顧客の欲しい価値を提供する【悪魔】の起業術

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こんにちは。
アップスタッツ経営研究会の代表,
集客代行業をしております
セールスコピーライターの飯山です。

 

今日は,
少々ブラックな話をします。
もしかしたら,
非常に気に障る内容になるかもしれません。

 

が。

 

気に障らない方については,
「そうだよね!」
と思ってもらえる内容になることでしょう。

 

あなたが
どちらになるかはわかりませんが。
同じ考えを共有できる,
「後者」
であることを
期待したいところです。

 

ぜひ最後までお付き合いください。

 

前提の確認から

 

かなり踏み込んだ話をしていきますので,
前提から整理していきますね。

 

 

例えば…
私は,
父の背中を見て育ち…

 

「会社員になるくらいなら,
死んだほうがマシ」

 

と思って,
自営業をしています。

<参照>

が。

 

例えば父とか…
会社員を見て,
「○ねばいいのに」
と言うことはありません。

 

当たり前ですね。

 

例えば,
自分の考えにそぐわない人を
見たときに…

 

「○ねばいいのに…」

 

と思うことは…
あるかも知れませんが。

 

それでも,
面と向かって,
「まだ生きてるの?
さっさと○ねばいいのに」
と言うことは…まあないでしょう。

 

あるいは,
「ぜひこちらを
有効活用してください」
などと言いながら,

 

こんな感じの本を
プレゼントしてあげる…
なんてことは,
まあないでしょう。

 

 

つまり,
自分のことをどう思うのか,
ということと,
実際にその人に対して
どう接するか…
というのは別の話です。

 

 

当たり前ですよね。

 

 

価値に関する2つの考え方

 

 

価値というものは
ざっくり2種類あります。

 

 

ひとつが,
「実質的な価値」
です。

 

 

もうひとつが,
「実質的ではない価値」
です。

 

例えば,書籍。

 

実用書などは,
その書籍に書いてある内容を
どれだけ実践するのかどうか。

 

その有用性,
実践のしやすさ,
実践できた時に得られるメリット…
こういった諸々を以て,
「実質的な価値」
と言えます。

 

では…
実質的ではない価値
とは何なのか。

 

例えば,
著者のサイン付きの書籍。

 

 

サインが書いてあることで,
「実質的な価値」
は何か変わるのでしょうか。

 

例えば…
私は,
世界ナンバーワン
マーケティングコンサルタントの
サイン本を持っていますが。

彼のサイン本を持っていれば,
もれなく天才的な
マーケティングスキルが
身につくのでしょうか。

 

あるいは,
サイン本限定で,
特別のマーケティング戦略が
書いてあるのでしょうか。

 

決してそんなことはないでしょう。

 

けれど。

 

世界ナンバーワン本人のサイン本であれば,
特別の価値を見出す人もいるでしょう。

 

これが…
「実質的ではない価値」
ですね。

 

この2つの価値。
どちらも
「価値」
であることは確かです。

 

 

ここであなたに質問です。

 

 

あなたは,
あなたの顧客。
あなたのクライアントに
どちらの,どんな価値を
提供したいでしょうか。

 

相手を滅ぼす「相手のため」思想

 

例えば…
小さな子どもが,
甘いものが好きだとします。

 

 

子どもがねだります。
ねだってねだって…
その度に,
甘いものを子どもに与え続けたら
どうなるでしょうか。

きっと,
子どもは大喜びでしょうね。

 

 

だから,
なおさら子どもがねだって…

 

 

その度に,
甘いものを与え続けたら,
子どもはどうなるでしょうか。

 

例えば,
虫歯だらけになることでしょう。

 

 

あるいは…
ひどい病気になったり,
あるいは,発達に
支障が出たり…

 

脳内物質に
異常が出て,
暴れたり人を殴ったり…
なんてことになるかもしれません。

 

でも…

 

 

「子どもが欲しがった
のだから,それを与えた。
本人が望んでいるのだから,
それでいいのではないか」

 

 

…という考え。

 

あなたはどう思いますか?

 

別の例を紹介します。

 

 

 

こんな起業支援の人なんて…

 

 

例えば…
起業支援をしている人。

 

 

起業したい人を
励ますのが仕事…だったら?

 

何ひとつとして
特殊スキルや有用性の高いスキル。
特に「売るスキル」もない…
けれども,
「起業したい」
人がいたとして。

 

「大丈夫!あなたならできる!」

 

というだけの人。

 

「スキルよりも,
マインドが大事だ!
だから,何事もポジティブ思考だ!」

 

という人。

 

 

売るスキルがなくて
不安を覚えた人に,

 

「大丈夫!
ポジティブ思考でいけばいい!」

 

という人。

 

 

「あなたはそのままで大丈夫。
あなたとても価値がある人」

 

とちやほやして,
褒め称え…
それだけ。

 

そういった
「起業塾」
に,70万円も80万円も払い…

 

でも,
起業できるはずはないですよね。

 

 

そんな人に,

 

「今は起業準備中ですよね」

 

と,
「肩書」
まで用意して…

 

 

何一つ,進捗がなくても,

「大丈夫,私がいるから
安心していればいい」

と,応援だけする人。

 

 

本当に困って
その人のもとに泣きついても,

「大丈夫!ポジティブ思考で
いればいい」

というだけの人。

 

これ…
上述の,子どもに
甘味を与え続ける人と
何が違うのでしょうか。

 

 

何一つ,
「成果」
をもたらすことのない,
甘ったるいだけの起業塾。

 

