こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今日は,
客単価やリピートを獲得する
「考え方を変える方向」
についてお伝えします。
例えば…
ブライダル業界。
口が裂けても
「またのご利用,お待ちしております」
などとは言えないわけですね。
ですが…
ちょっと考え方を帰るだけで,
リピート購入が発生するのです。
「うちの業界は…」
などと言い訳する人には
役に立ちませんが,
「どうにかしたい」
と思っている方はぜひ
最後までお付き合いください。
★1つの口コミをしたくなる写真館
これは聞いた話です。
ですので,私個人の実体験では
ありません。
ですので,
細かい経緯は省きます。
ある女性が,
美容室に行き,
ヘアカットして髪を整えました。
そして…
その
「プロが手を入れた状態」
のままで,
パスポート更新用の
証明写真を撮ろうと,
ネットで検索。
一番近くの写真館は
定休日だったということで,
別の写真館に車で
行くことになりました。
ですが…
駐車する時に,
ちょっとしたゴタゴタがあり…
それが原因なのでしょうか。
カメラマンは
ひどく「愛想が悪かった」そうです。
あまりにつっけんどんな態度に,
撮影後の写真を簡単に
修正してほしかったそうですが,
それを頼むこともできず…
意気消沈して帰ってきたそうです。
この話を聞いて…
ホント,
このカメラマンは
「人を撮る資格はないな」
と思うほかありませんでした。
人を笑顔にすることができない
カメラマンなど,
価値はありません。
一生,
趣味レベルで風景を撮っていれば
良いのではないでしょうか。
さて。
このカメラマンは
廃業したほうがいいので
マーケティング的に
何かするわけには行きませんが。
「まとも」なカメラマンであれば,
どのような考え方をすれば,
「リピート」
してもらえるでしょうか。
ちょっと考えてみてください。
私は口下手なので,
やろうと思っても
ここまでのことは
できませんが。
切り口は,
「パスポート用」
ということです。
パスポートということは
何らかの事情で海外に
出かけるということですね。
それが仕事であれ旅行であれ,
非日常的なことであり,
ワクワクする出来事である
確率が高いと言えます。
(よほど海外慣れしている人であれば
話は別ですが…)
ということは
シンプルに
「旅行ですか?
それともお仕事ですか?」
と聞いてしまえば良いのです。
別に…
それを聞いたからと言って,
写真の内容に変わりはないでしょう。
けれど…
例えば旅行だった場合,
「このパスポート写真を撮影している
今この瞬間」
からすでに,旅行という
「出来事」
は始まっているのです。
だからこそ,
「旅行ですか?
楽しい旅になると良いですね。
そのためにも
一生懸命撮らせていただきますね」
といった言葉がけができるかどうか,
ではないでしょうか。
海外に旅行に行く…
という顧客の
「人生の体験」
をともに喜ぶことが
できたならば…
その写真館は
その顧客にとって
特別な存在になるのでは
ないでしょうか。
帰国して…
大量に撮ってきた
写真を…
もし「プリントする」時は,
きっと,コンビニや量販店ではなく
この写真館に来て
プリントを頼むのでは
ないでしょうか。
ところが,
今回の写真館のカメラマンは,
ひどい対応だったがゆえに…
今後はパスポートを見る度に,
「あのカメラマン,まじムカつく」
と思われ続けることでしょう。
旅行という
素晴らしい体験の入口を
祝福して送り出す…
どころか,
悪い思い出を叩き込んできたのです。
その報いはいつかどこかで
受けてほしいものです。
「○○屋さん」という誤った考え方
写真館は,単なるカメラマン…
という発想では,
先はありません。
ですが…
今回のように
「顧客と人生の一部をともに過ごす」
という発想で考えると…
単なる
「○○屋」
というものでは
なくなるのではないでしょうか。
例えば,
カメラマンに写真を頼むのは
どういうときか。
結婚式からはじまり…
子どもが生まれ…
七五三だとか,入学式とか
卒業式とか…
そういった
人生の節目節目の
「ハレの日」
に側に寄り添う職業だと
言えるのではないでしょうか。
そう考えると…
顧客との付き合い方も
変わってくるのではないでしょうか。
ブライダル業界の例
冒頭でお伝えした
ブライダル業界。
リピートしようがない。
…と思うかも知れませんが。
結婚という出来事をスタートとして,
その夫婦が…これから先に
円満家庭を築くサポーターとして
自分をポジショニングすれば…
ブライダルを入口にして,
様々なサービス提供ができそうですね。
このように,
今の時代,情報が複雑になって
様々なサービスが出てくる以上,
単に
「○○屋です」
というだけでは生き残っていけません。
ならば…
これからの時代,
顧客にどんな価値を提供するのか。
そのために自分をどのように位置づけるのか。
それを考え続けていかなければ
ならないでしょう。
私も,
「セールスコピーライター」
という肩書から,
もっと現状にあった何かを
考えていかないといけないですね。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
ちなみに。
今回書いた,
ろくでもない写真館。
「ハレノヒ」
という名称らしいですよ?
即刻看板をおろして
廃業してほしいですね。
今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。
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