こんにちは。
アップスタッツ合同会社の代表，
経営軍師の飯山です。
連休はいかがお過ごしだったでしょうか。
私は…
コンサルティングもしていましたが。
先日に引き続いて今日も
草刈りをしたり，
刈った草を
その草をかき集めてゴミ袋に詰めたり…
今日は，
４５リットルのゴミ袋
２５袋分詰めたので，
どうにも腰が痛い。
さて，
はじめはお知らせから。
先日，ブログ記事でご案内した，
求人広告攻略法の
非売品レポートプレゼント企画です。
連休が終わるので…
明日９月２３日の２４時までを
締切とすることにします。
本気で，
求人広告で人を採用したい…
求人コストを下げて，
問い合わせ件数を増やしたいと
思う方は…
明日２３日２４時までに，
非売品レポートを請求して下さい。
請求先は，
本文あとの追伸に
書いておきます。
さて，
今日はこの話の流れで
求人募集の話をします。
先日の記事では，
スキルは教えられるのだから，
価値観や人柄などを
重視して採用しましょう
なんて話をしました。
では…
この価値観や人柄と同等
あるいはそれ以上に
大切な要素とは何でしょうか。
以下，解説していきます。
人件費というコスト
さて，人件費と一口に言っても，
「給料」
だけではありません。
賞与を支給するならその賞与。
あとは，福利厚生ですね。
労災保険もかかります。
あるいは…雇用保険，
そして厚生年金もかかり…
退職金もかかります。
採用したあとは…
相応の社員教育なども必要です。
でないと，活躍しませんからね。
かなり適当ですが…
給料２５万で
社員を一人雇う場合。
その一人のコストは
どれくらいなのか。
具体的な金額は
専門外ですので，
仮に１．５倍だとすると…
３７５，０００円ほど
掛かっている，
ということになります。
さて。
給料は時間軸を長く捉えると，
上がったり下がったりしますが。
ここではわかりやすく
給料は２５万。
付帯費用込で３７５，０００円とします。
ここで問題。
１０年雇った場合のコストは
いくらでしょうか。
３７５，０００円×１２０ヶ月＝４５００万円
この計算の前提でいくと
２２年目で「億」の金額に
到達します。
少し考えてみてください。
あなたが
「億」
単位の買い物をするときに，
どれだけ吟味するでしょうか。
それとも，
ノリと勢いで
えいやっと買うでしょうか。
後者の人も
いなくはないのでしょうけど。
億単位になると，
しっかりと終始計算したり
費用対効果を考えたり，
比較検討して決めるのでは
ないでしょうか。
デザインとか雰囲気とかだけで
決める人は多くないのでは
ないでしょうか。
さて。
これが
採用面接の現実です。
つまり，
確固たる基準もなく，
その基準を満たすこともなく，
人を選ぶ。
容姿とか受け答えの雰囲気で
採用者を選ぶのは，
上述で言う
「デザインで決める」
のと大差ありません。
多くの経営者・社長は
採用するということは
「億単位の買い物をする」
という認識を抱いていない方が
多い。
では，
支出面だけでは
フェアではないので，
今度は収入…売上の話です。
年収１０倍の法則
欲しい年収があるなら，
その１０倍の売上を作りなさい。
そんな話があるようです。
かつて，何人かから聞いたことがあります。
まあ，私達は経営者なので
「年収」
言われてもピンと来ないかもしれませんが。
少し検証していきましょう。
給料２５万円の社員が，
月に売上を２５万円
もたらしたらどうなるか。
上述の通り，
給料以外にも
膨大な経費が掛かっているわけですから。
給料と同額の売上では
赤字ですね。
給料と１．５倍だと…
計算上はトントンですが…
それはその人の人件費に対して
トントンなだけであって…
会社には経費というものがあります。
家賃光熱費その他諸々。
つまり，
社員がその本人にかかる分しか
稼げないのなら，
トントンに見えてもそれだけでは
赤字だということですね。
給料２倍だと…多少は
実質的なトントンに
近づいて行くのでは
ないでしょうか。
そう考えると，
１０倍というのはすごいですね。
さて。
計算で検証していきましょう。
給料２５万の社員が，
月２５万の売上を作り続けるとしたら
どうなるでしょうか。
その人の人件費等の諸々コストを
１．５倍という前提ですから…
３７５，０００－２５万円＝▲１２５，０００円
▲１２５，０００円×１２０ヶ月＝▲１５００万円
１０年で１５００万円の赤字。
２０年だと３０００万円。
つまり，
２０年スパンで考えた場合
採用した時点で，
３０００万円の借金を背負った
ことになります。
まあ，実際には３０００万円では
済まないですけどね。
こういう人って
大抵の場合，
社内に混沌やら問題を
大量に持ち込みますから。
そうなると何が起きるか。
会社の稼ぎ頭が消えます。
さっさとやめていくのです。
稼ぎ頭は，引く手あまたですからね。
こんな問題と混沌の海で働かずとも，
もっとよい職場に行きたがります。
話を戻します。
一方…
２倍でもトントンには微妙，
なんて話でした。
では５倍だったらどうでしょうか。
２５万円×５倍＝１２５万円
１２５万円－３７５，０００円＝８７５，０００円
これが，
給料の５倍稼ぐ人が
会社にもたらす粗利です。
８７５，０００円×１２０ヶ月＝１億５００万円
１０年で１億５００万円。
２０年なら…２億１０００万円の粗利です。
方や…３０００万円の負債。
方や…２億１０００万円の粗利。
まあ，上述の通り，
３０００万円の負債を作る人は…
社内に混沌と問題を引き込みます。
そして…ここで言う
月収の５倍をしっかり稼いでくれる人を
会社から追い出すのです。
まあ，その話はまたいずれ
別の機会があれば。
話を戻します。
ここでの数字は，
机上の話です。
あくまでも，
概念として理解するための
たとえ話です。
ここでお伝えしたいのは，
生産性の高い人と
そうでない人とでは，
会社にもたらすものが，
あまりにも違う…という話でした。
さて。
これが，採用の結果で決まるとしたら？
それでも，
徒手空拳で，
ノリと勢い，
雰囲気と気分で…
採用面接するのでしょうか。
もちろん，
月収５倍をきっちり稼ぐ
社員なんて，
そうそういないでしょう。
そこは
「教育」
によって，化けるかどうかです。
そして，
教育によって
成長するか，
成果につながるかどうかが，
先日お伝えした，
価値観やら人柄だったりします。
が…
それ以上に…
５倍かどうかはともかく，
しっかりと会社に貢献できる
生産性の高い人かどうかは
ある程度，
初期の段階で見抜けます。
人柄や価値観も大事ですが，
こういった生産性という観点からも
求人採用の戦略を
考えてみてはいかがでしょうか。
生産性の高い人は，
価値観等の違いを許容して，
仕事はしてくれます。
それが生産性に必要ですから。
会社の幹部やら，
後継者候補なら
価値観のすり合わせは大事ですが。
そうでないなら，
まずは生産性の高い人をいかに探すか。
という点で採用戦略を検討してみて下さい。
あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
アップスタッツ合同会社 経営軍師 飯山陽平
追伸
冒頭でお伝えしたとおり，
求人広告攻略法の
非売品レポート。
明日２３日２４時まで
無料でプレゼントします。
今日お伝えした，
生産性の高い人を
求人広告でなんとかできるとしたら…？
その片鱗あたりまでは
書いてあります。
こちらの記事の最後から
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