格好いい生き方と,それを支えるスキル

格好いい生き方と,それを支えるスキル

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先日,格好いいな,と思う男性に出会いました。

年は還暦を迎える少し前くらいの頃。
…ビジュアル面については,下手なことを言うとブーメランになって自分に戻ってきて突き刺さるのもいやなので,それは置いておきます。

コンサルティングを展開していく中で,どこに本当の問題点があるのかをいろいろと探っていきました。
その結果,見てきてたものがあります。

その見えてきたものは何か…は,今日のテーマではないので省略します。

ただ。
彼は新規事業を始めました。
これまでずっとやってきたビジネスとは全く違う業種業態です。

詳しく話を聞くと,本当に若い頃,一時期その業種に近いビジネスを短い期間体験したことがあったそうです。
その時に,その業種の仕事をいいなと思い,願わくばその業種を続けたかったのですが,様々な要因が重なって,違う業界に入りました。

それからン十年。
還暦をもう少しで迎えると仕事になって,新規事業を始めることとなりました。
その昔ずっとやり続けたかったことに近い業種で…彼にとっては,ほぼやりたかったことそのもの。

そんな彼の半生を聴いて,
「ああ,こんな生き方が格好いい」
と思ったのです。

なぜなら。
もちろん,60過ぎてから起業,なんて話は今の時代いくらでもあります,。
珍しくもありません。

けれど。
話を聞くと,子どもはまだ中学生。
元々やってきているビジネスも,それほど大きな収益を上げ続けている状況でもないようです。
従業員も家族も支えていかなければならない立場にあります。

…それでも,
「ずっとやりたかったこと」
として心の内に秘め続けて年を重ねていくことよりも,
「忙しくなったら,もっと働けばいいだけですから」
と笑いながら,夢に向かっていく在り方は,なんとも粋な姿です。

私自身は,北海道にいつか移住したいという夢を,12年掛けて実現しました。
ただ,そこにどんな困難があったのでしょうか。
決して,仮にも司法書士という資格やスキルは片手間で取れるモノではありません。
楽だとまではいいません。

けれど。
彼と違って,背負う者もありません。
当時の私は独身。
親もまだ健在で働いており,介護やら何やらで面倒を見なければいけない立場でもありません。
背負うものなく,やりたいことをやっただけの話です。

彼は,たくさんのものを背負いながら,それでも,その背負っているものを言い訳にせず,一歩踏み出したのです。

多くの場合は
「いやいや,うちには従業員がいるから…」

例えば,大●家具の老害会長のように,従業員を自らの妄執を正当化する言い訳にしています。
あそこまで腐りきっていないにしても,万全な経営状態ではないことをいいわけに,新しい,本当にやりたいことをやらない言い訳に「従業員が」「妻やこどもが」という経営者は決して少なくありません。

そんな人達を見てきたからこそ,彼を格好いいと思ったわけです。

さて。
無理矢理コンテンツとして形にしていくことにします。

大塚家●のがん細胞は排除するしかないにしても,新しいこと,本当にやりたいことをやらない言い訳にしてしまう,その本当の原因は何でしょうか。
「妻や子どもを養っていかないと」
「従業員を守って行かないと」

養っていけばいいし,守って行けばいいだけの話です。
ただそれだけです。

では,そんな当たり前のことを,なぜ口にしなければいけないのでしょうか。

よく,
「酔っていない」
という人ほど,酔っているものです。

「妻や子どもを…」
とか
「従業員を…」
ということを「わざわざ口にしなければいけない」時点で,それが十分にできていないことを自白しているのです。
それができているならば「口にする必要は無い」からです。

ということは。
その奥にあるのは,今の目の前のビジネスがきちんと安定的に軌道に乗っていないから,不安に苛まされて,つまらない言い訳をする他ないのです。

ではどうすればいいのか。
安定して売上を上げ続けるための仕組みを学んで実践するしかないのです。
具体的には,マーケティングであり,コピーライティングです。

言い換えると「売るスキル」さえ身につけていれば,「心の平安」を手に入れる事が出来るのです,。