広告で注目を集めるもう一つの方法

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今日は,実に気の進まない話を書きます。
なぜなら,上手く書ける自信がないからです。締め切り効果と勢いで書き切りますが…どんな内容になるかは,今この瞬間は未知数です。支離滅裂で,内容が崩壊していたら…
「まあ,こんな日もある」
とご容赦下さい。

さて。
昨日は,広告を「見てもらう」為のちょっとしたテクニックを紹介しました。
今日は同じく「広告を見てもらう」為の,超高度な話をします。
あまりに難しすぎて,自分で書ききれる自信がないことです。

そもそも,コピーライティングは,ある意味
「法律文書」
に似ています。

例えば,
(1)依頼者に法律相談を実施して,どんな手続が必要かを判断する
(2)その手続に必要な書類は,どんなものかを選択する
(3)書式集などを参照しながら,必要な書類を書き上げる
という感じです。

コピーライティングでは,
(1)顧客にインタビューしてリサーチする
(2)リサーチ結果を元に,コピーの方向性を検討する
(3)過去の上手く行った広告集(いわゆるスワイプファイル)を参照しながらコピーを書き上げる
という感じです。

ある意味,実によく似ています。

私は法律の仕事について,10年以上経ちますが,未だかつて一度たりとも自分がこの仕事に向いていると思ったことはありません。
むしろ,向いていない,ということはしょっちゅうあります。
それでも,この仕事で10年以上続くのは「生まれ持った才能」という特殊スキルが要求されないからです。
誰でも,努力すれば身につくレベルの能力で処理できるから,私ですらこの仕事が務まるのです。

余談ですが,私が司法書士をやっているのは,サラリーマンにならないためにどうしたらいいのか,という手段です。職業に貴賎なしとは言うものの,父親を見ていて,「サラリーマンになるくらいだったら死んだほうがマシ」だと思い,資格を取って独立開業しました。
サラリーマンでさえなければ,別に何の仕事でも良かったのです。
だから,司法書士の仕事は,別に好きでも嫌いでもないので,何となく続けています。

話を戻します。
この法律文書作成と同じように,「生まれ持った才能」という特殊スキルがないので,セールスコピー制作も,なんとかできています。
もちろん,法律文書とセールスコピーとでは,難易度は別次元です。
セールスコピーの方が10倍以上は難しいとは思っています。
それでも,努力すれば身につくスキルなので,何とかやっています。

それでも…今日のテーマは,別次元の話です。

かの発明王トーマス・エジソンの,物議を醸した名言
「天才とはと1%のひらめきと99%の努力である」
というものがあります。

1%のひらめきがなければ,99%の努力が無駄に終わる…そんな意味合いのようです。
あるいは,1%のひらめきを得るために99%の努力が必要,と解釈している人もいます。

いずれにしても,この「1%」の部類に入る話です。

おそらく,コピーライティングにおける,難易度最高峰のコンセプト。
それが
「ビッグアイディア」
です。

ビッグアイディアとは,これまで言い古されて飽々しているようなことを,新鮮で面白おかしく伝えるためのメッセージをいいます。

「広告の父」と賞賛されるデビッド・オグルヴィの名言の一つに,
「優れたビッグ・アイディアがない広告は,夜の闇に通り過ぎていく一艘の船のようなもの」
というものがあります。

ちょっと想像してみて下さい。
夜の真っ暗な海を,船が通り過ぎていったとして…それに気付くでしょうか。
ド派手な豪華客船ならば燦々としていて気づくかもしれませんが,そんな船はめったにありません。
ほとんど気付かないでしょう。
気づいたとしても,いちいち意識することもないでしょう。

今日の冒頭の画像に,船が写っていることにあなたは気がついたでしょうか。
気がついたとして,それだけ意識に残ったでしょうか。

こんな感じの「目立たない」広告では…見てもらうこともできなければ,記憶に残ることもありません。

逆に,ビッグアイディアがあれば,見てもらえるし,記憶に残すこともできるのです。

このビッグアイディアは…ある意味「ひらめき」のようなものなので,なかなか思い浮かぶものではありません。
いわゆる,スワイプファイルと呼ばれる,過去に大成功したコピー集は,このビッグアイディアが収集されている,と言ってもいいでしょう。

それくらい,ビッグアイディアは難しく,ひらめくのも難しいものです。
そこで,今日は1つだけ,手がかりを紹介して終わります。

それは,まず
「誰もが当たり前のように思っていること」
を明確にします。
そして,その
「反対」
を言えばいいのです。

例えば,
「◯◯日で売上が〜」
というありふれた広告があります。このメッセージは,短期間にドカンと儲かる系の話です。
多くの人は…こんな広告ばかりを見ていてうんざりしており,
「ああ,またコレ系ね」
と思ってしまいます。

だからこそ,これをひっくり返した,有名なコピーの一つが,
「GET RICH SLOW(ゆっくり金持ちになろう)」
というものがあります。

私のスワイプファイルには,この見出し(ヘッドライン,キャッチコピー)しか載っていないないので,どんな本文なのかはわかりません。
ですが,「すぐに儲かる」ばかりの話の中で,この広告は目を引いたことでしょう。

ということで,今日はビッグアイディアについて紹介しました。
ビッグアイディアの本当の価値は,まだまだ他にもあるのですが,難易度が高すぎて私が上手く解説できないので,コレくらいにしておきます。

あなたがよりアップスタッツな明日になりますように。
セールスコピーライター 飯山陽平

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