勝ち組と負け組にとらわれない人生の在り方

勝ち組と負け組にとらわれない人生の在り方

勝ち組と負け組にとらわれない人生の在り方
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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は…
おとといからの一連の流れの
締めとしてお伝えします。

 

おとといは,

 

一度きりの人生,
自分が本気でやりたいことを
とことんやって…
それで生きていけないならば,
しょせんはその程度の人生。
ならば,本当にやりたいことをやろう。

 

昨日は,

 

少しでも…
本当に自分が成し遂げたいこと
やりたいことをやって
生計を立てるために
どうしたらいいのかを考えて,
毎日歩みを止めること無く
進み続けること。

何よりも,

絶対に
絶対に
絶対に
あきらめないこと。

 

という話でした。

 

これに対して,
昨日も,

「周りを見ると、
何も挑戦せず淡々と生きている人が
そこそこの貯金を蓄え、
結婚し幸せな家庭を築いて…
(中略)
何も挑戦しなかった方が幸せだったんじゃないの!?
と思わずにいられなかったです。」

 

という…
心の底からの叫びの
コメントをいただきました。

 

書き手としては…
感情を込めたコメントをいただけて,
無上の喜びですね。

 

さて,この叫びに答える形で,
締めの記事をお伝えします。

 

お題は…

「勝ち組と負け組にとらわれない
自分の人生を生ききる在り方」

 

です。

 

 

特に,勝ち組と負け組については
非常に多くの人が
誤解しているようです。

 

最後までお付き合いください。

 

 

これもまた一つの生き様・死に様

 

何で読んだのかは覚えていないのですが。
あるストーリーを紹介します。

 

 

 

ある男性がいました。
彼は経営者。

 

 

騙されて,
多額の借金を背負わされて
しまいました。

 

そこで…
自分が死ねば,
妻にも保険金だけは残せる。

 

そう思って…自殺する前に
身辺整理を始めたそうです。

 

すると…
彼の妻が,
こんなことを言ったそうです。

 

 

「あなた,死ぬ気でしょう?
私も一緒にいきますので
連れて行ってください。

 

ただ…私も身辺整理したいから,
1週間,時間をください」

 

それを聞いて…
男性は思い直して
必死で働き,
借金を返した…

 

という話だそうです。

 

 

心中しよう,
という提案の是非はさておき…

 

これもまた一つの
人生の選択であり。
生き方,在り方であり…そして
死に様です。

 

 

勝ち組と負け組

 

さて,
あなたは,
「勝ち組」

「負け組」
というものを
ご存知でしょうか。

 

現代においては,
字面通りに
完全に誤って使われ,
その誤用が世に広まっているようです。

 

例えば,デジタル大辞泉では
こんな定義になってしまっています。

 

【勝ち組】
勝負事に勝ったり、
事業などで成功した者。
人生の競争で望んだ地位や財産を得た者。

【負け組】
勝負事で負けたり、
事業などで失敗した者。
人生の競争に敗れた者。

 

ですが。
明鏡国語辞典によれば,
上記の定義の他に…

 

【勝ち組】
ブラジルの日系移民社会で,
太平洋戦争での日本の敗戦を信じなかった人々。

【負け組】
ブラジルの日系移民社会で,
太平洋戦争での日本の敗戦を受け入れた人々。

 

ざっくり説明します。
移民先で,きちんと生計を立てられるようになって,
経済的に成功する人もいれば,
移民先でうまく行かず,
どん底にあえぐ生活の人もいます。

この,経済的成功者は,
ラジオでニュースを聞いたり,
新聞を読むことができますので…

日本の敗戦報道を知ることができました。
ですから,負け組です。

 

一方。
経済的にどん底の人たちは,
ラジオを聞いたり,
新聞を読むことはできません。

ですから
「大日本帝国が負けるはずがない!!」
と信じて疑いません。
だから,勝ち組です。

 

つまり,

何を以て「勝ち」「負け」と捉えるかが
いかに曖昧なのかがよくわかります。

 

この人は勝ち組?負け組?

 

 

上述の…
「一緒に行きますので
連れて行ってください」
と言った妻。

 

 

彼女は勝ち組なのでしょうか,
負け組なのでしょうか。

 

そして…
この話では
夫が自殺を思い留まって
やりなおしましたが…

 

本当に,
夫とともに逝った場合,
この女性は
勝ち組なのでしょうか。
負け組なのでしょうか。

 

冒頭で紹介したコメント,

 

「何も挑戦せず淡々と生きている人が
そこそこの貯金を蓄え、
結婚し幸せな家庭を築いて…」

 

この人は,
勝ち組なのでしょうか。
負け組なのでしょうか。

 

戦う人と戦わない人

 

私は,シンガーソングライターの
中島みゆきが好きなのですが,
彼女の作品の一つに
「ファイト!」
という名曲があります。

 

「勝つか負けるかそれはわからない
それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて
あいつは海になりました

ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ」

結局は,いつの時代も,
挑戦しない人が
挑戦する人を嘲笑う。
この風潮は変わらないようですね。

 

 

そして…
挑戦しなかった人が,
挑戦して破れた人を
「あいつは負け組だ,
自分はあいつとは違う」
と言い聞かせて…
自分は勝利者であるかのように
振る舞うのです。

 

 

心の底では,
誰よりも,その人自身が
「挑戦していないことを知っている」
んですけどね。

 

良いか悪いかではなく,
私はこんな生き方,嫌です。

「だったら自分はどうするか」
という点ですね。

 

勝ち組負け組への脱却

 

