情報氾濫時代を生き抜くために必要な「検索力」の高め方

情報氾濫時代を生き抜くために必要な「検索力」の高め方

情報氾濫時代を生き抜くために必要な「検索力」の高め方
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

 

炎天下の都内で18分歩くか否か

 

 

夏のある酷暑日の出来事です。
東京都大田区蒲田(かまた)の某ビジネスホテルから
羽田空港に向かおうと…ルートを検討していました。

 

蒲田には駅が2つあります。
JR蒲田と
京急蒲田です。

 

羽田空港に行くには,
京急蒲田駅でなければなりません。

 

ホテルのフロントで
「京急蒲田駅までは歩いていける距離ですか?」
と尋ねたところ,
「15分くらいですので,
歩けなくはないです…」
とのこと。

 

まだ朝早い時間でしたが…
その日も猛暑になることは
わかっています。

 

 

炎天下の中,15分歩くのか…
と思って…

 

 

念の為,Google Mapで
ホテルから京急蒲田駅までの
徒歩ルートを検索。

 

なんと,
京急蒲田駅まで,
「徒歩18分」
とのこと。

 

 

炎天下でプラス3分多く歩くのか…
フロントのねーちゃん,
話が違うじゃないか…

 

 

そう思いながら,
何気なくもう一度,
Google Mapで検索。

 

 

今度は,
羽田空港まで,
「公共交通機関ルート」
で検索。

 

 

すると…

 

 

こんな結果が出ました。

 

GoogleMapでのルート検索をキャプチャしてトリミングしたもの

 

 

徒歩18分で駅まで行くのではなく,
徒歩11分でバス停まで歩き
そこから,バスに乗ればいい,
というのがGoogle先生の教えです。

 

 

わずかとは言え,
電車で行くよりも料金は安い。

 

何よりも,炎天下で歩く時間が
7分も短い!

 

これはもうバスに乗るしか無い…

 

 

と思って,
今度は
「リムジンバス」
で時刻表を検索…

 

 

どうやっても情報が出てきません。

 

リムジンバスのサイトを
いろいろチェックしても,
どうしても,時刻表や
詳しいバス停の場所は
見つかりません。

 

 

突然ですが,
あなたに質問です。

 

 

こんな場合,
あなたならどうしますか?

 

 

ちょっと考えてみてください。

 

 

 

私は…

「蒲田郵便局前 バス」
で検索しました。

すると…

 

 

リムジンバスではなく
「京急バス」
でのルートが出てきました。

 

 

京急バスの公式サイトでチェックすると,
すぐに時刻表が出てきました。

 

 

どうやら,
「リムジンバス」が誤りで,
「京急バス」が正しいようです。

 

何とか,
炎天下で歩く距離を7分短縮し,
交通費も安く,
エアコンの効いた,
空いたバスに乗って,
快適に羽田空港に向かうことができました。

 

さて,
今日のテーマは,
情報氾濫時代を生き抜くために必要な「検索力」の高め方
についてです。

 

あなたは「ググレカス」という言葉を
ご存知でしょうか。

 

 

現代用語の基礎知識2008年版にも登場した,
インターネットスラングの一つです。

 

 

検索エンジンなどで調べればすぐに分かるような
質問に対する決まり文句です。

 

過去ログを読んだり、
自分でちょっと調べれば済むことを
いちいち質問する、
いわゆる「教えて君」が増え、
それがネットユーザーの反感を買い、
「それくらいググれ
(Google検索などを使って調べろ)、
このカス野郎」
という意味で、
返答されるようになったことに始まる。

「はてなキーワード」より

 

当時,2008年は
ググレカスで良かったのかもしれません。

 

 

では…2018年はどうなのでしょうか。

 

 

今となってはググレカスでは
済まないのが現状です。

 

なぜなら,
あまりにも情報が多すぎて,
検索しても欲しい情報にたどり着けないからです。

 

検索の仕方だけなら,

 

1.Googleのサイトにアクセスする
2.検索キーワードを入力してエンターキー
3.出てきた検索結果の中から欲しい情報をさがす

 

だけです。

 

 

昔は,
これだけで良かったのかもしれません。

 

ですが…
今となっては,
情報が多すぎます。

 

 

2016年3月,
NETCRAFTというUK(イギリス)の
インターネットサービス企業による調査では,
10億以上のWEBサイト(=ホームページ)が
確認されたそうです。

 

 

WEBサイトだけで10億ですから…
ページだけではどれくらい行くのでしょうか。

 

 

余談ですが,
アップスタッツ経営研究会のWEBサイトは1つですが,
その中のWEBページは(現時点で)1316件だそうです。

 

 

これだけのページの中から,
検索結果が抽出されたとしても…
やはり膨大な情報量となってしまいます。

 

 

検索結果の中から
自分の欲しい情報に
たどりつけない現象が起きているのです。

 

 

それだけではありません。
もう一つ大きな問題があります。

 

 

「検索キーワード」の選定です。

 

 

自分が調べたい情報にたどり着くために,
どんな検索キーワードで
検索したらいいのかが
わからないのです。

 

実は,
これは語彙力の問題ではありません。

 

