こんにちは。
アップスタッツ経営研究会あらため,
アップスタッツ合同会社の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
あなたが…
もしもっと稼げるように
なりたいと思っていたとします。
では…
それは
「急に」
稼げるようになって
大丈夫なのでしょうか。
今日は,
スピード次第では諸刃になりかねない
という話をします。
成果を出そうと焦っている方は
しっかり最後までご覧ください。
恒常性維持機能
さて,
あなたは恒常性維持機能を
ご存知でしょうか。
人によっては
ホメオスタシス,
なんて言う人もいますね。
突然ですがここで質問。
太っている人はなぜ太っているのか。
理由は…太っているからです。
身も蓋もないですが,
そういうものです。
昨日も
一昨日も
その前も
先週も
先月も
太っていたのです。
そのことに対して
大した不具合はなかったのですから,
「デブのまま現状維持」
したほうが,
「生命体」
としては安全ですね。
なので,急激に痩せたら,
この恒常性維持機能によって
リバウンドしてしまう…
というシンプルな話でした。
ダイエット同様に,
恒常性維持機能が
よく働くのが…
禁煙ですね。
これもなかなかやめられないのは
恒常性維持機能が働くからです。
周りの人も巻き込む恒常性維持機能
恒常性維持機能の
恐ろしいところは,
周りの人間関係まで
及ぶのです。
どういうことか。
今までのタバコ仲間の一人が
突然「禁煙する!」
と宣言したら…
「ああ,どうせ無理無理」
と言ったり,
「はいこれ」
とタバコを渡されたり,
煙を吹きかけられる。
私はこれを
「呪い」
などと表現することもありますが。
<参照>
まあ,
これも恒常性維持機能でしょう。
ダイエットも同じですね。
ダイエットをはじめたことを宣言すると,
今まで以上に飲み会やラーメンに
誘われることは
想像に難くないでしょう。
これが,
恒常性維持機能というものです。
成果を阻む恒常性維持機能
私がずっとクライアントと
コンサルティングをし続けながら
小さな改善を継続したところ
どうなったのか。
まあ,
面白いくらい,
今までにない
ユニークで多彩な
「言い訳」
が出てきますね。
やるはずだったことを
やらない。
その言い訳が,
これまた見事なわけです。
だからといって,
それをやらなければ
成果が出ない。
…ということで,
私がガツンと言おうものなら,
まあ,大喜びで
コンサルティング契約を
解除してくることでしょう。
これが,
恒常性維持機能の働きですね。
なぜなら,
今日稼げない人は,
昨日も稼げず
一昨日も稼げず
先週も稼げず
先月も稼げず
昨年も稼げず,
3年前も稼げなかったのです。
その人が…
私とコンサルティングをして
少しずつ稼げるようになってきたら,
恒常性維持機能が作動して,
「現状維持」
するために,
私のことを
異物として排除しようと
してしまうのでしょう。
ちなみに。
私は
そろそろ
「恒常性維持機能による
反発が来るだろうな」
と予測して,
その前のセッションでこの
恒常性維持機能の説明を
しておきました。
…ギリギリのタイミングでしたね。
収入と恒常性維持機能
わかりやすい例として…
例えば,年収500万円の人であれば,
この額で恒常性維持機能が作動します。
大きな収入アップのチャンスがあると,
この恒常性維持機能によって
ダメにしてしまう…
ということが起こりうるわけですね。
逆に,
大きく年収ダウンしてしまったら,
この恒常性維持機能によって
猛烈に努力して,
もとの年収に戻そうとする力が
働きます。
この恒常性維持機能。
邪魔だなぁ…と思うかもしれません。
ですが,人には必要なものです。
シンプルな例として,体温。
熱が出たら,下がりますよね。
これがこの恒常性維持機能の作用です。
今日の体温が24℃
昨日の体温が45℃
一昨日の体温が92℃
先週の体温が5℃…
これでは人間は生きていけません。
だいたい36℃くらいに
維持しないと生きていけないのです。
熱が上がると…
汗が出て体温を下げる仕組みが
働きます。
これも恒常性維持機能なのです。
だから,
生命体として
恒常性維持機能は
不可欠ではあるのですが…
自分の理想と現実とのギャップを埋めるには,
なかなか大きなハードルとなりそうです。
恒常性維持機能の克服方法
ではどうしたらいいのか。
一番シンプルな方法が…
「ちょっとずつ変わる」
ことです。
この恒常性維持機能が作動しないレベルで
少しずつ変化をしていけばいいのです。
収入,売上や成果ということであれば,
いきなりドカンと大きな成果を目指すのではなく,
少しずつ成長していけばいいのです。
昨日はプロダクトローンチという
短期間でドカンと稼ぐ方法の話をしました。
これがどれだけ危険なのか。
そんな話でしたが。
<参照>
恒常性維持機能という観点から考えても,
このプロダクトローンチは
危険ですね。
プロダクトローンチに限らず,
人間には自分の恒常性維持機能による
キャパシティを大きく越えるような
収入を得てしまうと,
どうしても持て余してしまいます。
有名な例が,宝くじ。
宝くじで一等を当てた人が
不幸になる…
という事例は事欠きません。
まあ…
あれは,周りのやっかみが
「呪い」になって降り掛かっただけ
かもしれませんが。
私自身の失敗談
私自身も…
恥ずかしい話ではありますが,
経験があります。
過去に
士業として
「過払いバブル」
に直撃した時。
ホント。
あの時はまさに濡れ手に粟。
バブルで稼ぎまくってましたね。
消費者金融から巻き上げた
ようなものですから…
「悪銭身につかず」
とばかりに,
使いまくってました。
結局,
自分の実力以上…
収入のキャパシティ以上に稼いでいたので,
まったく手元に残りませんでした。
まあ…
「飲む,打つ,買う」
には一切手を出さずに,
ひたすら自己啓発や
スキルアップに
根こそぎお金をつぎ込んだのが
救いですね。
さすがに,
飲み歩いて浪費してしまったら,
文字通り何も残りませんでしたから。
セミナーや教材でスキルアップしていたから
今の自分がある…と思うと,
人生万事塞翁が馬。
今後は,
同じ失敗を繰り返さないように,
堅実に稼いでいきたいものです。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 飯山陽平
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