こんにちは。
札幌市近郊を中心に活動する集客代行業,
アップスタッツ経営研究会,
セールスコピーライターの飯山です。
今日は,
明晰な思考力を取り戻すために,
脳のメモリを解放する
ということをお伝えします。
今日の内容を最後までご覧頂き,
実践したならば…
元々持っていたはずの
明晰な思考能力を取り戻すことが
できます。
今よりも,思考能力が
回復したならば,
集中力も高まり,
より頭脳労働を行い,
売上アップや集客,
あるいは様々な目標達成のために
生産的な仕事ができるようになるでしょう。
明晰な思考能力を【取り戻す】という意味
最初のポイントは,
「明晰な思考能力を【取り戻す】」
という点です。
つまり,もともとは
明晰な思考能力を持っていたはずです。
それが,何らかの理由で
現状は低下してしまっている状態に
あるとしたら…?
それを
【回復する】
のが,今日の目的です。
もともと持っていた
明晰な思考能力を超えることは
目的にはしていません。
それは,
日々の努力で
筋トレのごとく鍛えていくものですが
今日のテーマから外れるので省略します。
思考能力が低下する原因
思考能力を低下させる
分かりやすい原因は…
やはり,薬物かアルコールでしょう。
私は,これ以上思考能力を
低下させたくないので,
10年以上前から,
アルコールは全く摂っていません。
アルコールは,
気晴らしとしては
役立つものかもしれませんが,
悪影響が長引き過ぎるのが
残念なところです。
同じように,
思考力に影響を及ぼす医薬品も
なるべく避けるようにしています。
世界ナンバーワンのプロ意識
これは以前,聞いたことがある話です。
数年前,
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,
ジェイ・エイブラハムが
来日してセミナーを行ったときのことです。
彼は,不幸にも
来日直前に,足に酷いケガを負ったそうです。
休憩時間の度に,
治療家を呼んで処置をしてもらうほど。
けれど,
症状からみても,激しい痛みに苛まれていることは
間違いありません。
そこで,
周りの人が
「痛み止めの服用」
を勧めたそうです。
ですが,ジェイ・エイブラハムは
「それを飲むわけにはいかない。
なぜなら,君たちの目的は
私の【ここ】だろうからね」
と言って,自分の頭を指さしたそうです。
彼は,痛み止めが
思考力を低下させることを懸念して,
激しい痛みを堪え続けていたそうです。
少なくとも,セミナー会場で,
登壇している間は,
顔を痛みでゆがめるようなことは
最後までしなかったそうです。
すさまじいプロ意識という他ありません。
世界ナンバーワンのジェイ・エイブラハムが
ここまでやっているのですから…
彼の足下には及ばない私は,
日頃からなるべく服用しないように
心がけています。
歯科医で親知らずを抜くときは
あきらめて麻酔を受けましたが…
その後の痛み止めは,我慢。
…あれはなかなか辛い思い出でした。
アルコールが好きな方が,
明日から全くの飲むな…
というのは,少々酷かもしれません。
翌日は大切な仕事があるから,
今晩のは控える…など,できる範囲で
実践してみるのも一つの手です。
脳内メモリを解放する
今日のメインコンテンツ,
脳内メモリを解放する,
という考え方です。
よく,
人間の脳は,
コンピュータに例えられます。
パソコンのメモリーとは,
データを記憶する記憶媒体を意味します。
そして,
一時的に記憶領域を使って
パソコンは作業をします。
よく,
パソコンのメモリは
「机の上の広さ」
に例えられます。
つまり,
メモリが大きい状態だと,
広い机なので,
作業効率が上がります。
パソコンに例えると,
処理速度が上がります。
一方,
メモリが小さいと,
狭い机で作業しなければいけないので,
作業効率が下がります。
パソコンに例えると,
処理速度が落ちます。
脳はメモリに例えられるので,
メモリが大きければ大きいほど,
脳の処理速度は上がります。
メモリが小さければ,
脳の処理速度は落ちます。
脳内メモリの総量が100あるとして,
現状ですでに90使っていたら,
残りのメモリ容量は10しかありません。
これではろくに頭が働きません。
いわゆる「マルチタスク」をすると,
このような現象に陥ります。
<参照>
仕事の作業効率を2倍にするための集中力アップ7つの方法 実践編
ですが…
90使っている分を,
どんどん解放して,
50まで減らせたら…?
