こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。
全米最高峰のセールスコピーライターにして,
「億万長者メーカー」と賞賛される,
ダイレクトレスポンスマーケティングの巨匠,
ダン・S・ケネディ。
享年64歳。
世界的権威であり…伝説のマーケッターが…
二度と誰も手が届かない,
永遠の存在となりました。
昨日,突然目にしたこのニュース。
はじめは信じたくなかったです。
検索しても出てこなかったですからね。
でも…
英語で検索したら…
どうやら間違いなさそうです。
今日は,このニュースと
ダン・ケネディの思い出と,
彼から何を学んだのかについて
お伝えします。
死の床での手紙
ウェブサイトに,ダン・ケネディの
「最後の手紙」
が載せられています。
I find myself in the unusual position of regretfully announcing my death.
(中略)
I am writing this in Hospice after a 10 day maelstrom of multiple overlapping infections,
surgical procedures, and diabetic and heart conditions.
This set in motion an irreversible downward spiral and
I am now on the final journey of no more than a few days before exit.
Consequently I won’t be interacting here anymore.
私は自分の死を後悔して発表するという
珍しい立場にいることに気づきました。複数の重複感染、外科的処置、糖尿病および
心臓の状態が10日間続いた後、
ホスピスでこれを書いています。この動きは不可逆的な下向きのスパイラルになり、
私は現在、退出の数日前の最終的な旅に出ています。
その結果、私はここでもう交流しなくなります。出典 https://dankennedytribute.com/
(Google翻訳)
ダンは…
ホスピスにて,死を目と鼻の先に向かえて…
どんな気持ちで
この手紙を書いたのでしょうか。
私は…
死を前に,最後の行動が
「書く」
というのが,
いかにもダン・ケネディらしいな,
と感じました。
彼は,最後の最後の最後まで
働いて,書き続けて逝ったのです。
世界的な権威になれば,
多くの人は第一線を
退いてしまうものです。
実際,
お金は一度の生涯では
使い切れないくらい
稼いでいますからね。
ですが,
ダン・ケネディだけは,
どれだけ稼ごうと,
ビジネスの最前線に立って,
私たちマーケッターや
世界中の経営者のために,
「背中」
を見せ続けてくれました。
ダン・ケネディのおかげで人生が変わった!
別に,これは私だけの
話ではありません。
非常に多くのマーケッター,
経営者が,
ダン・ケネディのおかげで
人生が変わった…
と言っています。
私自身も,もちろんそうです。
一番わかりやすい例で言えば,
日本屈指のコンサルタント,
神田昌典さん。
彼が日本に広めた
「エモーショナルマーケティング」
ですが,その背後には
ダン・ケネディから
学んだものがたくさんあります。
実際に,
神田さん本人が著書の中で
そのように述べていますからね。
私は,
神田さんから学んだ…という
ある人からマーケティングと
セールスコピーを学びました。
つまり,
ダン・ケネディの劣化コピーの神田さん。
神田さんの劣化コピーの,その人。
その人の教えを受けても,
全く以て理解できず,
成果が出ませんでした。
縁あって,
「源流」
たる,ダン・ケネディの書籍に出会い…
そこでやっと
「ダイレクトレスポンスマーケティング」
のゼロがイチになった実感が持てました。
少しずつ成果が出るようになりました。
単なるマーケティングだけでなく…
彼からは時間の使い方を学びました。
この本は私の人生を間違いなく変えた一冊です。
この本がなければ,私は今もなお,
携帯電話に小突き回され…
ストレスに胃をやられながら,
仕事をして…
集中力など発揮できなかったでしょう。
この本に出会ってから,
過去最高益を更新。
それだけでなく,
