SNSの炎上から身を守るには

SNSの炎上から身を守るには

SNSの炎上から身を守るには
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ネットで、とあるニュースを見かけました。
ある新聞社に対する報道への批判です。
火事の火元を、ある倉庫に断定。
他紙ではその倉庫を「誤報」としてお詫びをしたのに、とある紙面だけは「続報」として一切謝罪をしなかったのです。

その件について、関係者がSNSで抗議。
その抗議のコメントがシェアされ数万件にまで発展。
最終的にその新聞社は謝罪したのだとか。

あるいは。
あるサーファーが、SNSでとある銀行の預金を引き出すようにというメッセージを発信。
というのも、そのサーファーのお気に入りの海近くで、工場プラントが建設され、海を汚染していたからです。
その工場プラントのメインバンクに対し、その銀行口座からお金を引き出すことで抗議する、という意図でした。
最終的にSNSで拡散した結果、その銀行から420億円以上もの金額が引き出され、最終的にその工場プラントは閉鎖に追い込まれたのだとか。

別の例です。
ある若いアイドルが、ガンで死去しました。
生前に、このアイドルの曲をシングルとして発売し、その売上全部治療のためにつかう、という基金ができたのだとか。
ところが、このアイドルは死去し、親族が1円たりともお金が入ってこなかった、とツイート。
芸能事務所側としては、収支が確定次第支払うつもりだったとのコメントでした。

人から聞いた話ですが「6次のつながり」と呼ばれるものがあります。
人と人とのつながりが6回連なること。
「◯☓という人知りませんか?」
と知り合いに呼びかけ、その知り合いの知り合いを通じて…とやっていけば、6回のつながりで、この地球上全ての人とつながることができる、と言われているのだそうです。

今の時代はSNSの台頭によって、この「6次のつながり」が「4次のつながり」に短縮された、とも言われています。

そうなると怖いのが、無意味な炎上です。
「そんなつもりはなかった」
のに、恣意的な書き込みがSNS上でされ、さらにそれが拡散してしまうこと。

今日もFacebookを見ていましたが、ある店側の対応について「批判」する意図を含んだ書き込みがちらほら。

別にその事自体に正しいも悪いもなく、擁護も批判もする意図はありません。

とはいえ、文字だけのやりとりですので、
「どうとでも解釈できる」
もの。

敢えて恣意的に違う意味に解釈「できなくもない」ものです。

一歩間違えると、すぐに火だるまになるのが今のこのSNS全盛時代なのです。

では、どうすれば無意味な炎上を回避できるのでしょうか。

結論から言ってしまうと、不可能です。
「炎上しないように、炎上しないように…」
と思っていたら、ありとあらゆる行動が制限されます。
全てのコミュニケーションを100%誤解なきようにするのは不可能であることは言うまでもありません。
残念ながら、今の時代は些細な誤解が炎上になるというだけなのです。

炎上を回避することができないのであれば、やることはただひとつ。
炎上によるダメージをより軽減するために何ができるのか。

一つの解決策があります。
某高級寿司店の話です。
とあるタブロイド紙が、とある高級寿司店の対応悪意に満ちた記事で貶めました。
その結果どうなったでしょうか。
この高級寿司店の対応の背景にある、その対応をせざるを得ない事情を、別の方が拡散したのです。
最終的に、この高級寿司店が擁護されたかどうかは、私もわかりません。
ただ、少なくとも私や、この話題で一緒に話をした数人の友人知人は
「あのタブロイド紙は酷いよね」
となりました。
すなわち、
「高級寿司店の対応」
を非難することにはなりませんでした。

ダブロイド紙が、まさに「ペンを凶器」として高級寿司店を攻撃したところ、SNSで反撃を食らったのです。
今の時代は、一般人でもSNSという力を以って、タブロイド紙と戦えるようになったのです。

その背景にあったのが、一部の真摯な、この御店のファンです。
つまり、この高級寿司店が日頃から誠実な商売をしていたから、この真摯なファンが、代わりに戦ったのです。店側がいいたことを全て代弁してくれたのです。

他力本願的な話でイヤなのですが。
本当に真摯な対応をしてさえいれば、ファンが無意味な炎上から守ってくれるのです。

ファンに頼る、という発想を前提にしているのではありません。
日頃から、ファンのことを大切にし、
「かけがえのない」
存在であれば、ファンはあなたのことを守ってくれます。

なぜなら、あなたが傷ついて、商売ができなくなった時に一番困るのは、あなたを本当に必要としているファンだからです。

どれだけ
「あなたがいなくなったらほんとうに困る」
と思ってもらえるか。

これが、遠くて近い炎上対策ではないでしょうか。

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