こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表，
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
今の仕事が嫌で嫌で
堪らない人が，
そこからどう抜け出すのか。
そんな話をします。
ちょうど今，３連休最終日の夜に
このブログを書いています。
…ご覧になる方は，
翌朝，という場合が多いでしょう。
起きた時に。
「今日も一日頑張るぞ！！」
そう思えない方は，
じっくり最後までご覧ください。
カウントダウンするほど嫌な仕事
知り合いから聞いた，
興味深い話をひとつ，紹介します。
その方は，
いわゆる派遣労働者です。
年代はだいたい私と同じくらい。
ただし，
その方はいくつか国家資格を持っています。
私のような独立開業系ではなく，
ある事業所の中で仕事をするにあたって
その資格が無いと差し障りがあります。
そして，
市場は拡大の一途をたどっています。
要するに…ものすごく人手不足の業界です。
なのでその方は引く手あまたです。
派遣登録して，
数ヶ月働いて，
あまり好ましい職場でなければ
次の更新はせずに終了。
そしてまた次の派遣先を探します。
引く手あまたなので，すぐに次の
派遣先は見つけられます。
そして…
またしばらく働いて，
契約満了して，
次の職場を探して…
すぐに見つかり…
さて。
興味深いと思ったのは，
その方は
「カウントダウン」
をしているそうです。
確率論的な話になりますが，
この業界で派遣社員を
途切れること無く
募集している…
…ということは，
いわゆる
「ブラック」
な職場である可能性があります。
その方は，
結果的にブラックな職場を
渡り歩いている状況…
と言っても過言ではありません。
私がこの方から
話を聞いたときも，
なかなかブラックな環境のようです。
…ということで，
「カウントダウン」
をしているそうです。
あと，
何回この職場に行けば
契約満了になる…
出勤の度に
数を数えているそうです。
そこまでして，
嫌で嫌でたまらない仕事を
しなくてはならないのは
なぜなのでしょうか。
実際に…
詳しい統計データの
ソースは忘れてしまいましたが…
確か６２％だったような気がします。
（曖昧で申し訳ありません）
ありきたりな表現ですが。
人生の３分の１…といっても
過言ではない，
「仕事」
が嫌で嫌でたまらない。
これはどのように
解決したらいいのでしょうか。
もしあなたが，
被雇用者であれば，
起業すればいい…
なんて思ったかもしれません。
…が。
起業は解決策ではない
別の知り合いの方の話です。
その方は，
もともと好きな仕事があったそうです。
やりたかったけれど…
どうしても，
その職種で雇用されることがなかったため，
独立起業。
ところが。
実際には，
仕入れや在庫管理，
そうじ，
経理や資金繰り，
集客・マーケティングに
セールス，
商品開発に生産活動。
この商品開発に生産活動
だけをやりたかったはずなのに…
結局，休日は追いつかなかった
仕事をこなすだけで
休むこともできず…
晩酌のお酒の量が，
日増しに増えていっているそうです。
この方は一人で
営業されてますが…
もしスタッフがいたら，
もっと仕事が多かったでしょうね。
求人に採用活動，
人材教育に…
あとは管理。
いわゆるマネジメント業務も
入り込んできます。
このように起業が
解決策そのものでは
ないということは確かです。
結局は，
小さなビジネスに
起業家がやることの
８割はセールスと
マーケティングですからね。
もしあなたが，
すでに起業「してしまった」後なら，
身に沁みて実感しているのでは
ないでしょうか。
好きなことを仕事にする３つの道
では，
嫌で嫌で堪らない仕事を
することなく，
どうすれば好きなことを
仕事にできるのか。
ひとつは…
一番シンプルなのは，
その職種で雇用されることでしょう。
ただし…
その雇用主と
ビジョンを共有できないと，
地獄の毎日になるでしょうね。
例えば，
お年寄りが大好きな方が，
お年寄りと触れ合う仕事がしたい。
…ということで介護の資格をとって，
現場で下積みをして…
いざ，就職。
すると…？
人を人とも思わない扱いをしている
職場に就職してしまったら
どうなるでしょうか。