残りのメモリ容量は50になります。
これで,10の時よりも,
ずっと明晰な思考能力を
発揮することができます。
これが,
脳内メモリを解放する,
という考え方です。
では,具体的に
どうしたらいいのか。
そもそも,なぜそこまで
脳内メモリを圧迫しているのか,
その原因を突き止めなければなりません。
一つが,上述の通りマルチタスク。
もう一つが,以下紹介する
「検索の悪癖」です・
答えの出ない質問を探し続ける無間地獄
やはり,
脳の機能は
パソコンに例えられます。
例えば,
パソコン内において,
あるファイルを探し出そうとして
検索を掛けたとします。
すると…
パソコン内を一斉に検索して,
検索結果が表示されます。
この
「検索している間」
かなりメモリに不可が掛かります。
そして,
不可は掛かりますが,
いずれは検索結果は表示されます。
ここで,脳とパソコンの
決定的な違いがひとつあります。
パソコンの場合,
検索した結果,
ないものについては
「ない」
と表示されます。
ですが,
脳内は,
「ないものを認識できない」
のです。
つまり…
答えが見つかるまで,
延々と脳内を検索し続けることになります。
そして,
「検索している間」
はメモリに不可が掛かるのは,
パソコンだけでなく脳も同じです。
つまり,
答えの見つからない質問を
脳内で検索開始してしまったら,
延々と脳内メモリを圧迫し続けるだけなのです。
例えば,
「あのとき~していればよかったのに…」
というもの。
このように考えてしまうと,
脳内で
「あのとき~していたらどうなっただろうか」
という検索が始まってしまいます。
ですが…
過去は変えられません。
結果として,
「答えが出ない質問を検索している」
ことになってしまうのです。
あるいは…
もっと悲惨なのは,
「どうして自分はダメなんだろうか…」
という質問。
これは…
ダメな理由は無限大に検索され続けます。
「コレ!」
という明確な答えがないからです。
朝起きられないから,
いつでも100%笑顔じゃないから,
もうちょっとがんばれたのにがんばらないから,
心が狭いから,
つい食べ過ぎてしまうから,
テレビを2分多く見てしまったから…
このように,どんな些細なものでも
自分のダメなところだけを集めて,
しかも決定的な答えが見つからずに,
エンドレスで自分を責める材料を見付けて,
脳内メモリを圧迫し続けます。
ではどうしたらいいのか。
答えのない質問から解放される3ステップ
次の3つのステップで解消します。
(1)どんな質問を自分に投げかけているのかを気付く
日頃から,自分の心の動きに注意して,
どんな「答えの出ない質問」を投げかけているのかに
探ります。
(2)答えを出す
その,答えの出ない質問に,
無理矢理,結論を出します。
自分で答えを出して,
納得することです。
例えば…
私の場合,
つい思ってしまうのが
「国家試験など目指さずに,
はじめからセールスコピーライターを
目指していればよかったのに…」
というもの。
ですが,
これは,どうしようもない問いです。
答えは出ません。
なぜなら,
前提として,
「現在の知識経験を持ったまま,
過去に戻れるならば…」
ということになっているからです。
ですが,
現在の科学力では,
知識経験を持ったまま
時間遡行するのは不可能です。
だからこそ,
「国家資格を取得して,
独立開業をしたからこそ
今の自分がある」
「人生万事塞翁が馬である」
と無理矢理にでも思うしかないのです。
(3)今できることをする
無理矢理自分を納得させたら,
あとは,今できることをするしかないのです。
例えば,
私の場合。
国家資格で仕事をしながらも,
「あくまでも副業」
と割り切って,
「本業 セールスコピーライター」
となりました。
本業を始めたときは,周りからは,
「それだけの国家資格があるのにもったいない」
と言われましたが…
今となっては,AIで駆逐される国家資格の筆頭です。
セールスコピーライターになっておいて,
本当に良かったです。
別の例を紹介します。
「もっと英語を勉強しておけば良かった」
と思うならば…
今からでも勉強すればいいのです。
そして…
勉強することで,
自信が付けば,それで
「納得がいく」
ようになります。
上記(2)で無理矢理思っていたのが,
「納得」に至るのです。
これで,ようやく
脳内メモリの解放に繋がります。
このように,
無理矢理自分を納得させて,
今できることを繰り返していけば,
自分の脳内で,
答えの出ない質問をする頻度が減ります。
できないことはできないのです。
結局はできることをするしかないのです。
もし…
たばこを吸いすぎて,肺がんになり
余命3ヶ月の宣告を受けたら…?
もはや,脳内メモリとか,明晰な思考能力…
というレベルではありません。
どうしようもありません。
ならばできることは何か。
残り3ヶ月を全力で生き切ればいいのです。
「たばこを吸わなければ良かった…」
と脳内メモリを圧迫している間に,
3ヶ月経ってしまいますから。
まとめ
最後にまとめます。
明晰な思考能力は,
もともと持っていたはずです。
ただ,
・アルコール
・薬物
などで低下してしまいます。
また,脳内メモリを圧迫することでも
低下してしまいます。
脳内メモリの解放することで,
明晰な思考能力を取り戻し,
より頭脳労働を生産的に
行えるようになります。
脳内メモリを圧迫しないように,
日々できることをやって,
生産的に過ごしていきたいものです。
今日のテーマに関連する記事はこちらです。
あわせてご覧ください。
社長が最も収益性が高い時間を作り出す3つの方法【頭脳労働効率化】
最高の集中力・思考力を活用する方法(前編)
最高の集中力・思考力を活用する方法(後編)
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
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