売る罪悪感,売らない罪悪感

売る罪悪感,売らない罪悪感

売る罪悪感,売らない罪悪感
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妙に「防災グッズ」の宣伝が多い。
そんな気がしていました。
 
そして迎えた,3.11。
東日本大震災から,7年が経ちました。
 
 
年度末の忙しさ故に,
3.11という日が近づいていたことを
すっかり失念していたのです。
 
 
だからこそ…
防災グッズなのでしょう。
 
 
東日本大震災の周年日が,
防災グッズを売る機会となります。
 
 
あるいは…
1.17。
阪神淡路大震災の周年日。
 
 
王道でいくならば,
9月1日。
 
 
 
このときが,
防災グッズを売り込む
一大チャンスだと言えます。
 
 
 
さて。
今日のテーマは
「売る罪悪感,売らない罪悪感」
という話です。
 
 
 
セールスがうまくいかない人の,
大きな原因。
 
 
それは,
「売ることへの罪悪感」
を抱いてしまうことです。
 
 
お金を使わせてしまうこと。
買わせてしまうこと。
いろいろあるでしょう。
 
 
特に前者。
「お金を喪失させてしまうこと」
に対して忌避感を抱く人は,
「売ることへの罪悪感」
を払拭するのが難しくなります。
 
 
 
私は心理学の専門家ではありません。
セラピストやコーチなどではありません。
 
あくまでも,
セールスコピーライターであり,
マーケッターです。
 
 
心理学的に,
この問題を解決する気はありません。
 
 
あくまでも,
マーケティングとコピーライティング。
この観点から,
解決するにはどうしたらいいのか。
 
この点を掘り下げることにします。
 
 
突然ですが。
これから,ちょっとした指示をします。
可能な限り従ってみて下さい。
 
 
ネコの姿を想像しないで下さい。
いいですか?
絶対にネコの姿を想像してはいけません。
 
くれぐれも,ネコの姿をカケラほども
想像してはダメです。
 
 
 
さて。
あなたはネコの姿を
想像せずにいられたでしょうか。
 
 
流れとしては,
1.ネコの姿を想像する。
2.その想像を打ち消す。
 
というプロセスになります。
 
つまり,
「ネコの姿を想像しない」
ことはできないのです。
 
 
 
同じように。
「売ることへの罪悪感を抱かないで下さい」
と言っても,これは不可能です。
 
 
結局は,
「売ることへの罪悪感」
は抱いてしまうのです。
 
 
ではどうしたらいいのか。
 
 
売ることへの罪悪感を払拭する,
という考えを変える他ありません。
 
 
具体的には,
「売らないことへの罪悪感」
を強く強く実感してもらう他ないのです。
 
 
 
もし…
あなたの商品やサービスが,
素晴らしいものならば…
 
競合の類似商品よりも,
価値があるものならば…
 
顧客がそれを買うことで,
幸せになれるならば…
 
 
売らない…ということは,
顧客を不幸にしているということです。
 
 
なぜか。
 
あなたが売らなければ,
あなた以外の誰かから買うことになるからです。
 
 
顧客の選択肢は,
1.あなたから買う
2.あなた以外から買う
3.買わない
のどれかです。
 
 
3ならまだしも…
2だった場合。
 
 
あなたの商品やサービスが優れている…
すなわち,あなたから買わなければ,
あなたよりも劣ったものを買うことになります。
 
 
顧客を不幸にしていることになるのです。
 
 
「売る罪悪感」
は,売手側のエゴです。
「売り込むことで嫌われるのではないか」
という自分本位の考えです。
 
 
「売らない罪悪感」
は,
顧客に価値を提供できなかった,
という悔しさに起因するものです。
 
全く逆方向なのです。
 
ならば…
 
売らないほうが,
ずっとずっと罪悪感を感じるべきでしょう。
 
 
それこそ,
「売ってしまうことへの罪悪感」
など
「気のせい」
だと思えるくらいに,です。
 
 
 
 
セールスに失敗したら,
「ああ,顧客を幸せにし損ねてしまった」
「顧客に対して本当に申し訳ないことをした」
「もっともっと罪悪感に苛まれても仕方ない」
と思うように心がければいいのです。
 
 
「思わない」
ことはできません。
 
ですが,
「思うこと」
はできるのです。
 
 
人間は,できることしかできないのです。
当たり前ですね。
 
 
まずは,売る。
とにかく,売る。
 
それが,顧客を幸せにする方法です。
顧客が幸せになって価値を得て…
それがあなたへの報酬なのです。
 
 
特に,
今回は防災グッズ。
 
 
極論ですが,
「売り損なう」
ことが,
顧客の命の危険に直結する…
かもしれないのです。
 
 
それでも,
「売ることへの罪悪感」
を抱いて,
売るのをためらうのであれば,
ある意味「人でなし」なのかも
しれません。
 
 
特に,
「予防商品」
は売りにくいものです。
 
危機感,需要,欲求を感じる
商品ではありません。
 
 
「きっかけ」
がないと,
なかなか売れないシロモノなのです。
 
 
それを,
「チャンス」
と捉えて行動できるかどうか。
 
 
ためらっていたら,
お客様に申し訳ないでしょう。
 
 
繰り返します。
 
もし…
あなたの商品やサービスが,
素晴らしいものならば…
 
競合の類似商品よりも,
価値があるものならば…
 
顧客がそれを買うことで,
幸せになれるならば…
 
 
売らない…ということは,
顧客を不幸にしているということです。
 
 
 
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あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
 
 
追伸
1つの集客法で7割以上を集客している。
これは危険です。
なぜなら,その1つが機能しなくなったら…?
今日使える売上アップ法が,来月使えるとは限らないのです。
 
とはいえ,どうしていいかわからない。
 

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