【テンプレート付き】ホームページやチラシ等の申込み率を高めるCTAの表現

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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は,知っているようで
実は知らない…
マーケティング・広告の用語の一つ。
CTAについて解説します。

 

ぶっちゃけ…
これがない広告は,
はっきりいって意味がありません。

 

よほど,
広告代理店か
印刷会社,
デザイナーに
お布施を払いたい人だけでしょう。

 

ですので…
広告で効果を出したい。
広告代理店や印刷会社,
デザイナーに貢ぐだけで
成果が出ない広告はイヤだ…

 

しっかりと,各種広告…
チラシやDM,ホームページで,
問い合わせや受注件数を高めたい…
という方は,最後までご覧ください。

 

 

CTAって何?

 

 

Call to Action

の略です。
直訳すれば,「行動の呼びかけ」
となります。

…が。

 

マーケティング用語として
正確に次の通り
理解するように心がけてください。

それは

【具体的な】行動の指示

です。

 

繰り返します。

【具体的な】行動の指示

です。

 

最後にもう一度。

【具体的な】行動の指示

です。

 

我ながらウザいと思うくらい
繰り返したのは…

 

 

「具体的」な行動の指示が
できていない人が
ほとんどだからです。

 

例えば…

 

電話番号を書いておくだけ…
なんてものは,もはや論外。

 

「ご連絡ください」
「お申し込みください」

これは,CTAでいう「具体的」では
ないのです。

 

 

 

具体的って何?

 

定義【具体的】
はっきりとした実体を備えているさま。
個々の事物に即しているさま。
(デジタル大辞泉)
1 実際に形や内容を備え、
 はっきり知ることができるさま。
2  一般的なものや観念的なものではなく、
 個々の事実によっているさま。
(大辞林)

 

大辞林の
「観念的なものではなく」
というのが,わかりやすい定義ですね。

 

定義【観念】
ある(抽象的な)物事に対する考え、意識。
(精選版 日本国語大辞典)

 

つまり,
CTAに観念的なものが
入っている時点で論外なのです。

 

例えば,
「申し込み」
とか,
「連絡」
とか。

 

この時点で,
もう「具体的」ではありません。

 

 

行動心理学による「具体的」の例

 

10年くらい前に,
行動心理学のセミナーを受講した時に,
なるほどなぁ…
と思った出来事がありました。

 

例えば,
子どもに
「きちんと」
あいさつをしなさい…
と言ってもできないのはなぜなのか。

 

「きちんと」
が観念的で,
具体性がないため
子どもには理解できないからです。

 

その実証実験として,
ちょっとしたワークがあります。

 

ぜひ考えてみてください。

 

あなたが,
「ペットボトル」
というものを全く知らない人に対して,
ペットボトルを開けて中の水を飲むまでに
いくつの工程があるでしょうか。

 

思いつく限り,工程を細分化したら
いくつになるのか。

 

考えてみてください。

 

 

例えば…
「手にとって,開封して,飲む」
これで3工程ですよね。

 

ですが…
まったく知らない人に
「開封して」
と言って,開封できるでしょうか。

 

右手でペットボトルの本体部分を掴んで…
…といった細かい指示まで入れると
いくつになるのか。

 

このワークで,私が知る限りでは,
30工程を突破した…
なんて話があるそうです。

 

つまり…
本来はそれだけのステップを踏んで
やるべき行動を,
観念的な言葉で一言で済まそうとして
しまうから,指示される側は
混乱するのです。

 

上述の「あいさつ」の例で言えば,
「きちんと」
と言われても,小さな子どもには
わかりませんよね。

 

相手の顔を見て,
大きな声でハキハキと。

 

 

これらの工程を,
具体的にその場で練習させて,
声の大きさなども体験させて…
それをできるようになるまで繰り返し訓練させて,
はじめて「きちんと」した
あいさつになるのです。

 

これが,
「観念」
を挟まない,
「具体的」
という話でした。

 

 

 

CTAにおける「具体的」なレベル

 

申込み…という観念的な言葉を
具体的にするとこうなります。

 

そのままテンプレとして
使っていただければと思います。

【電話】
「今すぐ下記電話番号におかけください」

電話応答時間を明記することを忘れずに。

 

 

あとは…
「今すぐ下記番号に電話して…オペレーターに,
『今日の折込チラシの件』とお伝え下さい」

 

 

【FAX】
「下記フォームに記入の上,今すぐ
下記FAX番号宛に送信してください」

 

 

たまにいるのですが,
「申し込みは電話またはFAXにて」
と書いてあるものがあります。
論外です。
FAXで何を書いて送ったらいいのか
わかりませんよね。

 

ですので,申し込みフォームを作成して
そこに記入するシートを容易すればいいのです。

 

【メール】
基本的にメールはNGです。
メールを要求するくらいなら,
はじめから専用の申込みフォームを
作って,

 

「今すぐこちらをクリックして,
フォームに必要事項を入力して
送信ボタンをクリックしてください」

 

と書くべきでしょう。

どうしてもメールでなければ
ならない場合には,
件名及び本分を一字一句,
全部説明するくらいの覚悟が
必要でしょうね。

 

【LINE】
私はLINEを使っていないアナログ人間なので…
よくわかりませんが。

原理原則だけで言うならば,

上記電話の2番目の例と同じですね。

「こちらから,(キーワード)を入力してください」

ここでいうキーワードの例が,
先ほど書いた,「本日の折込チラシの件」みたいな感じですね。

 

【ホームページ】
テキストにリンクが貼られている場合,
シンプルに
「今すぐこちらをクリックしてください」
で十分でしょう。

 

LP(ランディングページ)内のボタンであれば,
「今すぐ申し込む」
「今すぐ登録する」
などのように,
「それをクリックすることでどうなるのか」
をはっきりと明記したほうがいいでしょう。

 

CTAのコツ

 

いくつか具体例を紹介したので
ご理解いただけたのではないでしょうか。

 

観念とか何とか…解説しましたが。
「申し込み」
という言葉だと,
人によって解釈が分かれますよね。

 

けれど…
クリックはクリックです。

解釈が分かれる余地がありません。

 

これが「明確な指示」です。

 

ターゲットが見た時に,
考える余地なくわかる,
具体的明確な指示をすることです。

例えば,

電話番号を書いてあるだけだったら…

「ここに電話すればいいってことかな?」

…と考えることはできるでしょう。
この,考えさせる,という時点で
即アウトです。

見込み客は,
朝から晩まで,様々な広告にさらされて
集中力も思考力も
使い果たしている状態…
だと思ってください。

 

そんな人に,
「考えさせる」
だけで,
「申し込まなくていいですよ」
と言っているようなものです。

 

考える余地なく,
行動させること。

 

これがCTAのコツです。

 

最後に蛇足。

 

こんな「当たり前」のことすら
わからずに,
CTAを入れない
広告代理店や印刷会社,デザイナー。

 

彼らは,
あなたからお金を巻き上げることだけしか
考えていないも同然です。

なぜなら…
一度出して効果がなかったら,

 

「1回だけ出しても効果はないですよ。
何度も出して,ブランドイメージを
浸透させないと…」

 

なんて言って,
再度,受注させる気でしょうからね。

 

そんな人に限って,
「ブランドって何ですか?」
と尋ねたらこらえられないものです。

 

このような,
詐欺師まがいの業者に
お金を貢がないでも済むように,

 

「身を護る」
ための精確な知識は
しっかりと抑えておきたいものです。

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

追伸

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