この本があったらからこそ,
私の人生の中で最高の体験をするための
原動力となったのです。
私の夢が消えた日
私は幸いにも,
世界ナンバーワンマーケティングコンサルタント,
ジェイ・エイブラハムから
直接学ぶ機会を得ることができました。
あるいは,
「セールスの神様」と賞賛され,
彼のセールスプログラムは世界中で500万人を
受講したと言われる,ブライアン・トレーシー。
彼からも,ライブで学び,本人を目の当たりに
するきっかけが得られました。
だからこそ…
「いつかは」
ダン・ケネディに会ってみたいと
願っていたのです。
ダン・ケネディは
上記の2人とは違って,
日本までは来てくれません。
だからこそ,
「いつか」
もっと稼いで,
「いつか」
英語を学んで,
「いつか」
アメリカまでダン・ケネディに会いに
行こうと思っていました。
ダン・ケネディの
セミナー音声を聞く限りでは,
「ドーナツには抵抗できないから,
ドーナツ屋の前は通らないようにしている」
…といったちょっとしたエピソードを通して,
健康に留意しているのは
感じ取れました。
そして…
ダン・ケネディ自身,
まだまだ若い。
そして上述のように,
引退など考えずに
最前線で活躍し続けている。
だから…
「いつか」
と思いながら…
タイムリミットは
無意識のうちに
「遠い未来」
だと思っていたのです。
そして…昨日。
期せずして,私の誕生日当日。
私の夢が実現する
「いつか」
という日は
永遠に到来しないことを知りました。
ダン・ケネディ「最期」の教え
もちろん,
ダン・ケネディの書籍やセミナー動画で
また読んでいない,見ていないものは
たくさんあります。
ダン・ケネディ亡き後であっても,
彼から学ぶことはたくさんあります。
が。
今回,ダン・ケネディの最期にあたって,
学べたこと。
それがこちら。
著書
『THE ULTIMATE SUCCESS SECRET』
が翻訳された,
『大金持ちをランチに誘え
世界的グルが教える「大量行動の原則」』
の65ページです。
ダン・ケネディの教えの一つに,
「待たない」
というものがあります。
「いつか」
でもなければ,
何らかの条件が整う,
という受け身でもない。
自ら能動的に。
起因に立って行動する。
その大切さを,
ダン・ケネディの最期から
学ぶことができました。
これからの人生,
「いつか」
をどれだけ捨てられるか。
ダン・ケネディの最期の教えを
実践できるかどうか。
もう…
ダン・ケネディはいません。
「いつか」
会いに行くことはできません。
同じように…
人生の中で
「いつか」
やろうと思っていたこと。
待っている限り,訪れる日はないのです。
いつか必ず訪れる日
けれど…この日は必ず訪れます。
最後に,少し長いですが,
上記書籍から引用して終わります。
「すべてに終わりの瞬間がある」
妻(または夫)に,「愛しているよ」と
もっと頻繁に言おう(私の言い方は全く足りない)。そしてとりわけ今日言うこと。
なぜならば,明日には
いなくなってしまうかもしれないからだ。
すべてに終わりの瞬間があるのだ。引用 大金持ちをランチに誘え!
世界的グルが教える「大量行動の原則」
ダン・ケネディ (著), 枝廣 淳子 (翻訳)
東洋経済新報社 (2007/3/30)
(219ページ)あなたが本当に楽しくてしかたないことを
次にやるときには,
本当に心の底から一〇〇%
楽しんで欲しい。
すべてに終わりの瞬間があるのだ。
(同220ページ)今日,何をするにしても,
最大限のものを得ること。
すべてに終わりの瞬間があるのだ。
(同上)
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平
追伸
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「いつか」
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詳しくは昨日の記事をご覧下さい。
今日のテーマに関する記事はこちらです。
あわせてご覧下さい。
↑
ダン・ケネディの「厳しくも深い愛情」について
解説しました。
↑
ダン・ケネディのこの教えがあるからこそ,
「感謝」の気持ちが「当たり前」という
甘えになることなく,今日も過ごせています。
↑
私のセールスマインドの根幹は,
ダン・ケネディの,この教えです。