なぜなら,
この世のありとあらゆる
すべての言葉に精通している人などいないからです。

 

 

ならば,
「検索に必要な,
的確な言葉を知らなくとも
欲しい情報にたどり着く」
ためにどうしたらいいのかを
考えなければなりません。

 

だからこそ,
超情報化社会…
情報氾濫社会を生き抜くために
「検索力」
を高めることは
避けて通れません。

 

もし,
私に検索力がなければ,
「Googleの情報が間違っている」
なんてことに気づかず,
諦めて炎天下の中を18分歩いたことでしょう。

 

 

今の時代においては,
「検索力」
がなければ無いほど,
生きづらくなり,
不便な思いをするのです。

 

 

逆に…
検索力があれば,
Googleという名のアカシックレコードから,
様々な情報を引き出して,
日々の生活に役立てることができるのです。

 

<参照>

 

 

別の例を紹介します。
私個人の例で…
生活に役立っているかどうかはわかりませんが…

 

 

・25年以上前に見た,
何かのTV番組の中で流れていた音楽の曲名

→検索で曲名を突き止めて入手,iPodでヘビーローテーション

 

・何年前に見たかすら覚えていない
メルマガの中で紹介されていた商品の名称

→商品名を特定して,ブログのネタへ

 

・敢えて「作品名」を伏せた映画の感想。
手掛かりは,登場人物1名の(名字はなく)名前だけ。
(その名前すらも誤字だった)

→感想に興味を引かれて,
作品を特定。視聴して感動。

 

・ある特定のサービスをより安く利用できないか
→全く別のサービスでも「当初の目的を達成」できることを特定。
約半額の費用で済ませた

 

こんな感じで,
検索力を活かしています。

 

 

 

 

ではどうすれば,
検索力を高められるのでしょうか。

検索力の高め方

 

Googleの「操作」の仕方
(例えば,and検索,or検索…など)
については,
ここで解説しません。

 

それこそ「検索」すればいくらでも
出てきますから。

 

ここでお伝えしたいのが,
「検索キーワードの探し方」
です。

 

どんな言葉で検索したらいいのかが
わからなければ,
and検索などのテクニックを駆使しても
欲しい情報にはたどり着けませんから。

 

様々な方法があり,
私自身もいろいろ試行錯誤しています。

 

 

それらすべてをお伝えするのは
難しいので,
1つだけ紹介します。

 

「検索キーワードを探すために検索する」

 

ということです。

 

自分の思いつくキーワードで,
まず検索します。

 

 

その検索結果をいくつかチェックして,
「他のキーワード」
を探します。

 

 

今度は,そのキーワードを使って
更に検索します。

 

…このようにして,
どんどん精度を高めていくことで,
欲しい情報にたどり着きます。

 

 

例えば…
たまたま,調べ物をしていた時に,
LGBTに関する記事を見かけました。

 

 

ふと,
「以前よりLGBTが増えたような気がする」
という思考が頭をよぎりました。

 

 

※ここでは,LGBTに関する是非の見解には
一切触れません。念の為。

 

 

そこで,とりあえず
「LGBT 増加 原因」
で検索。

 

すると…
「環境ホルモン」
というキーワードが見つかりました。

 

今度は,
「LGBT 環境ホルモン」
で検索して,いくつかの記事をチェック。

 

 

LGBT増加の一因に環境ホルモンが
影響している…という論旨の記事が
見つかりました。

 

 

もっと調べるならば,
この環境ホルモンが原因となっている
ことに対する科学的根拠を
検索すればいい,ということになりあす。

 

 

今回は,あくまでも一例ですので,
ここまでに留めておきます。

 

 

このように,適当なキーワードからはじめて,
「環境ホルモン」という,より的確な
キーワードにたどり着くことができました。

 

 

究極のSEO対策

 

これは,個人的な推測であり,
根拠は特にありません。
個人的に思うことです。

 

 

更に検索力を高めていくと,
何が起きるのか。

 

 

おそらく,
「他の人が,どんな検索をするのか,
思考をトレース(追跡)できる」
のではないでしょうか。

 

 

つまり…
見込み客の脳内で展開される
思考の流れをトレースし…
そこで発生する「キーワード」
を推測できるようになるのではないか…

 

 

だとしたら,
そのキーワードに適した
コンテンツを提供すればいいのですから,
SEO対策として
劇的な効果をもたらすでしょう。

 

 

実際,Googleはどんなキーワードで
サイトにアクセスしてきているのか,という
情報は,公開していません。

 

 

あくまでも,推測と検証で
判断するしかありません。

 

 

ですが…
検索力を高めることができれば…
この「推測」の精度が,
劇的に高まるのではないでしょうか。

 

 

検索で手に入れた情報の価値

 

最後に。
検索で得られるのは,
「情報」
です。

 

 

その情報をどのように活用して,
どのような成果を手に入れられるかは,
その人次第となります。

 

多くの場合,
知識やデータそのものが
「成果そのものに直結」
することはありません。

 

それをどう活かすかが,
成果に繋がります。

 

検索力をより高めて,
ビジネスにおいても,
日常生活においても…
より良い成果につなげていきたいものです。

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
あわせてご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

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