耳から入って心や思考を腐らせるウィルスの話

耳から入って心や思考を腐らせるウィルスの話

耳から入って心や思考を腐らせるウィルスの話
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こんにちは。
アップスタッツの飯山です。

 

今日は心の平安を保ち,
思考が腐らないようにして
心の病気から身を守ることについて
考えていきます。

 

ウィルスが原因で
体が病気になるように…

 

特定の原因で,
心が病んだり思考が腐ることは
十分に起こりうるのです。

 

以下お付き合いください。

 

クラシック音楽をマニアックに語ってみた

 

15年以上前のことでしょうか。

 

 

当時,足繁く通っていた
某自己啓発セミナー関連での話です。

 

セミナーのアシスタントとして
参加していた私は,
セミナーのトレーナーや,
他のアシスタントと
休憩室で過ごしていたときのことです。

 

トレーナーの携帯電話が
鳴りました。

 

当時は,スマホなんて無いので,
「着メロ」
の時代ですね。

 

そのトレーナーは,
楽器の奏者であり,
確か管弦楽をやっており,
コンサートで演奏を聞かせていただいたこともあります。

 

なので,
着メロはクラシック音楽です。

 

私が…

 

「あ…トッカータとフーガ…」

 

と呟いたら,
その方が,

 

「このメロディ聞いて
曲名を当てられた人,初めてだよ」

 

と驚いていました。

 

バッハのトッカータとフーガといえば…
初っ端の,鮮烈な出だしが有名です。

非常に有名なのに,
なぜ私が初めてなのか。

 

原因はいたってシンプル。

 

 

その着メロは,
鮮烈な出だしのフレーズではなく,
曲の途中のメロディだったのです。

 

※同じ動画です。再生の開始の開始時間が違います

 

曲中の流麗なメロディは
個人的にとても好きだったので
たまたま記憶していました。

 

クラシック音楽の良さは,
なかなか人に伝えづらいし
魅力も分かりづらいものですね。

 

ただ,
きっとお気に召す曲は
あるはずなのです。

 

私だったら,
非常にマニアックですが,

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの
ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 K.238
第三楽章とか…何度聞いたことでしょうか。

 

他にも…
クラシック音楽は
ハマりだすと深い沼になるので,
ここでお伝えするのはほどほどにしますが。

 

 

例えば,
リストの「ラ・カンパネラ」
弾くのが超絶に難しい
ピアノ曲として有名です。

 

旋律自体は,
聴けば,
「あ,これね」
と思えるくらいに有名です。

 

曲は一緒でも,
やはり弾き手によって,
曲から受ける印象は変わります。

 

 

いつだったか,
Youtubeで,
ラ・カンパネラの聴き比べで
2時間以上ぶっ続けで
いろんなピアニストが弾く
ラ・カンパネラを聴き比べて
楽しんだこともあります。

 

 

さて,
なんで話をしているか。

 

かなりうんざりする出来事が
あったからです。

 

 

 

病院で心が病になりそうになる話

 

 

春頃に,
手を負傷してから,
整形外科に通院しています。

 

手を全く動かさないまま
安静できれば治るのでしょうけど…
現実的ではありません。

 

実際,今こうして
キーボードを叩いている時点で,
負担が掛かっています。

 

なので,
良くなったり悪くなったりの
繰り返しで,
2週間に1回,
通院して経過を見ている状況です。

 

ということで,
先日,3週間ぶりに
病院に行ったのですが…

 

 

そう。
3週間ぶりです。
本当はその前の週に行かなければ
行けなかったのですが…

 

どうにも,
病院という場所に行くのは
気が重くて…
先延ばしにしてしまいました。

 

重い腰を上げ,
ようやく行ってきたのですが…
少し出遅れたこともあり,
待合室は,
ベンチに座る隙間もないほどの込み具合。

 

立って,待っていたのですが…
それがまた苦痛でした。

 

なぜなら,
待合室には大きな壁掛けテレビが
設置されており,
大音量で,
番組を垂れ流しにしています。

 

低俗な,ゴシップ関係を
面白おかしく報道している
ワイドショーが
流れているわけですね。

 

耳に入れたくない内容なので,
手元の読み物に意識を向けるのですが。

 

ふと気がつくと,
それが耳に入ってきます。

 

普段だったら,
耳にイヤホンを突っ込んで,
その手の音声はシャットアウトするのですが。

 

病院の待合室で,
それはできません。

 

診察室から,
名前を呼ばれたときに
反応できなければなりませんので。

 

やむを得ず,
イヤホンはせずにいたのですが。

 

あんなゲスで低俗な番組を
垂れ流しにしていたら,
メンタルが腐っていきそうですね。

 

 

なんでテレビなのでしょうか。

 

 

なんで
低俗なワイドショー番組なのでしょうか。

 

意味がわかりません。

 

どうせだったら…
クラシック音楽でも
掛ければいいのに。

 

 

病院は,
官公署ではないものの,
ある意味,公共施設であると言えます。

 

そんな場で,
なぜテレビなのか。
テレビ局からお金でももらっているのか
勘ぐりたくなりますね。

 

 

耳からの情報をコントロールする

 

その人それぞれ,
脳の癖もあるので
誰もが当てはまるわけではないですが。

 

脳に入る言語情報というのは,
かなり記憶に残り,思考に影響を及ぼします。

 

自分がなぜこのような思考・結論に至ったのか。
それはあのときのあの耳から入った情報による…

 

 

…と,はっきり因果を自覚できないのが
ますますつらいところです。

 

特に,
垂れ流しでずっと流れている音声に対して,
自分が単純作業をやっているときなど,
意識によるガードができないので,
無意識下に入り込み,
影響を受けます。

 

 

その最も害悪なひとつが,
テレビでしょう。

 

 

テレビで話題になるネタを
探してきて報道するわけです。

 

例えば,
10年間,まったく犯罪のない地域で
ある事件が発生したら,
それはネタになり,報道されます。

 

逆に…
10年間…
3652日中,3651日,
何も事件がなく平穏無事だったとしても…
その1日の出来事を何度も何度も報道することで,
いかに危険で凶悪な地域であるかのように
印象操作できてしまうのがテレビです。

 

さすがにこれは極端にしても…
全体の中の割合といった
公正かつ客観視できるような情報を
合わせて報道するわけでもなく…
事件を報道する。

 

それだけを聞いていることで,
特定の思考・思想に構築されてしまうのです。

 

 

意識していないときに,
耳から入る情報。
どれだけ,コントロールしているでしょうか。

 

身近な人の,
非建設的,非生産的な愚痴を
延々垂れ流しされるのも同じですね。

 

聞けば聞くほど,気が滅入ってくることでしょう。

 

病院にいても,
その手のワイドショーで,
ネガティブな感情を煽り増幅させるような
情報を垂れ流しにされたら…
メンタルが腐っていくことでしょう。

 

耳に入れる音声は,
しっかりコントロールしたいですね。

 

私はその方法論として,
クラシック音楽あたりを
おすすめしたいところです。

 

クラシック音楽そのものは
私の好みですが…
他の何であれ,
自分の耳から入ってくる情報は
ある程度精査…必要に応じて
ブロックすることは考えておきたいですね。

 

 

あなたがより「アップスタッツ」な明日になりますように。
アップスタッツ 飯山陽平

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