風向きというサイン

風向きというサイン

風向きというサイン
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今日、はじめてLCCのバニラエアに搭乗しました。
メインで利用しているエアドゥ(北海道国際航空)に乗れればいいのですが、急に予定を入れたため、既存の航空会社では運賃がちょっと高い。
そこでLCCに初チャレンジです。
いつもと同じことばかりをしていては、思考も硬直してマンネリしてしまうので、「チャレンジ」という名のもとの経費削減です。
それはさておき。
乗ってみたところわかったのですが、LCCでは主翼の先に角度がついています。
ちょうど、滑走路に向かう途中、ジェットスター航空の機体があったのですが、ジェットスター航空も角度がついていました。
その後ろに控えていたANAは主翼がまっすぐ。
航空力学に詳しいわけではないので、どんな意味があるのかはわかりません。
なので、適当な事を調べもせずに書きます。
飛行機は滑走路内で高速で走ることにより、向かい風を起こします。
その向かい風に乗ることで、離陸することができる、ということです。
…おそらく。
単にスピードを出すだけなら、後ろからの追い風があるほうがいいでしょう。
けれど、舞い上がるためには向かい風が必要なのです。
言葉を選ばず表現するならば、向かい風の中、必死で地べたを這いずりまわっていても、舞い上がることはできません。
十分なスピードと向かい風があれば、空を舞うことができるのです。
さて。
この舞い上がるために必要な向かい風。
人生にとっての向かい風とは何でしょうか。
ビジネスにとっての向かい風って何でしょうか。
近くに競合店が出店するようになって困った。
こんな向かい風が吹いたらどうすればいいのでしょうか。
向かい風が吹けば舞い上がればいいのです。
例えば、これまでずっと避けてきた…「あのよくわからない卓越の戦略を今こそ実践する時だ」と思えばいいのです。
文字通り、卓越の戦略は「卓越」できます。
競合店が地べたを這いずりまわっているのを、大空から見下ろせばいいのです。
他の同業他社との差別化ができなくて困っている。
…そんな向かい風にさらされ続けているなら、そろそろ舞い上がるとき。
一踏ん張りして、USPを探してみるのも手でしょう。
価格競争に突入しているため、利益が出せない。
そんな向かい風の中でいつまでもいたら、体力を消耗して、文字通り「鳴かず飛ばず」で終わります。
ならば、そろそろ舞い上がる時ではないでしょうか。
例えばジョイントベンチャーを行い、組んだ相手の商品を既存客にアップセルすることによって利益を確保する、というのも手かもしれません。
ここで考えるべきことは2つです。
1つ目は、今向風が吹いているとしたら、ということ。
ならば舞い上がるチャンスです。
ただ風のなかで耐え忍ぶのは解決策ではありません。
舞い上がるためにどうすればいいのかを考えなければなりません。
2つ目は、今追い風が吹いている時です。
後ろから背中を押してくれているので、前に進むには適しています。
しかし、追い風は舞い上がるためには適していません。
地面の上だけだったら二次元の世界です。
舞い上がって立体的に三次元になることができます。
(※比喩表現です)
いくら追い風で背中を押してもらっても、現在の軸の延長線上にいるだけです。
一見うまく行っているような感じかもしれませんが、本当は違うかもしれないのです。
世界ナンバーワンのマーケティングコンサルタントのジェイエイブラハムも、うまく行っている時こそ疑ってみることを進めています。
つまり、今やっていることが、適切ではないかもしれないのです。
もっと改善してより効果的にすることができるかもしれないのです。
追い風が吹いている時こそ、よりビジネスを最適化すべきでしょう。
今あなたにはどちらの風が吹いていますか?
向かい風なら、舞い上がる時です。
追い風なら、最適化を目指す時です。
目の甘えで起きている出来事から、向かい風か追い風で判断してみてください。

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