそやるべき」
だということです。

上述のように,メールボックスにスパムメールが殺到した時に,大きな効果をもたらしていたのがDMです。
パソコンのメールボックスに大量のメールは届いても,自宅の郵便受けに届くDMの数は限られています。
だからこそ…DMは廃れないのです。

同じように,メールが増えて,LINEなどに移行して,メールを使わなくなる人が増えればこそ,メルマガが活躍するのです。

今までも,これからもメルマガという手段が消えることはないでしょう。
もちろん50年先,100年先はわかりません。
ですが,あと5年10年くらいはメルマガも最前線で活躍する手段です。

それを…廃刊。
なんとももったいない,愚かな決断をしたものです。
もしあなたが,「今更メルマガなど…」と思うなら,「今こそメルマガ」だと思って下さい。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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