「どうしてもっと早く言ってくれなかったの?!」

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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は,
有能で素晴らしい人が陥りがちな,
「落とし穴」
について解説していきます。

 

本当に能力が高く,
素晴らしい人格で,
実績や成果も素晴らしい。
たくさんの仲間がいて,
ファンや顧客から親しまれて…

 

という人が,
実は陥っているかもしれない,
という考え方です。

 

私のブログをご覧頂いている方は,
ここに書いたように,
聡明で素晴らしい方が多いので,
あなたにも当てはまるかも知れませんね。

 

 

もっと早く言ってよ!

 

 

数年前のことでしょうか。
私はある問題を抱えていました。

 

その問題は…
どうすればいいのか,
悩みに悩み続け…
ネットで調べたり,
本を読んだり…
いろいろ検討しましたが…
どうして良いかわからず,
途方に暮れていました。

 

 

きっと…
「あの人に相談すれば,
解決策を示してもらえるんだろうなぁ」
と思いつつ,

 

「相談したら迷惑だろうな…」

と思って,
相談できなかったのです。

 

そうして…
悩んで
悩んで
夜も眠れず
ストレスで神経痛を引き起こし…

 

最終的に,
謝り倒しながら,
「その方」
に相談に行きました。

 

すると…
その方に叱られました。

「何で,もっと早く相談に
来てくれなかったの!!」

と。

 

私の場合
相談することができない,
ただの臆病者だったのですが…

 

 

どちらかと言えば,
私は
「相談に乗る」
ことが多い立場です。

 

前職の法律職もそうです。
現状では,もっぱら売上や集客を
はじめとした経営的なことで
相談に乗ることが多いです。

 

 

ですので…
「相談しにくい」
内容について,
クライアントが独りで抱えて
途方に暮れて…
何とか解決しようと
いろいろ動いて,
それでも解決できず,
ようやく私に相談を持ちかけることがあります。

 

すると…
私としても,
かつて私自身が
言われたことを
言わざるを得ません。

 

「何でもっと早く
相談してくれなかったの?」

と。

 

 

いろいろな原因があります。

 

ひとつは
「恥ずかしい」
という問題。

こんな悩みを,
人に聞かせたくないということですね。

 

間違った相談と間違った解決策

 

もちろん,
逆もあります。
つまり,
「事態の深刻さ」
を認識できない,
知能的に残念な人が,
問題を放置してしまう,ということ。

 

もしくは,
正しい解決策を持っていな人に
相談に乗ってもらうことで
間違った解決策を
実行してしまうこと。

 

 

本当にあった例です。

 

裁判所から
「特別送達」
で,訴状が届いた人がいます。

 

が。
それが何かを理解出来ない人が,
「友達」
に相談に乗ってもらいました。

 

もちろん,
友達は法律職では
ありません。

 

 

友達の回答は,
「ほっとけばいいんじゃないの?」

 

その通りに
実行した結果,
どうなったのか。

 

 

サクッと説明すると…
訴状と一緒に入っていた
「出頭命令」
を無視したことになるので,
相手方の言い分を全部認めた
判決が下り…

 

給料差押えという形で
強制執行を受けることに
なりました。

 

一般の会社において,
「給料差押え」
を受けるということは,
総務に多大なる「負担」
を強いることになります。

 

 

社内でも信用を失墜します。
結果的に…
会社にいられなくなり,退職。

 

「友達にアドバイスを求めて
そのまま鵜呑みにする」
ような,頭の残念さですから,
さしたる能力やスキルはなく,

 

 

年齢が年齢だけに
再就職も難しく…

 

今頃,どこで何をしているのだろうか,
という話です。

 

 

有能な人が陥ってしまう罠

 

上記の例では,
「おろかな人」
の例でした。

 

では,聡明で有能な人は
どうなのか。

 

迷惑がかかるから,
相談したら申し訳ない…
と自粛してしまう人もいます。

 

人に気遣いをする,
優しい人だから,
陥ってしまうことですね。

 

あるいは…
能力が高い人こそやってしまいがちですが。

「自分でなんとかしようと思ってしまう」

ということですね。

 

 

誰にでも共通すること

 

ただ,
これだけははっきり言えます。

 

多くの場合,
問題は時間が経てば経つほど
深刻化します。

 

 

深刻化すればするほど,
「講じられる打ち手が減っていく」
ということになります。

 

かつての私もそうでした。

 

「もっと早く相談してもらえれば
〜だったのに」

 

と言われたことが実際にあります。

 

そして,
実際にそのとおりでした。
私も,

「もっと早く相談していれば」
と反省したものです。

だから…

「相談したくない,
相談する前に何とか
解決したい」

という気持ちはよくわかります。

 

 

けれど…
事態は時間が経てば経つほど悪化するのです。
だとしたら…
私で力になれることであれば
どんどん相談いただきたいのです。

 

例えば,
集客の悩みだったら…

 

 

無料の集客の打ち手は,
多くの場合「時間がかかる」ものです。

 

でも,逆に早く相談いただければ,
時間がかかる打ち手でも
取り組めるのです。

 

来月にはもう
廃業するしかない…
という状態で相談いただいたら,
時間がかかる打ち手は
封じられます。

 

ということは,
時間がかからずに成果を出す
打ち手を講じるしかありません。

 

ですが…
時間がかからずに成果を出す打ち手は…
多くの場合,「お金がかかる」のです。
そして…そんな事態の場合,
「お金がない」
わけで…

 

こうなるともう,
にっちもさっちも行かないですね。

 

だから,
早く相談いただきた,
という話でした。

 

最後に。

 

私が未だに解決できない課題

 

15年以上前でしょうか。
私が法律職として駆け出しだった頃の話です。

 

ある人が,
借金の相談で事務所を訪れました。

 

相談の結果,
自己破産の手続きを取ることに
なりました。

 

破産手続き自体は
何ら問題なく進みそうです。
という見通しを伝えたところ…

 

クライアントはホッとした表情で
こんなことをおっしゃいました。

 

「相談してよかったです。
夜逃げするか
強盗するか
司法書士事務所に行くか,
最後まで悩みました」

 

15年以上前の話ですが
未だに忘れられません。

 

 

夜逃げと強盗と並列する
選択肢だったということに
驚愕しました。

 

 

それほどまでに

「敷居が高い」

状況だったということを
はじめて実感しました。

 

今は法律の仕事から
足を洗いましたが…

 

やはり,
敷居の高さは依然として
高いようです。

 

 

どうすれば,
有能で素晴らしい方が,

「手遅れになる前に」

相談してもらえるのか。

 

今後も悩み続けることに
なりそうです。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

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