結局のところ,
人間は「比較」することでしか
価値を感じられない生き物です。

 

そして
DNAとしても,
「勝たないといけない」
ということが刷り込まれています。

 

実際…
生存競争を勝ち抜いたから
生きているわけですので,
否定しようはないわけです。

 

だったら,
「勝ち組」になれば
しあわせなのでしょうか。

 

上述の通り,
何を持って「勝ち」「負け」なのかが
曖昧なのに…
それでも「勝つ」ことを
選ばなければいけないのでしょうか。

 

 

WIN-WIN
という言葉はありますが…

 

 

WINとは勝つことであって…
WIN-WINならば
両方が「勝てばいい」という発想ですよね。
結局…
「勝たなければならない」
のでしょうか。

 

あまりにも,
「勝ち」
という呪縛にとらわれる,
その生き方って
魅力的なものなのでしょうか。

 

 

勝つとか負けるよりも,
もっと大事なことが
あるのではないでしょうか。

 

おとといは,
「好きなことを仕事にする」
という話をしました。

 

 

では,好きなことを仕事にする人が勝利者で
好きなことを仕事にする事ができないひとが
敗北者なのでしょうか。

 

 

この例で言えば…
上述の夫と心中しようとした
妻は敗北者なのでしょうね。

 

 

けれど…
この妻は本当に敗北者なのでしょうか。

 

 

己の決断に殉じたその生き様,
死に様は…勝ちとか負けとか…
そういった基準で計れるものなのでしょうか。

 

結局…
他人の人生を
別人が勝手に評価しているだけの
話ですよね。

 

だったら…
自分が満足できる人生を
歩めば,それでいいのでは
ないでしょうか。

 

例えば…

経営者というものは,
「責任」が重い仕事です。

 

人は責任をとった範囲において
自由で在れます。

 

ならば…
仕事という面において,
大きな責任を背負っているのですから…
だったら好きなことを仕事にする
自由があるのではないでしょうか。

 

 

一方,サラリーマン。
サラリーマンの仕事における責任の範囲は
経営者よりは低くなります。
だからこそ,与えられる自由も
狭くなります。

 

だから…サラリーマンではなかなか
「好きなことを仕事にする」
のは難しいでしょう。

 

では…
サラリーマンが…日中は生活の糧として
働いて…

 

 

仕事を終えた後は…
全身全霊込めて,自分の趣味に打ち込む。
この生き方は負け組なのでしょうか。
それとも勝ち組なのでしょうか。

 

…もはや,勝つとか負けるとか,
どうでもいいと思いませんか?

 

 

私はサラリーマンという仕事は
無理だし,サラリーマンになるくらいなら
死んだほうがマシだと思っています。

<参照>

 

 

でも,それは私だからです。
別に,他のサラリーマンの人を
「サラリーマンやってる人って
おかしいよね。
死んだほうがマシなんじゃないかな」
とは思いません。当たり前です。

 

それは,
私の人生において,
私が判断することです。
他人にとやかく言われることでも
言うことでもありません。

 

父は…逆に,
「サラリーマンはいいぞ。
何があっても会社が守ってくれる。
サラリーマンにならないほうがおかしい」
という発想です。

 

 

別にそう思うこと自体,
勝手にどうぞ,と言う感じです。

 

 

ただ,それを事あるごとに
私にネチネチ言い続けてくるから,
「黙れ老害」
と思うわけですね。

 

では,

「何も挑戦せず淡々と生きている人が
そこそこの貯金を蓄え、
結婚し幸せな家庭を築いて…」

この人はどうなのか。

 

私がこんな人生を送っていたとしたら,
「人生」とは言えないですね。

 

生物学的な「死」ではないだけで,
とても生きているとは思えません。

 

 

サラリーマンになるなら死んだほうがマシだと
思いますが,こんな人生だったとしたら…
死ぬことすらできないでしょうね。
「生きていない」のですから。

 

でも…これは私の価値観です。
実際に,挑戦することなく,
こんな人生を送っている人を見て,
「こんな人,何のために生きているんだろうね」
とは思いません。

 

 

他人の人生なんて,
どうでもいいじゃないですか。
自分の人生,
自分の生き方に殉じられるかどうか。

 

 

ただそれだけではないでしょうか。

 

文字数を費やしていろいろ言ってきましたが,
結論は至ってシンプル。

 

他人と比較なんかいらない。
勝つとか負けるとかではなく,
自分の人生を生きて,
そして死んでいければいいのです。

そして…
戦うならば…
自分の夢や目標を実現させるための
問題や障害と戦えばいいのです。

勝ちたければ,そういった問題や障害に
勝てばいいのです。

 

 

他人に勝つ…なんてつまらないことを
考えていないで,
本当に実現したいことだけに
集中し続ける人生でありたいものです。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

追伸

熱いコメントをくださった方へ。

つらいのは…つい後悔してしまうのは,
他人のものさしで自分の人生を
評価しているからです。

 

私は,あなたがあなた自身の人生に
殉じて,あなたの人生を生き切れれば
それでいいのでないでしょうか。

それができる人が,
「挑戦権」を
持っていると言えます。

<参照>

 

挑戦権を行使し続けて,
満願成就すれば,それは素敵なことです。

 

けれど叶わなくとも…それでも
挑戦し続ける人生を送れたら,
私だったら幸福な人生だったと思いながら
死ねるでしょう。

 

私が叶えたい目標は…実現されるとしたら,
数百年単位で掛かるでしょう。
生きているうちに満願成就は無理です。

だから…私は挑戦し続ける人生を選びます。

 

 

 

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