「舌切雀」に学ぶ,欲張るといけない本当の理由

「舌切雀」に学ぶ,欲張るといけない本当の理由

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こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日のテーマは,
「欲張るといけない、本当の理由」
についてです。

 

 

日本の昔話に、「舌切雀」なるものがあります。

 

 

詳細は省略しますが、
大きなつづらと小さなつづらのうち、
どちらか一つを選ぶように言われて、
謙虚なおじいさんは小さなつづらを選択。
中に金銀財宝が。

 

それを聞いた強欲婆さんが、
大きなつづらを強請り…
中には魑魅魍魎が…
という話でした。

 

 

ポイントは、
欲張って大きなつづらを強請った結果、
痛い目にあうという話です。

 

それ以外の要素は、
今日のテーマとは関係ないので省略します。

 

気になるようでしたら検索してみてください。

 

 

では、強欲の何がいけないのでしょうか。
これが今日のテーマです。

 

 

定義【強欲】
非常に欲が深いこと。また、そのさま。
(大辞泉)

 

定義【欲】
不足、不満を満たしたいと願う。ほしがる。

 

 

定義だけを見ると、
この言葉から特に肯定的にも否定的にも
受け取れる内容ではありません。

 

しかし、欲や強欲が、
「否定的」な意味合いとして
使われているようです。

 

 

欲は、いけないことなのでしょうか。
強く望むことはいけないことなのでしょうか。

 

 

病気になって、
治療しなければ生きられない時に、

 

「十分に生きた。
これ以上生きても強欲なだけだから
治療は受けないことにしよう」

 

このように,
欲を抑えるべきなのでしょうか。

 

 

…美味しいものをたべたい、
という思いを抱くのは
いけないことなのでしょうか。

 

より高性能なパソコンを
使いたいと思うことは
いけないのでしょうか。

 

 

より、
お金を稼ごうと思うことは
いけないことなのでしょうか。

 

 

成功した起業家は、
多かれ少なかれ欲まみれでしょう。

 

何らかの強い欲がなければ、
起業して成功などおぼつかないでしょう。

 

 

社会の大部分は欲が元になっている

 

「必要は発明の母」
などという言葉があります。

 

この「必要」ということは、
欲の定義である
「不足、不満を満たしたいと願う。」
そのものではないでしょうか。

 

そして、
それが強い…強欲で何が悪いのでしょうか。

 

 

欲がなければ、
この世の発明はなく…
人間は原始時代のような生活を
送ってることになったでしょう。

 

 

結論としては、
「強欲」
そのものがいけないのではありません。

 

 

では、何がいけないのでしょうか。
これが「欲張る順番」です。

 

 

具体的には、
欲にもとづいて
何らかの行動をすることで得られる
「見返り」の順番です。

 

「欲が満たされる順番」
と言ってもいいかもしれません。

 

 

強欲婆さんみたいに、
何の対価もなく、
自分だけが満たされたいがために、
他の人から何かを奪うということが
「いけない強欲」
ということになるのでしょう。

 

 

おじいさんは、
何の見返りもなく、
雀のことを厚遇したのです。

 

だから雀から財宝を授かることができたのです。

 

全ては順番です。

 

「私が儲かってウハウハな思いをしたいので、
この商品を買って下さい」

 

と言っても、
誰も買わないでしょう。
当たり前です。

そして、
誰もこのような露骨な言い方はしないでしょう。

 

 

ですが、
この露骨な言い方をしないだけで、
「行動」をしている人はいます。

 

 

 

一つ具体例を出します。
それは、メールアドレスの扱いです。

 

 

あるコンテンツに興味があって、
メールアドレスを登録しました。

 

すると、
そのコンテンツのプロモーションを扱っているのが、
「株式会社か◯」。

 

この「株式会社◯め」は、
この私の興味を持ったコンテンツ以外にも
様々なプロモーションを扱っています。

 

 

その結果。

 

「このメールは、
株式会社か◯のプロモーションに
メールアドレスを登録した人全員に送っています」

 

と断り書きをつけて、
全く興味のないプロモーションについてまで、
様々な内容のメールが送られてくるようになったのです。

 

 

このような行為と、

「私が儲かってウハウハな思いをしたいので、
この商品を買って下さい」

 

と、自らの強欲さを全面に出した発言と、
何が違うのでしょうか。

 

 

雀は、
親切なおじいさんの対応があればこそ、

 

関係性を築き、
最後に小さなつづらを渡しました。

 

強欲婆さんは…

すずめには何もしていない…どころか
酷い仕打ちをしました。

 

 

そして、
親切なおじいさんの関係性に乗じて、
つづらをねだったのです。

 

この「株式会社◯め」の行為と何一つ変わりません。

 

なぜなら、
この私の興味を持ったAさんのコンテンツ
(つまり、親切なおじいさんに該当)に
興味をもっただけなのに、
全く関係ないコンテンツのメールを
ガンガン売り込んでくるわけです。

 

 

これが、強欲婆さんの行為と何が違うのでしょうか。

 

 

結果として、
Aさんのコンテンツには興味があっても、
配信停止せざるを得ませんでした。

 

 

これが「欲張ってはいけない」という理由なのです。

 

欲張るのは最後です。
最後ではない時に欲張ると、
全てが台無しになるのです。

 

 

具体的には。
Aさんのコンテンツのメール配信に際して、
「◯◯のテーマについて興味がありましたら、
こちらに登録して下さい」
と、別のリストにすればいいだけの話です。

 

 

それすらせずに、
一つのメールアドレスで、
何もかも売りつけようとする強欲さがいけないのです。

 

 

もう一度繰り返します。

 

強欲であることは悪いことではありません。
ただ、先にお客様の欲を満たしてから、
自分の欲を満たして下さい。
この順番を守れば大丈夫です。

 

 

この「株式会社◯め」は、
自分のことだけしか考えずに、
強欲を全ての顧客にゴリ押ししてきたから
いけないのです。

 

 

つい…油断すると,
株式会社か◯のように
自分の欲を優先させてしまいます。

 

くれぐれも気をつけたいものです。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

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