【過去の変え方】記憶の改ざんによる真実のズレ…その奥にある宝物

【過去の変え方】記憶の改ざんによる真実のズレ…その奥にある宝物

【過去の変え方】記憶の改ざんによる真実のズレ…その奥にある宝物
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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

 

今日は,
「記憶との付き合い方」
に関して,お届けします。

 

 

昔から
「過去と人は変えられない」
などと言いますが…

 

 

実は,
「過去を変える」
ことはできるのです。

 

 

世間で「よくあるやり方」とは
ちょっと違うやり方を紹介します。

 

うまくいけば…
今まではろくでもない過去だと思っていた中から,
宝物が見つかるでしょう。

 

 

ろくでもない「誕生日というもの」

 

非常に個人的な話ですが…
今日は私の誕生日です。

 

さて,
あなたは
ご自身の誕生日を好きですか?

 

 

私は…嫌いです。

 

 

なぜなら,
誕生日にまつわる記憶は
残念なものが多かったからです。

 

 

誕生日に関して,
思い出せる限り
記憶をさかのぼってみると…
おそらく,6歳くらいでしょうか。

 

 

親に怒鳴られ,
叩かれ,
家に入れてもらせなかった…
という記憶が出てきます。

 

 

手術後,
入院が続いて,
身動きがとれないまま
終わっていたり…。

 

 

「誕生日に何食べたい?」
と聞かれて,
正直にその時の気分で
食べたかったものを
答えたら怒られたり…

 

 

注文したものと,
全く別のものが届いて…

 

大嫌いなものを食べる気はしないから
「それを注文した覚えはありません」
と言えばいいのですが…

 

 

言ったら,いま出てきたものは
捨てられることになるでしょう。

 

 

自分のせいではないにしろ,
食べものをムダにするのは
罪悪感があります。

 

 

だからといって,
大嫌いなものをお金を払って
食べる気もしません。

 

…という後味の悪い思いをしたり。

 

 

今日も,
「よく行くお店」へ
食べに行ったら…
これまで一度もその店にはなかった
注文ミスが2回。
そして,
最後には…虫の混入したスイーツの登場。

あとは…

これくらいにしましょう。

 

 

ちなみに…私はブログを書き続けるようになって
5年以上経ちます。

 

 

…ということは,
過去に5回ほど,
誕生日に更新したブログ記事が
あるということでもあります。

 

 

※現在のWordPressによる
ブログに移行したのが,2015年2月です。
それ以前のブログ記事は非公開に
なっており,随時復刻しています。

 

 

せっかくなので振り返ってみました。
…が。

 

 

過去5回の記事のうち,
自分の誕生日に触れたのが
1回。

 

 

しかもその1回は,
「誕生日マーケティング」
に関する記事でした。

 

 

残りは…
まったく誕生日に関係ない,
ごく普通の記事でした。

 

 

こうして見てみると…
私はよほど自分の誕生日は
「どうでもいい」
あるいは
「好きではない」
ということがよくわかります。

 

一方。
誕生日に関して,
何か良い記憶はないのか…
と振り返ってみたら,
一つだけ,珍しい記憶がありました。

 

24時間未満の誕生日

それは,17歳の誕生日です。

 

私立高校の2年生だった私は…
学校行事で,
海外に行くことになりました。

 

 

そして,
帰国の日が,ちょうど誕生日。

 

 

機内で移動中に日付変更線を
またぐため…

 

 

「自分の誕生日が24時間未満」
という,
なかなかユニークな体験をしました。

 

確か,
ノースウエスト航空だったのですが,
機内放送で,
誕生祝のメッセージを
機長が流してくれたそうです。
(英語なので,わかりませんでしたが)

 

 

降りる時に,
その便の航路図を
記念にもらいました。

 

 

珍しい体験を
することができました。

 

 

他には…
特に記憶にありません。

 

 

記憶の作り出した幻影

 

 

プロパガンダの手法のの1つに,
「嘘も百回言えば真実になる」
というものがあります。

 

 

某国は,この手法が大好き。
しょっちゅう,
日本に対して敵対的なプロパガンダを
撒き散らして,反日教育を行っています。

 

 

国家レベルで実践すると
そんな感じですが…

 

個人レベルで行うこともあります。

 

 

そして,
100回と言わずに,
もっと少ない回数で,
いつのまに…事実とは違うものを
真実として受け入れている。

 

…ということもあり得るのです。

 

 

それが,
「記憶」
です。

 

 

「偶然」に意味付けをする無意味さ

 

例えば,時計を見たとします。

 

「22時22分」
だったとします。

 

その時,どう感じるでしょうか。

 

「おお,偶然だ…」
だと思うでしょうか。

 

 

それとも…
「たまたま見たら,このように
ゾロ目になっているなんて,
何か意味があるに違いない」
と思うでしょうか。

 

前者であれば,
正常です。

 

後者であれば…
自分の中の,
「記憶の改竄」
に気づいていない可能性があります。

 

例えば…
あなたは今日1日,
何回,時計を見たでしょうか。

 

 

これが答えです。

 

それが,
10回なのか20回なのか30回なのかは
さておき。

 

 

それだけの回数を見ている中の,
たまたま1回が
ゾロ目になっただけです。

 

 

そこに特別な意味などありません。

 

 

このことに気づかないと,
ストーカー気質に
なりかねません。

 

例えば…
好きな人がいて。
その人に視線を向けたら
「目が合った」
とします。

 

その時に,
「たまたま視線を向けたら
目が合うなんて…
運命かもしれない」

 

などと思いこんでしまう可能性があります。

 

 

上述の時計と一緒で,
「無意識」に相当回数,
視線を向けているだろうから,
「確率」の問題なのに,です。

 

 

何かの出来事に
特別な意味を見出して…
それが記憶されてしまったら…?