毎日が不平不満の日々に
なることでしょうね。
「なんであんなひどいことを
お年寄りにできるんだろうか！！」
と怒り狂いながら，
出勤することになるでしょう。
別の例では…ある治療家の方の話です。
かつて，自分が負ったひどい怪我を
治療家の手厚い施術で完治。
これに感動して，
「自分も患者を治してあげられる治療家になりたい！」
そう思って，資格を取り，
いざ就職。
ところが。
その治療院の治療法では，
「リラクゼーション効果」
が関の山。実際に治療効果はありません。
そのことを院長に言ったのですが…
「何言っているだ，治ったら
リピートしてもらえないだろ」
と取り合ってもらえなかったそうです。
患者を治してあげられる治療家に
なりたかったのに…
なぜ自分はこんなことをしているのだろうか。
自分を攻める日々が始まったそうです。
これが，雇用されるということのリスクでしょう。
二つ目。
これができればある意味
一番の理想でしょうね。
それは…
売ることそのものを好きになることです。
起業したら，
セールスとマーケティングは
絶対に避けて通ることはできませんから。
ならば…
「売ること」
そのものを好きになれたなら…？
ある意味，
これが理想でしょう。
最後，３番目。
これは別の知り合いから
ちょっとした相談を受けた時の話です。
その方は，
何年もの間，
ずっとある問題を抱えて
苦しんでいました。
ところが，
たまたまよい出会いに恵まれ，
解決できました。
知り合った方が
「ボランティア」
でその問題を解決する
お手伝いをしていたそうです。
そして，
その方も
「ボランティア」
で支援を受けて，
その問題を解決することが
できました。
だから…
その方は，
「ボランティアではなく
ビジネスとして，
そのサービスを販売して
生活の糧にしたい」
…とのことでした。
その方は，
これからその仕事で
生活したい…
とのことなので，
すでに起業しているわけではありません。
現状は，パート労働者です。
ですので，私のクライアントとして
迎え入れることもできません。
（要するに，私の報酬が払えるほどの
ビジネス規模ではないということです）
私も，無償で徹底的に
相談に応じることはしませんので，
カンタンなアドバイスをしました。
…このブログ記事に書いてあるレベルの
内容をお伝えして，
おすすめ書籍を数冊，
案内しました。
その時に思ったのです。
「好きな仕事で生活していくために
必要なスキルはやっぱり【売る力】なんだな」
と実感しました。
特に今回の場合，
集客スキル，販売スキルがあれば，
その方は，
ボランティアからビジネスに移行して
販売していけるようになるのです。
そして…
これが
「好きなことを仕事にする」
ために書かせないスキルと言えます。
以上３つ，
紹介しました。
結局は
「雇われる」
ということは，
本当に好きでやりたいことをやるには，
リスクが伴います。
嫌で嫌でたまらない仕事から
抜け出すためには，
売ることそのものを好きになるか，
好きなものを好きなだけ売れるようになるか。
そのどちらかです。
これは，すでに起業家・経営者でも
何一つ変わることはありません。
売ることができなければ，
ビジネスは維持できませんから。
そして…
「売る力」
が高まれば高まるほど，
「売れるもの
（けれど，別に売りたいとは思わないもの）」
ではなく，
「（売りにくいけれど）
自分が売りたいもの」
を売れるようになります。
売りたくもないものを売っていてばかりでは，
仕事が嫌になって当然です。
ですが，自分が売りたいものを売って，
顧客から感謝されれば，
朝起きた時に，
「今日も一日頑張るぞ！」
と思えるのではないでしょうか
だからこそ，
経営者・起業家こそ，
売る力…すなわち，セールスと
マーケティングは避けて通れないのです。
そういう意味では…
私は早い段階から
セールスコピーやマーケティングに
価値を見出して，
この道で生きていこうと
思えたことは本当に良かったと実感します。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
今日のテーマに関する記事はこちらです。
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