 

本人が求めているから…
「実質的ではない価値」
を与え続けるだけ。

 

実際に…
そのために高額の塾代を払い…
会合に参加して,
懇親会で仲間と盛り上がる。

 

 

そして…
家に帰って,何もしない。

 

家族は何を思うのでしょうか。
一歩間違えれば,
家族は離婚になったり,
一家離散でしょう。

 

でも…
「本人が求め続けたものを
与え続けた結果」
ですから,
「自己責任」
ではあります。

 

 

もし…
そんな甘いだけの
起業塾で,
実際に起業したらどうなるのか。

 

 

 

漢字2文字に凝縮するなら「地獄」でしょう。

 

 

 

人を誘惑して
堕落させる存在を
「悪魔」
と言います。

 

 

 

そして,
堕落させる正当化の理由として
「本人が求めているものを
与えただけ」
というならば…

 

 

私は…
やっぱりその人に
上述のような本を
プレゼントしてあげたいですね。

 

 

内心では,
その人の顔を見る度に

「早く○ねばいいのに」

と思うことでしょう。

 

 

実際に,
プレゼントしないし,
言ったりはしませんが。

 

あるいは…
このような

「悪魔」

を見た人が,
その狡猾さ…ではなく,
表層の甘さだけを見て,

 

 

「私も,この人みたいに
甘いものを与えるだけで,
ボロ儲けできるような人になりたい」

 

 

という人がいたら…
やっぱりその人も
「○ねばいい」
と思いますね。

 

もしくは,

「あ,こいつ
堕ちたな」

と思うことでしょう。

 

 

思うだけで,
やっぱり言いませんが。

 

 

あなたはどっち?

 

実質的ではない価値でも
それは価値です。

 

 

それで,
70万とか80万とかの
受講料を請求して…

 

 

それだけ。

 

 

まあ,ビジネスモデルとしては
美味しいでしょうね。

 

 

とりあえず,
相手の心のすきにつけ入って,
美辞麗句をならべるだけ。

 

 

本格的なスキルも何も
なくても,お金になります。

 

そして…
実際にこのようなビジネスを
やっている人もいるわけですね。

 

一方。
私にみたいに,

「ガチ」

で,

売れるようになること…
成果を出すこと…

 

それが,
クライアントのためになる,
と信じているパターン。

 

 

クライアントにしてみたら,
口うるさく感じるかも知れないし,
うっとおしく感じるかも知れないし…

 

 

場合によっては,
クライアントが私に対して

「○ねばいいのに」

なんて思うことがあるかもしれませんね。

 

 

その上で,
どちらを選ぶのか。

 

私は,
甘いだけの人は,
今もそしてこれからもずっと,
「はよ○ね」
と思い続けることでしょう。

 

 

しつこいですが,
言いはしません。思うだけです。

 

 

そして…
クライアントが
「欲しい成果を出すためにどうすればいいのか」
を追求し続けることでしょう。

 

それは,
クライアントに取ってみたら,
ウザいだけかもしれません。

 

 

それでも,

 

「そのほうが,本人が
本当に価値を手に入れられる」

 

ことを信じることにします。

 

 

なぜなら…

 

 

お天道様に顔向けできない

 

 

私には子どもがいませんが。
仮に子どもがいたとした場合に…
恥ずかしくない仕事をしたいです。

 

 

例えば…上述の

「起業支援業」

をしている人にしてみたら…

「本人」

が,誰よりも一番よく
わかっているはずだと思いますよ。

 

自分がしていることは,
なにひとつ

「実質的な価値を与えていない」

だけでなく,

「クライアントを甘やかすだけで,
地獄に追いやる所業である」

ことや…

 

「クライアントだけでなく,その家族。
関係者,友人知人…
もし本当に起業してしまったら
クライアントや取引先も含めて
災いを振りまく」

ということを。

 

 

そんな仕事をすることで,
70万とか80万ものお金をもらって
いるということを。

 

 

きっと…
誰よりも「本人」が地獄の業火を
浴びるがごとく良心の呵責かしゃく
感じながら生き続けることになるでしょうね。

 

 

本人が,その自覚を持てるか…
死ぬまで悪魔のままで在り続けるか。
まあ,どちらも地獄でしょうね。

 

 

自覚を持てれば,自分が地獄,
自覚してしまったら,
他人が地獄。

 

ま,実際のところは…
仮に彼にしてみたら
クライアントが自殺したところで,
払うものさえ払ってもらえれば,
「清々した」
くらいにしかおもわないのでしょうね。

 

だから「悪魔」になれるのでしょう。

 

 

まあそんな業の深い生き方は
したくないものです。
お天道様に顔向けできませんから。

 

 

 

最後に,
「魔除けのおまじない」
を唱えて終わります。

 

この記事はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は
架空であり,実在のものとは関係ありません 。

 

 

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

 

※追記
私もそういう甘いことを言えば
もっと売上があがるのはわかっています。

でも、そんなことを言って
悪魔に魂を売るくらいなら
廃業した方がマシです。

なぜなら…
今回の記事の続編にて。

 

追伸

 

あなたが…
甘いだけの偽物で満足するのではなく,
人生において実現したい何かがあり…
そのためにも本気で成果をえられるようになる
存在に成長したいなら…

20日の告知をお待ち下さい。

 

 

 

今日のテーマに関する記事はこちらです。
合わせてご覧ください。

 

  ↑
 まあ,要するにこの人のことです。

 

 

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