 

 

その後は,
「その出来事と記憶」に
基づいて,
その出来事と記憶が
強化されていくことでしょう。

 

特別でないことなど憶えていられない

 

逆に言えば…

 

 

一部の特定の出来事の
記憶が強くなっていくことで,
それ以外の記憶が薄くなっていく,
ということです。

 

その結果として,

 

ン十回もの
誕生日を迎えているのですが,
「注文ミス」
などの体験に関する
記憶が強化されていて,

 

それ以外の記憶は
ろくに残っていない…
ということです。

 

 

記憶の「走査」法を変えて過去も変える

私の場合…
小さい頃の,
誕生日の嫌な記憶が核となって…

 

 

その延長線上に,
誕生日という出来事を
捉えるようになったのです。

 

 

基本的に,
ろくでもな記憶が強化され,
それ以外の記憶が薄くなる,
ということです。

 

 

このことに気づくことができれば…
捉え方も変えることができます。

 

 

「ホント,人生で最悪の誕生日だ!」

 

→だから,今後の誕生日は
もっとマシになるだろう

 

 

…といった,
安っぽい「ポジティブ思考」とは
違うものです。

 

 

例えば…

 

「誕生日はろくなことがない」

  ↓

「実は記憶の改竄による勘違いだった」

  ↓

「…ということは,もしかしたら
忘れているだけで素敵な誕生日の
思い出があったのかもしれない」

 

 
以前の記事で,
人の脳は,
パソコンに例えられる。
そんな話をしました。

 

 

<参照>

 

パソコンは,
コマンドを入れると,
実行されます。

 

脳も同じです。

 

 

「誕生日に関するろくでもない記憶を探せ」
とコマンドを入れたら,
そんな記憶しか出てこなくて当然です。

 

けれど…
前提が覆ったら…?

 

「誕生日に関する素敵な記憶を探せ」
とコマンドを入れたら,
きっとそんな記憶も出てくることでしょう。

 

 

例えば上述の

 

 

>正直にその時の気分で
食べたかったものを答えたら怒られたり…

 

 

ろくでもない記憶しか検索しなかったから,
ここまでの思い出しか想起できないのです。

 

 

前提を覆せば…
「その後,たまたま入ったお店が
とても雰囲気が良くて,料理もおいしく,
楽しい時間を過ごすことができた」
という思い出も見つかります。

 

 

…実際,この記事を書いている時に,
思い出すことができました。

 

 

他にも記憶を走査すれば,
見つかることでしょう。

 

これが,
「過去を変える」
ということです。

 

 

よく,
「過去の出来事の意味付けを変えることで
過去を変える」
ということはありますが…

 

 

今回は,
記憶の仕組みを活かして
過去を変える話をしました。

 

ポイントは…
記憶というものは,
自分の中で気が付かないうちに
改ざんされてしまう,ということです。

 

今のあなたの中の記憶は…
真実ではありますが,
「事実」であるとは限りません。

 

 

捉え方一つで,
真実などすぐに変わります。

 

 

…だったら,
自分にとって都合のいい
真実に塗り替えてみては
いかがでしょうか。

 

例えば…
「チラシなんて,何度出したところで
どうせ反応がないし意味がないものだ」

 

 

こんな記憶があったとしたら…
それは真実かもしれませんが,
全てだとは限りません。

 

チラシを出したけれど,
「1件も反応がなかった」
ことは事実です。

 

けれど…
「反応」…すなわち,申込みには
ならなかったとしても,
チラシを見た人から,

 

「りっぱなチラシを作って,
撒いて…頑張ってますね。
うまくいくことを願っています」

と言われていたとしたら…?

 

 

結果的に,
反応がないから,
「反応がなくて残念」
という思いに埋没してしまったの
かもしれません。

 

 

けれど,
このときに,
「励ましてもらった」
から,

 

 

「じゃあ,もっと頑張って
チラシを作ろう」
と思って,
「何度も挑戦した」
のかもしれません。

 

実際,
私は集客コンサルティングを
行っていますが,

 

 

たった1回,チラシを撒いて
反応がなかった時に,

 

「今更チラシなんて意味がない」

 

と断定する人は後を絶ちません。

 

 

けれど…
この例では,
効果がなくても何度も出し続けた,
ということは…

そこに意味や価値があるのではないでしょうか。

 

 

記憶というものは,
掴みどころがないものですが,
捉え方を変えると,
記憶の見え方も変わってきます。

 

ぜひ…
今までには見えなかった,
嬉しい,楽しい,幸せな,
充実感あふれる…
そんな記憶を掴んで,

 

過去を…そして未来も変えてみてください。

 

 

私も…
来年はきっと
【もっと素敵な誕生日】
を迎えられるように
こころがけていきたいものです。

 

 

今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

 

 

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